兄が弟に嫉妬しないのは、自分が愛されている確信があるからです

兄が弟に嫉妬しないのは、自分が愛されている確信があるからです

兄弟を上手に育てるのは、コツがあります。

 

よく巷で言われるのが「真ん中の子って育てるのがムツカシイよね」「真ん中って扱いにくいよね」です。

 

これ、本当に受講生さんからも、よく言われますけど、実際にそうなのかな?

 

我が家に相談に来る人では、圧倒的に長男さんの悩みが多いですよ。(多分、、、まとめたことないけど汗)

 

ちなみに、私は、三人姉弟の真ん中ですよ(夫も真ん中)←どうでもいい?(笑)

  

さて、

今日、たまたま目にした兄弟について書かれた記事に、

兄・姉が、弟・妹を非難する!

許せないと、攻撃することが多い

 というのがありました。

  

これは、つまり「攻撃する」というよりも「羨ましい」という気持ちの表れなのでしょうが、「自分の時は許されなかったことが、弟にはあっさり許されていて、それに腹が立つ!」みたいな内容でした。

  

うんうん、

これは、もちろん、わたし自身にも覚えがあるし、わたしも自分の子育ての中で、親としてどう接したらいいのか、とっても気をつけていました。

  

幸いにも、我が家の三兄弟は、とても仲良しです(一応)。

ケンカも、ほとんどありませんでした(一応)

  

まあ、小さい小競り合いみたいなのは、あったと思いますが、大きな殴り合いとか、ののしり合いとかは、ありませんでした。

 

長男と次男が高校生時代が一番反発してたけど、取っ組み合いはなかったな。

 

でも、まあ、本音はどうなのか?

 

それは、わかりませんからね〜

勝手に思いこんでいるだけ?かもしれません。

 

あ、目の前に長男(当時大学2回生)がいるではないですか!

 

聞いてみよう〜〜〜♪

 

「ねえねえ、弟たちを見て、いいな〜ズルいな〜、甘いなあ〜、オレの時は違うかったし、、って思ったことない?」

 

「ん?ないな。今、甘やかせれてるし。」

 

あら(笑)?そう(笑)?

 

一応、セーフらしい

まあ、これも、サービスかもしれませんけどね。。。

  

心配や不安は本人に確かめてみる

 

こういう一言って、私は伝えるようにしています。

  

長男は、私にとっては3人の息子たちの中では圧倒的に傷つけてきたかな?と思っている人です。

  

親業に出会ったのは、彼が5歳の時。

 

それまでは(それからも)かなり、不安で稚拙な母親でしたからね。

 

もちろん、私なりに必死でやってきたこともあるし、頑張ってきた事がすべてダメでなくプラスに働いたこともあったのは事実だと思うし、それは否定しないのですが、

  

でも、本人がどう思っているかは、別の問題です。

 

彼の表情や態度を見ていると、今、とりたててて問題がないのはわかりますが、

 

それでも、ちょっと、気になった時、

どっちでもいいんだけどちょっと気になる時、

聞いてみようかなあ?聞かないでおこうかな?って時、、、、、

 

(←かなりめんどうくさく考える方)

 

どうするか?

 

これはね、、、、、

私の場合、相手がイヤな気にならなければ、聞くことにしています。

 

判断基準は、彼がイヤな気になるか?です。

 

 「ねえねえ、弟たちを見て、いいな〜ズルいな〜、甘いなあ〜、オレの時は違うかったし、、って思ったことない?」

 

 いきなり、母親がこんなことを言ってきた時、、、

  

「え?何やねん、いまさら??」

って、ヘンなおばはん扱いされて、思い切り引かれる可能性はです。ても、それは一向にかまわないんだけど「こんなこと聞かれて、イヤな気にならないかな?」とも考えてみます。

 

まあ、

母親にこう言われて、悪い気はせーへんか。

ちょっとは、気にかけたり、後悔してるってことやからな、、、

 

相手の性格にもよりますね。 

 

長男はGOでした!

 

兄弟が完全に平等になる事を目指さない

 

兄弟が完全に「平等」に育つ事は不可能だと思います。

 

ただ「対等」には育てたい。

 

これは、兄弟だけでなく、家族として全員に言える事です。

 

そのためにも、自分の気持ちを正直に感じる事と、それをコトバを発する時に相手の気持ちを考えることを、私はいつも心がけてきました。

 

腹が立つ時も、

イライラするときも、

褒めるときも、

嬉しい時も、

シンドイ時も、

不安な時も、

感激する時も、、です。

 

対等とは、「ありのままの自分」でいながら、「ありのままの相手」を受け入れる事です。

 

今回の様に、子どもたちの気持ちを確かめたかったのは、自分の子育てに自信が無かったから、かもしれないけれど、いつも、子どもたちは、そんな私を素直に受け容れてくれたかな。。

  

ちなみに、

三男に同じことを質問しても、長男とは全く違う対応をされます。

 

「何かガマンしてて、言いたいコトはない?」

 

「お母さん、オレの事、そんな風に見える?そんな事、言わないとわからないの?」

 

こんな風に言われました。

 

これって、イヤなことがある時には「言えてる」っていう話ですね。

 

そして

「わざわざ気持ちを推し量ったり、裏読みをしたりする必要もないよ、安心して!」

「言いたいことが言えない自分と思われたくない」

 

と伝わってきます。

 

(男子って、実はこういう、ネチッコイ話は好きじゃないんですよね)

(でも、それをする私)

 

個性を受け入れながら、誤解を解いて、相手に理解してもらう。

 

、、というわけで、

長男の対応も、三男の対応も、私にとっては嬉しい♪

 

めでたし。めでたし。

 

やったぜ!

 

  兄弟がそれぞれ満たされていると嫉妬する必要がない 

 

兄が、弟を攻撃したり嫉妬するのは、目的があると思います。

 

兄が、弟を攻撃したり嫉妬しないのは、嫉妬する必要がないからです。

  

彼らは満たされています。

 

これは、物質的な満足ではありませんよ。

 

我が家の長男は大学時代、

 

親からの仕送りナシ

テレビもナシ

物質的には不足だらけです。

 

でも、ココロが満たされているから、折り合いがつけられるのです。

 

欲求不満でない。

  

お・と・な

このマインドを育てる事、

子育てをする時、何よりも、狙ってました♪

 

私は、彼らの心を満たすことだけを考えて(それ以外はしないで)子育てをしてきましたよ!

 

親バカ記事にお付き合いくださりありがとうございました。