浦入先生へ
三ヶ月間色々とお世話になりありがとうございました。
見ていただいた通り九歳の長男はサクサク宿題をするようになりました。第一法では朝まで頑としてやりませんでした。
四歳の次男には、鼻ほじりの件を私の価値観として二人きりの時に話しました。予想ではテーブルにつくのも嫌がるかなと思っていました。でも予想外に、向き合ってすんなり聞く体制になってくれました。
内容はくそ=うんちの意味(朝からすいません)で、ほじったり食べたり汚く感じるから私は嫌なんだ、です。面白かったのは、話している間真顔で黙って聞き、終わるとそのまま何も言わず二階へ行き、しばらく待っていると降りてきて「もう鼻ほじるのやめる!」と宣言したことです。何があったのかわかりませんが、第三法の時のように本人の意思が動いたように感じました。
今まではしたらあかんよ→だって〜(やりたい、楽しい、おいしい等)やもん!でした。
その後はまだ鼻ほじりの現場に遭遇していません。笑
ゴールチェックで振り替えると三ヶ月前に山のように高く感じていた子供の問題は、私自身の問題でした。原因追求に突き進み、問題解決から遠ざかっていました。
その事を感じていながらどうしたらいいのかわからず、とりあえず子供のせいにしていたと思います。
子供達は素晴らしく、素直な、思いやりのある有言実行の子供達です。それも薄々気づきながら、子供なんだから私が管理してあげないといけないと思っていました。
子供達は能力の塊で、それを邪魔しないようにすることで、よりたくさんの可能性が溢れ出す。今は起こった事実として実感できます。
デコボコな私として正直にシンプルに伝える努力の見返りは大きく、子供達は私に対して優しく愛情表現を惜しみません。
でも子供達はきっと前からそうだったんです。
変わりない毎日ですが、私が忘れ去って、また知ったんだと思います。知れてよかったです。そして全てにつながる自己受容の大切さも知りました。
いつか上級講座も受けてみたいと思いました。それまですごく苦手な、自分にも人にも能動的に聞く事と、わたしメッセージで感情を探す練習をしたいと思います。
2ヶ月間あきますが、また引き続き教えていただけることになり感謝です。
今後ともよろしくお願い致します!
親子の距離感、問題はその都度違います。
お互い成長するのですから、代わって当たり前。その時も第3法があるとその都度問題を解決していけます。
問題はなくなるのではありません。
問題があっても、大丈夫な解決法がある、ということです。
今までのあなたの経験は、すべて子育てに活かされていると私は思います。
痛みを知っているからこそ、親業に出会われましたね。
そして、いつも私の目の前で、正直な自分をさらけ出しておられました。
覚悟を感じました。貪欲さも。
強いですよ。とても。
もうね、そのうち、「いるだけ」で、価値のあるおかんだと思えるようになります。
それも、怖いですね(笑)
でもね、いるだけでいいんですよん。おかーちゃんは。