Sさんは、実は以前に一度親業を学んでいて、それからしばらくたった今、2回目の受講を希望されていました。
子どもは3人で、それぞれが個性的。その後、二男さんが思春期にさしかかり、徐々に会話が出来ないようになっていきました。
明るく社交的な長男さんとのギャップも感じて、親としての関わり方に困っておられました。
息子との関わりがギクシャクしてから半年たちます。
会話も出来ず(無視されている)
先が見えない状況です。
それに、伴い、兄弟、家族間も嫌な空気が漂ってます。
なんとかしたくて、こちらにたどり着きました。
その後、講座を継続講座を受講された後の感想です。
浦入 先生
こんにちは。ずいぶん遅くなりましたが、「自己実現の講座」ありがとうございました。感想を、と言うことでずっとずっと考えてました。
「親業」から始まって私の中で、他人を変えることはできない。自分を変えるしかない。と思い参加した講座でした。私は、親というものは子どもが一番。自分のことはさておいて子どもが優先!私だけかしら?私はそうでした。
なので、子ども中心。子どもの幸せが私の幸せ。
自分がどうしたら、嬉しいか、楽しいか、幸せなのかなんて全く考えずでした。
講座でも申しましたが、子どもの幸せに乗っかっていた。というのは良い言い方で、依存していたのでしょうね。
この講座に参加した月日はやっと自分に向き合えた日々でした。
自分がしたいことは何だろう?
今まで考えた事もなかったので新鮮でした。
けれど、今までした事がないので自分のことなのにわかりませんでした。
講座をご一緒させて頂いた仲間のおかげでその仲間の発言を聞くことで自分との向き合い方もわかってきました。まだ、現在進行形です。
親業の方も、すぐ忘れてしまいます〓
けれど、子どもに神経ばかり尖らすより自分に向けるということを知ったいま、相乗効果で、私も家族も楽しい毎日が訪れるような気がしています。
本当にありがとうございました。又、会いに参ります。
私たち母親は、いつも自分の事よりも子どもの幸せを願っているもの。Sさんも、本当に神経をすり減らしておられたようでした。だけど、親の強い愛情が、時には子どもを苦しめていることがあるものです。
実はこれが子育てが上手くいかなくなる最大の原因だと、親業のゴードン博士は言っています。
このカラクリがわかると、子育ては一変します~
だけど、そうは言っても、一番に手強いのは、私たちの中にある「思考のクセ」です。「思考のクセ」は、もう、疑いようもない程の「当たり前」「常識」となっていることが多く、もう、無意識でそう考えちゃってるので、一人で気づくことは、なかなかムズカシイのです・・・
この「思考のクセ」を変えていくには、納得できる考え方・理論と、あなたを映し、一緒に励まし合って学び合える同志があると最強ですね!
ものすごく繊細な息子さんへ、ご自身も丁寧にかかわりながらも、数々の気づきを得た時間でした。
長い長いトンネルのような母親業でしたが、すこしずつ明るさを取り戻していかれましたね。
自分に集中するうちに、子どもさんとの関係も自然に整っていかれたようでした。
軽やかに、ガラリと思考が変わっていった様子に、参加しているメンバーの皆さんが気づいていましたね。
もちろん、ご自分でも感じていたと思います。
出会ってくださり、ありがとうございました。