子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 受講の感想
  2. 高校1年生
  3. 成績が落ちても「次から頑張る」と言うだけだったのが、友人関係を損なわない言い方をするように

成績が落ちても「次から頑張る」と言うだけだったのが、友人関係を損なわない言い方をするように

Mさん 高1 対立を避けるために自分の本音を隠してきた

成績が落ちても「次から頑張る」と言うだけだったのが、友人関係を損なわない言い方をするように
Mさんは、元々子育て支援をされている方でした。おかん塾の子育てに共感されて、WEBセミナーを受講され、その後親業訓練講座を受講されました。

(WEBセミナーの感想)
セミナーを聞いたり、先生のブログを拝見していると、内外の一致の大切さ、を改めて感じます。先生の文面を読んでいると、伝えたいことがストレートにこちらの懐に入ってきて、普段からそういうコミュニケーションを実践されている方だから、人の心を動かす記事をかかれるのなと感動しました。(中略)


共感も表面的にやっていると伝わりませんね。自分の気持ちを感情的にぶつけるのは避けたいですが、かといって中途半端に遠慮すると子どもには伝わりません…


セミナーを受講して数日後ですが、こんな展開がありました。


次男が小5で本人の希望で中学受験塾に通っているのですが、昨秋から、塾の宿題をだらだらやるようになりどんどん成績が落ちています。


主人は息子のテスト直しをしている時、成績が悪くても叱らず、「練習さえすればもっとできる。」と励ましています。一般的なお父さんからすると寛容な方だと思います。


私は、普段次男がやる気をなくしている時はしばらく様子をみから、

→「何か困ってる?」

→「別に。」

→「勉強する気がおきにくい?」

→「うん。」

→「どうしたらやる気がでるかな?」

→「少し自転車乗って気分転換に行ってくる。帰ったら集中してする。」

→「帰ってきてから、勉強やろうと思ったらどうしておいたらいい?」

→「用意?」

→「そう。机に帰ってきたらやる教材やリストだしておくとすぐにできていいと思う。」

→「わかった。」


というような感じで、子どもが自ら勉強をやる気になるまで見守ってきましたが、一向に態度が変わりません。一言て言うと、受験を舐めている。本人も今のままでは通らないと言っています。


だらけるたびに、口では「次から頑張る」というのですが実行が伴わず、先日思い切って「お母さんはあなたが〇〇してくれなくて困っている。」と思いの丈をぶつけてみたら、これまでのように口ごたえをせず、少し、悪いなと感じている顔でだまっていました。


これまでは私の気持ちが伝わっていなかったのかも、内的外的一致がなかったから届かなかったのかも、と思った瞬間でした。

私は幼少期、対立を避けるために自分の本音を隠してきたので、まだその傾向が抜けず、今回こうしてぶっちゃけで本音を言えてとても気持ち良かったです。セミナーの「親も我慢しなくていいんだ」と言う言葉で、我慢していた気持ちに気づくことができました。ありがとうございます。


今の課題は子どもの自己規律心を育てることです。長男は受験で自己規律心が高まり、今はかなり主体的な子になりました。きっと次男もそう育ってくれると思っています。

やりたくなくてもやる、やりたくてもやらない心、勉強で試されますね…家では、自由と責任はセット、自分で選んだことには責任をもつようにさせてますが、なかなかうまくいきません。


自己規律は、本当にやりたいことがあって、親から信頼されれば、その目標を叶えるために自然と育ってくると考えていたのですが、これがうまくいかないのは、私達は信頼して待っているつもりだけど、もしかしたら不安やプレッシャーを与えているのか、要領よく生きてきたタイプなので、育つのに時間がかかるのかと試行錯誤中です。


