子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
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  3. 癇癪と怒鳴り声の毎日から「子供も嬉しいし私もラクになりました」

癇癪と怒鳴り声の毎日から「子供も嬉しいし私もラクになりました」

Nさん 4歳男子 癇癪とイライラと自己嫌悪の悪循環がとまらない

癇癪と怒鳴り声の毎日から「子供も嬉しいし私もラクになりました」

以前から親業を知っていたNさんは、子どもさんの良いところを伸ばしてあげたいと、「受容」の方針で子育てをされていました。


その半面、子どもがいうことを効かず、自己規制も出来ないタイプで、トラブルも多く抱えていました。


親業は色々な子育てブログラムのパイオニアのような存在。ですが、基本となる原理原則に則りながら「その方のやり方として」学ばなければ、ただのテクニックのようなものになってしまい勝ちです。

Nさんも、親業の考え方についての勘違いが多くありました。まずは心の整理から。そこのところを自分のモノにするまで、真摯に向き合っていらっしゃいました。 

智子先生へ 

先週までの講座では大変お世話になりました。まず、手法以前に能動的な聞き方を意識することで、冷静に相手の問題に向き合う間を取れたことが良かったです。

いつもは、子供が癇癪を起こすとイライラして怒鳴ってしまい、それに反応した子供が更に泣きわめき…と悪循環になってしまっていました。

問題を持った子供に対して感情的になり、いつの間にか自分が問題を持ってしまっているという、どうしようもない状態でした。

 

それが、行動の四角形で誰の問題かを明らかにし、相手の話を聞こう、言葉の向こうの気持ちを感じようとすることで、落ち着いて向き合えるようになりました。それだけで、自分の問題を持ってしまう状況は減り、子供もこころなしか落ち着いたような気がします。

 

また、わたしメッセージに関して、本で読んで自分なりに実践しているつもりでした。でも子供に全く伝わっている感触がなく、「何かが違うんだ」ということまで気付いていました。

あなたメッセージを含む見せかけのわたしメッセージになっているのだろうな、ということにも気付いていました。でも正しい方法が分からず困っていました。

 

いざ、講座でわたしメッセージを作る練習をした時…先生に読み上げて頂いて、めちゃくちゃショックでした(苦笑)

やはりわたしメッセージになっていなかったな、ということにがっかりし、言われた側の気持ちを体験してみて感じた、攻撃的な言葉に傷つきました。

 

これは練習が必要だー!と痛感しました。

 

それと、わたしメッセージは言いっぱなしにするというのが、目からウロコ情報でした。ついつい、すぐに行動を変えて欲しくて何回も言い、だんだん怒り口調になり、それでも変えてもらえず最終的に脅迫して終わり、でした。

 

言いっぱなし難しいですが、思い出したら出そうな言葉を飲み込んでいます(笑)

 

「やってあげたくなったらやったらいい」という方針?には随分心が楽になりました。つい、強く言ってしまった手前、後にひけず意地を張ってしまうことがよくあったのですが、途中でも気が変わったら子供の要望を受け入れてあげられるようになり、子供も嬉しいし、私も楽になりました。

 

最後に、それぞれ悩みの内容は違えど、同じように子供達と良い関係を築きたいと考えて試行錯誤している方々と出会えたことも嬉しく、励みになりました。

 

感じることや学びが多く、なかなか上手くまとめられず長々と書いてしまいました。


学んだことをたくさん練習して、自分のものにし、子供と楽しく関われるように頑張りたいと思います!それではまた、次回お会い出来るのを楽しみにしています。

 

講座後も継続してフォローをしていました。
幼稚園でトラブルが多く、とても辟易していた様子。でも子どもに「規制」することは大きな抵抗があったようで、受容、非受容を確認する工程を繰り返していきました。
 

今日はフィードバックに参加出来て、忘れかけていたことを思い出したり、皆さんのお話を聞けて良かったです。自分の偽りの受容に関しても再認識しました(^^;

どうしていいものかまだ分からずですが…受容出来る自分になりたい、と願っていることにも気付きました。

それは、まず受容出来ない部分を伝えることが出来るようになってから次のステップというところなんでしょうか?


今日幼稚園から息子が帰ってから、訓練再開だー!なんて思ってたんです。

雨が降っていたので外で遊べず、友達の家に行くと言ったのでお邪魔してたんです。

で、おしっこ3回漏らしまして。替えがなくなったら帰ろうね、と言っててなくなったので帰ることに。


そこでは反発しなかったんですが、外に出たら「公園に行きたい」と言い出しました。「雨だから今日は行けない。あなたが風邪引いたら幼稚園お休みしないといけなくなってお母さん困るの。」などなど伝えてみたんですが、ギャーギャー言って濡れたままその場で遊びだし、妹まで遊びだし、テンション上がって何も聞かないので先に帰りました。


しばらくしたら帰ってきたんですが、結局私は我慢してたので、爆発…泣きながら怒ってしまいました。でもちゃんと言わなきゃと思い直し、


「お母さん、しょうちゃんと仲良くなりたくて、どうしたらいいか今日お勉強してきた。けど、一生懸命伝えても聞いてくれなくてがっかり(T_T)」


と言ってみました。いいっぱなし頑張ってます。

支離滅裂ですみません。とにかく今誰かに伝えたくて書いてます。

あーもー、頑張ってるのに悔しい!

