親子の対立や衝突が増えて、どう対応すればいいのか悩んでいませんか?
思春期になると、勉強・スマホ・生活リズムなどをめぐって親子の意見がぶつかる場面が急に増えます。ですが、親子の対立や思春期の衝突は避けられません。
親子の対立とは、親と子の欲求や価値観がぶつかり合うことで起きる自然な関係の摩擦です。親子の対立や衝突への正しい対処法を知っているかどうかで、その後の親子関係は大きく変わります。
この記事では、親子の対立を悪化させずに解決するための考え方と、こじらせずに解決するためのWin-Win対話法と具体的な対応ステップをわかりやすく解説します。
1.親子の対立はなぜ思春期に増える?原因と背景を解説
子どもが中学生、高校生になると、親子の衝突、喧嘩、対立が増えてきませんか。
などなど。
親はいつまでも子どもと仲良くしていたいですよね。でも、子どもが次第にいう事を聞かなくなったり、口を閉ざす、反抗的な態度をとるなど、「親子関係」は見直しをせざるを得なくなります。中には親子喧嘩、暴力、罵り合い、部屋にひきこもるなどのケースも…。
こんな時「親としてどう関わってあげると本当に子どもの為になるのか」と途方に暮れますね。
何が起こっているのでしょうか?
親業訓練では、親と子の意見が分かれて「衝突」「対立」が起こっていると考えます。
親子の対立を解決できない本当の理由

親子の対立は「どちらが正しいか」で解決しない
健全な人間関係には、「対立」はつきものです。
人が二人以上いると、別の感情、別の考え方、別の欲求、別の価値観があって当たり前です。ここは、多くの人が納得すると思います。
ですが、これが親子関係となると少しニュアンスが変わってきてしまいます。
「これが正解でしょ?あなたにもわかって欲しいのに、なぜわからないの?」
「どうして、この良さがわからないの?」
他人との間では当たり前に認められる「違い」が、子どもだとなぜかモヤモヤしてしまう…。
自分の愛する息子が、自分とは全く違う思考をもち、真逆の価値観をもつことを、どこまで、許せるか?
結局、母親としての試練や成長って、ここにあったなと感じます。
それを教えてくれたのが「親子の対立時」でした。
どうしても「大切な我が子」だからこそ「自分の正解」を押し付けたくなる「欲」がムラムラ湧き上がってきて、初めてわかる。(←経験済み)
ですが、そのガッカリ感を感じる事こそが、私にとって試練の時であり、リアルな訓練でした。今では、母としての器を広げて成長できた貴重な経験だったと思っています。
私の場合、頭で考えるよりも、日々の対立のバトルを通して「リアルな訓練」を積み重ねていくしかなかったのでしょうね。
2.親子の対立を解決するWin-Win問題解決法とは
対立の解決法が、親子関係の質を決めている
今の親子関係が何となく「しっくりしない」と思うのなら、それは今までの親子間の「対立」「衝突」「喧嘩」の解決法によると言っても過言ではないと思います。
対立は苦手だから避けたいところ。ですが、子育ての問題を完全に予防する事なんてほぼ不可能。繰り返しますが、親子関係の問題は対立が出てきた時にこそ試されます。
「親の介入の線引き」が必要だと思うなら、それも含めて、親と子が対等な立場になりながら、どうしたら親子がもっと納得して解決できるかと話し合う方法を親が実践できるように、親の関わり方を考えていきませんか。
大切な事は、対立を「起こさない事」ではなく、対立が起こった時に「どのように解決をしていくか」なのです。
人間関係を
これは、頭で考えるよりも、実際に体験してみることで、自分の「人間関係の傾向」がハッキリと浮き上がるものかもしれません。
きっと、これからの社会を生きる為には「対立と向き合えるような子どもに育てておく」は不可欠。
お互い「違う人」だという認識の上で、対立を誰も不満が残らないように、解決する経験を積み上げる事。すると、子どもは対立するのが怖くなくなり、対立があって当たり前の状態になります。
このために、先ずは家庭内で、対立時に誰も不満が残らないWinWinの問題解決法をスタンダードにしておきたいです。
子どもとの対立を避けることは、問題を先送りするだけ。親としてどうありたいのか?ということも、しっかりと確認しておきたいものです。
親子の対立が起きたときの具体的な対処法のステップ
親子の対立が起きたときの具体的な対処の方法としては、
親業訓練では、わかりやすい具体的なステップを採用しながら、対立解決のプロセスを体験学習として繰り返し練習します。
親子の対立を解決するために必要な2つの対話スキル
子どもの尊厳も、親の尊厳もどちらも守る。その前提で、どうすれば双方が満足できるかを話し合います。
そのプロセスの中で、お互いが心を通わせ合うことで、真に納得できる「問題解決」となります。
子どもの思慮や、愛情が深くなり、そして、親は子どもの強制する必要がありません。
私は、訓練でこの対話の技能スキルを練習しましたが、まだまだ苦手。
親の中には、学ばなくても、そもそも「対等で健全な人間関係」の技能スキルを自然に身につけている人もいるようです。
きっと、家庭環境や、養育環境の中で自然に身につけてるのでしょうね。
3.まとめ:対立に負けない親子関係が未来をつくる
親子の対立を解決するために大切なことは
対話のスキルは親業訓練講座で学ぶことができます。必要なスキルを手にして、親子の対立や葛藤にしっかりと向き合うと、そこから親子の“育ち合い”が始まっていきます。
何でも親の意見を聞いてくる「指示待ち」「従順な子ども」にしないで、対立を恐れない強いメンタルを育てていきたいですね。
私は、自分や親業訓練の現場で実際に親子の対立解決をサポートしてきた経験から、親子関係はいつからでも変えられると確信しています。
対等な人間関係を、先ずは親子関係から作っていきたいのです。