子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 受講の感想
  2. 中学1年生
  3. 長男自律神経の不調、次男不登校、三男やけくその王様だったのが「なんで俺の気持ちが分かるん?」と言いながらさっと決めるまでに

長男自律神経の不調、次男不登校、三男やけくその王様だったのが「なんで俺の気持ちが分かるん?」と言いながらさっと決めるまでに

Rさん 小3小5息子、不登校、体調不良と数々の不定愁訴

長男自律神経の不調、次男不登校、三男やけくその王様だったのが「なんで俺の気持ちが分かるん?」と言いながらさっと決めるまでに

受講前

いきなりですが、子育てに悩んでいます。

我が家は浦入さまと同じく、2才違いの3人の息子がいまして、今、12才(中1)、10才(小5)、8才(小2)です。

次男が2年前、小3の6月から不登校になり、長男も2年前、小5の11月から疲れたと体調不良を訴えだし、自律神経をやられ、数々の不定愁訴を訴えました。

なんとかしたいと、〇〇トレーニングというものを始めました。

不登校業界?では、好きなことをさせて待ちましょう、学校だけが全てじゃない、が主流な中、このトレーニングでは、親が子供の良さを見つけて、それを伝え、子供の自信を溜めて、動くのを待ちます。子供を変えるのではなく、親のあり方を変えるのです。

そのトレーニングをすることで変われたところもあるのですが、表面的に変わっただけで、根本が変われていないと感じることも多々あります。

子供の不登校具合はというと、次男は現在、朝から行けない日もあり、入れない授業もありますが、毎日、登校はしています。長男は疲れて月1くらい休みますが、なんとか登校できており、疲れやすいですが、だいぶ不定愁訴はなくなっています。

でも何か足りない!と感じています。

ネット検索していたら、同じトレーニングしていた方のブログがあり、その方が親業も子育ての主軸にしていると書かれていて、初めて聞く親業というものに惹かれました。こちらでないのかなとキーワードを入れて調べると浦入さまのブログに辿り着きました。

まだ読み始めたばかりでたくさんは読めていないのですが、子供たちがもっと小さい時に私が感じていた思いを浦入さまもされていて、とても親近感が湧き、でもそこから浦入さまは親業に出会っていて、子育てを楽しまれているのですが、私は・・・です。

浦入さまにお会いしてみたい!親業を学んでみたい!という気持ちです。



受講中も熱心に関わってこられて、たくさんメールもいただきました。

(受講中にいただいた感想)

浦入先生、今日もありがとうございました。

講座で学んだことを家でできるだけ実践するように心掛けていますが、なんだか楽しいです。

 いつも帰り道に皆さんとお話しながら帰るのですが、皆さんのお子さんは年齢が高いせいか、会話をする機会があまりなくてなかなか難しいと聞きました。

 

やはり年齢が下の子の方が機会も多いと言ってました。

その意味で、私ももっと子供が小さい頃に親業に出会いたかったと思いながらも、まだ子供が「お母さん、聞いて!聞いて!」と話してくるので、その意味では練習しやすい環境で、ありがたいなと思います。

 

講座は自動車の教習所のように思ってます。

数十年をかけて今の私があるので、一気にその癖は治らないと思いますが、習って、自主練して、親子関係が良くなっていくといいなぁと思います。

 

私は子どもが大きくなった時、生きやすく、幸せを感じる心を持ってほしい。しなやかに、たくましく生きる力を持ってほしい。他者の痛みが分かる心を持ってほしい、という願いを持っています。

親業はそれに一番近づけそうな気がしています。


私は、他の親教育についてのトレーニングも受けました。

その時、「悪いところばかりをつまみ出して矯正しようとし、良いところはあんまり言ってない自分」に気付けたことは良かったのですが、

・自分の感情に近い言葉をチョイスできない違和感、

・良いところをとにかく見つけようとして、自分がどう思っているのか、なんだかよく分からなくなる、

・子どもと対等に争ってないで、親になりなさい、といった「親たるもの」というのが、時に苦しくなっていました。

 

 うまくいっている人も多いので、きっと私がちゃんと本質を掴めていないのだとは思いますが。 

でも、その時に私が引っかかっていたことが、親業にはないので、納得しやすいです。

 その時に学んだことや、本を繰り返し読む癖がついたのは、今の学びに役立っています。


受講終了後に頂いた感想はこちらです。
 

親業訓練講座全4回、お世話になりました。本当にありがとうございました。


まだまだほとんど身についていない私ですが、本で読んでいるより、生の声、ロールプレイは理解しやすいです。


(中略)

 

私もちこ先生と同じように、子供がもっと小さい時、良い子育てを目指して、育児書ジプシーをしていました。そして書いていることが違う!私いったいどうしたらいいの?となり、出会ったのが浜文子さんって方の本でした。「あなたのままで母を生きればいい。違う誰かにならなくていい。ありのままのあなたで子供にぶつかればいい。」という内容で、私はホッとして育児書ジプシーが終わったんです。

 

でも親業のような具体的な道具はないので、育児は大変だけどこんなもんかと思いながら、子育てをしていたら、長男自律神経の不調、次男不登校、三男やけくその王様というのっぴきならない感じになりました。

 

そして別のトレーニングを受け、学んだこともあったけど、何か違和感を感じたことは前回メールで書いたとおりです。

 