 

子どもが小さいので、親のかかわり方がダイレクトに響くことをとても大切にされていました。だからこそ、ご自分の感情と向き合いながらの学びとなりました。たくさんメールのやりとりをしましたね。

 

本来の自分の感情に素直になると、かなり多くの行動が非受容になってしまうと思うんです。

そんな自分がダメだというより、非受容領域が大きすぎて、子供の芽を摘んだり本能的な欲求を制限したり、自立心を育たなくしたり、そういう悪い影響が増えるのが怖いんです。

自分が何の疑問も持たずに、親のほぼ思い通りに育ってきたことにここ1年で気付き…同じように子供に育って欲しくないとの思いもあり。

そんな中で自由にさせたい気持ちと、我慢してる部分とが葛藤して迷いに繋がっているのかもと今思いました。


親のイライラがなかなか止まらない時、ご自分を徹底的に見つめることになります。今まで自分がとても苦しい子育てをしてきたことを思い出す工程は、ラクなものではありませんが、大切な癒しの時間です。子どもをサポートするためには、まず、親が自分の問題を解決しておくことが必須なのです。

 

こんな子に育って欲しい、とかそうゆうことを考え出したらきりがないですが、純粋にどんな状態でいられたら幸せなのかなぁって考えていました。


それで、こうゆう時幸せだなって思ったのは、「お互いの気持ちが落ち着いている時」でした。当たり前といってしまえばそれまでなんですが、なかなかそうゆう状態の時がなくて。あ、息子が幼稚園に行っている間は娘と落ち着いた時間を過ごせていることが多いです。

とにかく落ち着いた気持ちで子育てしていたい、子供と関わっていたいです。

息子も落ち着いている時は、いろんなことを考えてるんだなーというのが分かって感心するし、きちんと話も出来て、幼稚園での出来事などを聞くのもとても嬉しいです。一緒に遊ぶのも楽しいです。

満足している時の彼はとても子供らしく魅力に溢れています。

一方で、思い通りにいかない時の彼は癇癪を起こし、すべて人のせい、八つ当たりや人への攻撃が目立ちます。お友達と遊ぶ時も安心出来ずハラハラすることがとても多いです。あと、機嫌に関係なくとにかくいたずら?親が困ることをすることが多い。


ただゆっくり落ち着いた気持ちでいたいです。忙しいとしても、世話に追われるとしても、そこにいちいち障害が入らなければ頑張れるんですけど…

なんと書けばうまく伝わるのか分からないのですが、障害物競争してるような感じです。


時々第3法がうまくいくことはあります。この間はタブレットでyou tubeを見たいと言われたのですが、数日前におじいちゃんが来て長い時間見せてもらっていたので私は今日は見せるのは嫌だと言いました。

ギャーギャー言って収拾つかなかったので、「じゃあお互い納得する方法考えようよ」と言って案を出し合い、結局息子の考えた「今日見る代わりに再来週まで見ない」という案で決着しました。こうゆう時はスッキリ~!お互い気持ち良く過ごせるんですけどね。

障害、というのは、1日の流れをレースに例えたら、朝起きたら泣き喚かれ、幼稚園に行く時間になったら行きたくないとダラダラし、帰宅したら手を洗わせてと癇癪を起こし、黙ってたらおしっこを漏らしても申告せず、用事をしていたら「遊んで遊んで」とせがまれ、断るとギャーギャー言い、ご飯になったら食べさせてと怒り…みたいな感じで、いちいち越えていかなきゃならない障害があって、スムーズにただ走るだけ(淡々と家事や育児をこなす)が出来ないなと思ったのです。


大丈夫、ですか?なんか、今までのいろんな大変だったことが走馬灯のように蘇ってきて私は泣きそうに苦しいんですが(^^;苦しいというより当時の苦しかった気持ちを思い出したっていう感じです。

 



「自分の限界を大きく超えて、子どもを受容しないほうがいい」というゴードン博士の教え。
子どもを自由に育てたいという想いが強いと、自分の本当のところを偽ることになります。
でも、そんな親も子供は受容しているのです。
親も成長。ずっと続く親業の旅路ですね。
共に学ぶ時間をありがとうございました。
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