もし、親業を知ってたら、仕事をやめなかったかも
子育てに必要な母性と父性
7月下旬の、ちょうど一か月前に開講した、親業訓練講座水曜日午後クラスの第4回目のレッスンが終わりました。
お盆休みを挟んでの、3週間ぶりの講座だったので、みなさんは「お久しぶり~」からのスタート。ちょっと時間が空いちゃったから、メソッドへの意識も遠のきがち(笑)ですが、ええ、大丈夫ですよ。それもまた「学び」です(笑)
そしてそして、ああ、待ちに待った第4回目!!←それ程、待ちわびたのは、今回から、親がモヤモヤした時の対処法や、子どもへの言い方、伝え方に入っていくからです。
今回参加されている方も、高校生以上の子どものお母さん。
今まで長年、悩み抜いてきた「子どもの行動が受け入れられない時の対処法」を学ぶのですから、ドキドキと期待も感じる第4回目なのです。
高校生の子どもに、例えば勉強やスマホ、生活の様子全般について、気になる事を何と言っていくといいか?
ここは、一筋縄ではいかないのは、わかりきってること。ですが、安心してください!(←古い?)この、一筋縄ではいかない思春期の親子関係も、本気で改善するために、あきらめず切り込んでいく方法をお伝えしますね~
子どものやっていることが許せない時、
親はどうしたらいいのか?
放っておくしかないんじゃないの?
だって影響もないし、、、
子どもの問題だし、
親には関係ないし、
でも、それで本当にいいのかな????
頑張ったら放っておけるけど、、、
などなど、今回も溢れる想いがいっぱい出てきましたね。うんうん、色んな感情が湧き起こるね。
その中には、自分の気持ちや本心もありますが、「~でなければならない」みたいな、ある種の母親としての正義感?強迫観念?、、、うーん、よくわからないけど、そんな「~せねばならない」のような気持ちもある事に気づいていきます。
で、で、
皆さんの中の「~であるべし」の「思い込み」にも触れながら、今の状態をどのように「親業のメソッド」に落とし込んでいくのか?ここをシンプルに順番にレクチャーしていくのです。
スマホや勉強は子どもの問題だから、ほっておくべし?
一日中スマホやってる~
ってことです。
講座では、この悩みは自分だけが悩んでいたわけでなくて、皆さんも同じようなことで悩んでいるんだと思うと、とりあえずホッとするみたいです(笑)。「ああ、こんなに悩んでいるのはウチだけかと思いましたが、なんか安心しました」と。これも毎回聞くセリフ(笑)
そして、そして、そこからの「メソッドへの落とし込み」となります。
親業訓練は、メソッドに落とし込む過程で親としての気持ちが少しずつ確実に整理されていきます。受講生の方同士で学んでいく過程を経験することが、親の主体的な学びとなります。
子どもへの声掛けは、その場しのぎの言い方ではスルーされるだけです。根本解決のためには、とにかく、自分の中にあるもので、考えて行かなくちゃならないのです。私も、そのプロセスを大切にしています。
が、
もちろん、伝え方を知ったとて、そんなに一足飛びにスマホ問題は解決されるはずもありませんし、引き続き、気持ちはグラングランと揺れ動くことも多いのです。
親業訓練では「~であるべし」例えば「スマホ問題はもう子どもの問題として受け入れてあげましょう」とか「親としての基準」がありません。
まず、ここで揺れますよね(-_-;)
戸惑いはあって当然ですし、心がついていかない事もあるかもしれませんが、その戸惑いを受け止める私がいるわけで(笑)安心してくださいね(笑)
それぞれの家庭環境や親の考えや、価値観、周りの家族の状況、なんなら気分によっても、変わっていく私たち。
いや、でもね、親も一人の人間なんですから、コロコロ感情が変わるなんて、当然じゃないですかっ!
その、変わりゆく状況の中で、愛があるからこそ思い悩む自分を大切に感じながら、子どもに何を望み、何をどう伝えていくのか?ここをやっていかなくちゃ、思春期の生意気な息子にとても太刀打ちできませんからね。
そのために、愛を伝える「道具」を使っていきましょう。
自分で判断できるようになる為のメソッドです。
親が学び、自分と子どもとどちらも大切にしながら、愛を届けられる人へ成長することを、あきらめないでやっていきましょう!