毎日のバトルにとても疲れていた三男王様問題。昨日もお話ししましたが、三男とても落ち着いてきました。旦那は「やっぱ学年が上がると成長するんやねー♪」の一言で片付けてしまいましたが、私は密かにこのたどたどしい能動的な聞き方とわたしメッセージが効いているんじゃないかと思っています。

 

三男がワーワー言い出し、手が付けられない感じになるのは、感情をうまく言葉にできなかったからだと思います。そして感情を言っても、たいてい私が「そんなわがままいかん」と怒る。

 

すると何か言うとまた否定されるんじゃないだろうかと思い言えない。私からすると何が言いたいのか分からず、わめきちらす三男にイライラ。それで怒鳴り、力で押さえつける。三男、思いっきり反抗してくる。

 

それか、わめかれるのが嫌で周りが合わせる。するとこちらの感情がないかのように、自分の主張ばかり。周りは不満がたまる。

 

第一法、第二法だらけでした。

 

三男と会話する時は能動的な聞き方を頑張ってみました。 三男の主張が困る時は、あなたの気持ちは分かったけど、それだと「お母さん困る」とか「お母さんは嫌」とかわたしメッセージで伝えることを、意識しました。全部はできなかったですが、意識しました。

 

ついつい「今○○と思ってる?」「今○○なの?」と捜査一課の刑事!?のように尋問している自分に気付き、「今○○と思ってる?のね」「今○○なの?ね」と言い直したりして、日本語覚え立ての外人みたいなたどたどしさを醸しまくってます。

 

わたしメッセージも行動が批難がましさを意識しすぎたらよく分からなくなったり、影響がうまく言えなかったりしています。なんせぱっと言葉が出てこないです。

 

感情部分も「困る」しか言ってないような・・・。

 

不登校は今朝も子供とやりとりしましたが、親業をどう落とし込むのかがいまいちまだ分かっていません。能動的な聞き方ばかりしましたがそれだけでいいのか?まだまだわからないことだらけです。


親業の基本をすべて教えていただいて、もう少し距離が近ければ、個別相談でお聞きしたいのです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

智子先生、おはようございます。

今朝も次男に能動的な聞き方をしました。

そしたら次男、気持ちがすっきりしたのか「ところで話は変わるけどドラゴンボールな・・・」とドラゴンボールの話に切り替わりました。


「え?変わりすぎ(笑)」と思いながら、ドラゴンボールの話、聞いていました。


次男は昨夜寝る前に、長男から「お前、黙れ!」と怒られて、俺はもう言葉を発したらいけないと思って黙っていたこと(昨夜から私と話すまで口を閉ざしていたそうです)、黙れと怒鳴ったくせに「どうして怒ってるん?」とご機嫌を取るような言い方をされたことにむかついたこと、今朝三男を起こしたら、背中を叩かれて嫌だったこと、私は聞きながら、次男の心を言葉にして返しただけだったのですが、勝手に自分で気持ちを切り替えていました。なぐさめ不要なんですね。


不登校での「今日は学校どうするか?」の時も、もじもじしていて動かない時、でも私にもあまり時間がない時(仕事に行くため)、今こういう気持ちなのかなとアテレコをすると、


「なんで俺の気持ちが分かるん?」と言いながら、その後はどうするかをさっと決めてくれるので助かります。


能動的な聞き方、すごいですね!

親業すごいなぁ!と感じることが多く、理論もとても納得できて「こんな素晴らしいもの、知らないなんてもったいない!」という思いから、親しい友達にラインで力説したら、


「すごーい!勉強熱心だね。なんだか難しいそうなこと習ってるね。お互い子育て大変だね。でも頑張ろうね!」なんて返事が・・・。


つ、伝わらない。自分の伝える力のなさにがっかりです(笑)

智子先生のブログがたくさんの人に届くといいなと思いました。



おっ能動的な聞き方もスッカリ板についてきたようですね〜


そして、その凄さも!!!!

ホンマに、ゴードン博士が「会話の奇跡」と言われるだけあって、これができるとミラクルが続出!なんです。


そして、「こんなに素晴らしいモノ知らないなんてもったいない!」なんて、目の前にいたら、握手を求めて、熱く包容をしたい気持ちです(笑)


伝わらないのもどかしさも、、、、うんうん、こんなにいいものを伝えられないなんて、ガッカリ〜

そうそう〜〜なんで????って。

知っているからこそ感じるもどかしさ。痛いほど「同感」!


こんなミラクル(ではなくて当然なのですが)は、必要としている方、望んでいる方、読んで下さっている方にとってはとても励み&刺激になります!

子どもと気持ちが通い合って、子どもが悪いと思う必要が無くなって、自分がダメだと思うことからも解放されて、子どもが自分で成長する瞬間に立ち会えて、それに貢献できる自分がいて、子育てが楽しくなる嬉しさを激しく(笑)味わえる道を、望んでいる方と一緒に歩んでいけたらなって思ってます。


親業を知っていても、自分のモノにする努力はその方がしなければいけません。親業はただの道具であり、そこに乗せるコトバは、あなたのホンモノのコトバでなければ何の効果もありません。


親業が本当にイイと思える方は、自分で、自分や子どもと向き合う努力をされた方だと思います。日常に落とし込み、意識する努力が要ります。なので、そこは、本当に胸を張っていいと思うとお伝えしたいと思います。

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