まだまだもがきながらの子育てですが、前向きにとらえ、この経験を仕事にも活かせるようにしていきたいと思います。


またまた長くなりましたが、ご報告させて頂きます。繰り返し、セミナーを聴いて腑に落として行きたいと思います。

ありがとうございました。


親業訓練一般講座を受講してた後も、感想メールを頂きました。

こちらは、計24時間の訓練を受けた後で、またまた親業の理解が深まったようでした。

専門家目線でいろいろ書いて下さり、嬉しい~

コロナ禍でしたが、本当によくいらしてくださいました。ありがとうございました。

浦入先生 

遅くなりましたが講座の感想を書かせて頂きました。

終わった直後でなく、数日間でも家庭で親業を味わってみてから書きたいと思っていました。

 

親業の一番すばらしいところは、ネーミングにもあるように「訓練」だと思います。


親子関係を改善する方法はたくさんあって、多くは話を聴いたりワークをしたりして認知を変えることが多いと思うのですが、親業ではだれもが即実践できるコミュニケーションスキルを整えることで、思考も関わり方もあり方も変えていくという実践的なスタイルで、ロールプレイなど訓練を通して、自分がコミュニケーションを行う上でできていないところがその場ですぐにわかるのがすごいと思いました。

 

自分が発した言葉を先生や他の受講生の方々が聞いてくださって、その反応を感じたり、フィードバックをもらうことで、ウソ偽りのない今の自分を見る事ができました。

 

オンラインではできないと仰っていた理由がよくわかりました!

 

言葉を変えると思考が変わるので言葉を変えていくことの意味はとても大きいですね。

 

ということは、言葉を変えたいけれど、なかなか変えられないで苦しい時は、無意識にある頑なな思考と向き合うチャンスだと思うので、12の障害を言いたくなるときこそ、学びと気づきのチャンスなんだろうなと思っています。

 

私の場合は心や脳のことをいくらかは学んでいて理解している部分もありましたが、まだ理解したりないことや、わかっていても実践できていないことが認識でき、課題が見えありがたかったです。


そして、受講生がそれぞれのレベルで自分で気付き、変わっていくことを浦入先生は尊重されていて、そういったところにも親業の素晴らしさを感じました。

 

親業を受けている期間は、今まで自分が学んだことや経験したことがもつれあったり、自分の素直な感情を表すのが怖い気持ちがまだ多く残っていることに気付いて、途中セラピーを受けてインナーチャイルドを癒しにいったりもしたのですが、ここ数日、今までのことと親業が混然一体となって腑に落ちてから、自分を表現していくのが自然にできるようになってきました。

 

子どもの問題は親の無意識の投影といわれますが、今回の講座を通して、子どもの自己主張の強さに問題を感じてしまっていたのは、自分が素直な感情を伝えられていなかった苦しさからきていることに気付けたのが大きな収穫でした。

 

そして先日、子どもがクラスメートの行動で迷惑をしていて困っているというので、アクティブリスニングで聞いたあと、ゴードン先生のコミュニケーション方法を紹介してみました。

 

今まで、学校で先生の指示に従わない子を見ると注意したくなり、ついでに余計なこともいって逆恨みされることも時々あったのですが、自分が何かをされて嫌なことがあった時はアイメッセージで伝え、相手を否定、非難したりしない方法ならうまく伝わるかもといったところ、速攻実践してきて、相手の行動はかわらなかったけど、相手から恨まれずに済んだそうです。

 

子どもは吸収が早いです!

 

子どもがゴードンメソッドしてくれたら、親も楽ですし、じゃんじゃん奨励していきたいと思います。そのためには親がモデルになるのが早いですね(笑)まだまだ失敗モデルが多いですが・・

 

4日間にわたり、一言一言に耳を傾けて導いて下さって本当にありがとうございました。 

親子関係だけでなく、色々これから改革していきたいと思っています!お世話になりました。

 


こちらこそ、たくさんの感想をありがとうございました。
その後、復習会でも顔を見せてくださいました。これからもゴードンメソッドの教えがきっとお役に立っているだろう、、、と自負していますよ。

また、何かでご一緒できる機会があると嬉しいです。
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