それにしても、自分のやり方を変えるって、本当にしんどいことやな。本気で、真摯に、向き合っているからこそ、講座では受講生の方が感じる「違和感」もバンバン炸裂することがあります。ええ、これで良いのです。
違和感とは伸びしろですからね。
期間中はしっかりと指導していきますので、どうぞ、安心して揺れて下さい(笑)。
学びが深まるたびに、どんどん親子のフェーズが変わっていきます。
学びを伴走いたしますね。
]]>心を育て、
心を磨く。
甘いだけの子育ては、私はイヤだな、って思っていました。
子どもを王様にしたくない。
そんなことをしたら、私は子どもを愛せなくなってしまうやん。。。
そう、直感的に思ったんです。
だって、私は甘やかされて育ってないからね、、、
そして、どちらかというと、子どもは苦手。
いや、すごく苦手。
ジコチュウな人は大の苦手で。
そんな私が、子どもの「ワガママ」を、この先もず~~~~っと、許せる生活を送れるわけないやん(泣)
なので、
そんな「ワガママな人苦手」な私が「親業」を知れて、
ほんとにラッキー♪
親として、何をしていれば大丈夫なのか?最低ラインがわかっていたから、安心して「厳しく」育てられたのです。
勉強
受験
クラブ
朝練
忘れ物
などなど
「ちょっと冷たいんじゃないの?」って思われるんじゃないかなって、自分で思うほどでしたが、(←ナゾの罪悪感を感じて)
ですが、ほとんどすべて「子どもが問題を持っている事だ」として、対処しても大丈夫だったよ。
親として、なんかやってあげなくちゃいけないんじゃないかなって、思う時にも、
よーく考えて、
「問題の所有権」を取り上げずに済んだ。
というか、「サポート役」に徹することができた。
、、、、と思うよ(笑)←実を言うと、それほどカッコいいものではなくちょい疑問が残りますが・・・
まあ、
「サポート役」というほど、大したことはしていないのだけどね、
それでも、
「彼らの邪魔をしない」という、
一番大事なコトは、何とか、果たすことができたんじゃないかなって思う。これだけでも、上出来なのだ~♪
誰の問題なのかわからずに、ごちゃごちゃになって、
彼らの成長させない選択をしていたのを、
まぬがれた・・・
私が思うよりずっと、子どもは「自分の可能性を伸ばす力」を持っていたと、今は心から言えるのです。
人は、子どもの持つ力をかなり過小評価しているのかもしれない、、とさえ、自然に思えるようになりました。
自分の子どもを
別の人格のある、
別の人だと
自覚を持つことが、親としての学びの道。
親として、することは、ただ、別の人としてありのままに受容すること。
子どもにやってあげなければいけない事なんて、何もなくて、やらなくても、大丈夫で、
むしろ、
やることによって、逆効果になる事があるから、
やってあげない事を、やってあげる方が、子どもの育つの為には効果的~~~
って、困っている方にはぜひ教えてあげたい(笑)気分なのです。
約20年間、3人の個性の違う息子へ、何もしない育児は「実験」と「検証」の繰り返しをしてきての結果ですから、私なりの確証。
そしてね、
子どもの話を聞いていることが、私にとっては何よりも本当に楽しかったことなんですよ。
子どもの純粋でやわらかい気持ちに触れながら、
何を見て、
何を考え、
何を学んでいるのか?
そおっと、
そおっと、
彼らの大切な心を傷つけないようにしながら、私だけに見せてもらったのは、愉しすぎる宝物のような時間でした。
ムクムクと、
心が成長する様子が見えた、愉しい時間。
今では
私の癒しは、もう、あまり必要なくて、彼らは自分で自分を完璧に守れて(笑)
私とは今ではそれぞれの考えや経験に刺激をし合える、同志のような存在になりました。
(と思う)
ぶつかっても、ビクともしないと、思い切ってぶつかれるし、そんな、お互いの価値観を交わし合う「激論」ができる関係が、超楽しい♪♪
心は癒され、育ち、磨かれる
幼い子どもの心を大切に守り、育ち、そして磨き上げる「秘訣」をぜひ、あなたにも届けたいです。
上記のような質問をいただきました。
このお母さんは本当に、真面目に子どもに向き合おうとしているんですよね。だからこそ、悩みがいっぱいになるんです〜
子どもの「わがまま」は、以前、私が買ってあげたから?
こうなったのも、私の責任。
でも、それは本当は私の本意ではないんだけどな。。涙
で、買うか?買わないか? どっちにしたらいいか、迷ってしまうのです。相反する2つの気持ちに、どう折り合いを付けたらいいのかわからなくなり、「正解はどっち?」となります。
子どものよりよい成長のためにも「正解」を求めたいからこそ、心の中のモヤモヤがいっぱいになるんですね。
やり方をかえることで必ず感じる「違和感」。
それは、不登校にならないかという恐れから、なるべく子どもがストレスなく毎日を過ごせるようにと、親として、体制を整えてあげる。
ああーーーーーーーー