Sさんは一人息子さんとの関係が悪くなり、すがるような思いでおかん塾に来られたそうです。
個別相談の予約、お受け頂きありがとうございます。お会いしてお話し出来る事、楽しみです。
HPの
・高校生男子はなぜこんなに勉強しないのか?勉強させる前に知っておきたい原因と対策
・高校生息子がスマホ依存?取り上げる?放っておくしかない?考えておきたい親の心得とは
まさに私が日々困っている事がどんぴしゃでタイトルになっていて、隅々よませていただきました。
その中で「子どもに自分の行動に「責任」を負うことを教える為には、まず「自由」な環境が必要です。「自由」に選べるから、その結果に「責任」を負おうと思えるのです。「自由」と「責任」は一対です。」自由と責任は一対、その通り。私も子どもにそう教えてきました。
でも。私はずっと逆だと思っていました。責任を果たした人だけが自由を手に入れられる。自分がこれまで信じきって疑問にも思わなかったことが、間違っているのかも。怖くなりました。
最近の子どもの様子、私が彼に言っている事、お会いするまでに書き出してみます。
いちばんの問題は、私が子どもの事を信じられない事だろうと思っています。信じていないから、過剰に心配したり、言わなくてもいいことまで言ってしまうんだろうなと・・・。
息子は「お母さんは口を開けば勉強の事しか言わない」「勉強してるのに、やってないって言う」「もう指図はされたくない、関わらないで」とまで言いました。
携帯についてもルールを決めても守れない。形としては息子が自分で決めたことになっているけれど、彼的にはお母さんが決めたルール,押し付けられたルールなのだと思います。少しずつ見えては来ているけれど、進む方向がわからない感じです。
子どもも私もしたくない我慢の毎日です。言いたくない事もお互いたくさん言ってるし、気分も悪い。変えたいし、変わらなきゃと思います。
本日は、長時間おつき合いくださり、本当にありがとうございました。
ご迷惑になってしまったのではないですか?ごめんなさい。ちょっと夢中になりすぎましたね。でも、思っていたよりもずっと気持ちは軽くなっていたみたいです。
今日は息子は、部活が久しぶりのオフで友達とカラオケ行って、ご飯も食べてくると言っていたのでちょうどよかったのですが、イライラしながら彼の帰りを待つ間もなく、ご帰還。機嫌良く帰って来た息子に「どうだった?」「楽しかったよ」「楽しかったんだね」と言ったら、写メしてきたカラオケの点数画面などを見せてくれて、何を歌ってきたかなど、普通に会話する事も出来ました。
ひさしぶりの普通の会話です。
怒ったり、興奮したりしない普通の会話を増やして行って、子どもが必要としてくれる時に私の考えをきちんと伝えられる様になりたいです。
今日お会い出来た事、よかったと思います。
浦入さま、(なんてお呼びしたらいいのか、訊きそびれてしまいました。浦入先生?智子先生?)
お疲れさまです。本日は、ありがとうございました。
先週とは違う扉を開けた感じです。
分野はまったく違う事ですが、友人が少人数で学ぶ勉強会の様なところに行っています。
私も興味のある事なので、折に触れて話を聞くのですが、「(一緒に学んでいる人がいる事で)理解が深まる事があったり、自分だけでは気づかなかった事に気づくことがある」と言っていました。
今日のレッスンを受けて、この親業レッスンにも当てはまる!と思いました。
一緒に講座を受ける初めて会う方達。
どんな方かなと、ドキドキとワクワクと・・・。
でも皆さん、現状を何とかしたいという気持ちと、この「親業」なら!と言う決断に至ったという共通点で、これから楽しくやっていけそうな予感です。
帰りの電車でも皆さんとの話は尽きず、あっという間でした。
何の接点もない私たちを引き合わせてくれた浦入先生と親業に感謝です。
帰宅してみたら、息子は何だか機嫌が悪く「これは何かのサイン?」と思いながら、何だか私もそのムードに引きずられてイライラ・・・。
当の息子に「何か怒ってる?」と訊かれる様な有様で、なかなかに遠い道のりかも。
それでも。
やるべきことが明確にあるのは、私にとってはよいことです。
がんばりすぎず!を心がけて、宿題やってみます。
1週間後、明るい顔でお邪魔できますように。取り急ぎ、お礼をとメールさせていただきました。これから、よろしくお願いいたします。
こんにちは。
講座修了からはや1週間。その節は、ありがとうございました。講座の修了、ちょっと心細いです。講座の皆さんに会えないのも寂しい。
講座を受けて一番変わったのは、やはり子どもにかける言葉。最初の面談の前に、
「子どもに何と言っているか?あなたの日頃の会話(コトバ)を一言一句よく意識してください」と言われ、気にしてみて。
本当にびっくりするほど私が発している言葉はすべて命令でした。「起きなさい」から始まって。「はやく」というのも「なにしてるの?」というのも多かった。何かをやれというか、やるなと言うか、どっちかみたいな感じ。そして、いつも怒っていました。
でも,そうは言っても命令しないで自分の言いたい事は伝えられるのか?12の言っちゃいけない言い方を全く使わずにコミュミケーションできる?講座始まってからも、どうするんだろ?と疑問もたくさん。
今だから正直に言うと、始めはそんなにちゃんとわからなかったのです。ダメな言い方のだめなところ。勿論、これは絶対だめだよっていうのは分かったけど。一見良さそうに見えるけどダメな言い方、いっぱいありますよね。他の受講生さんがいつもとても素直な感想を言っておられたのが、印象的だったのですが、私はそんな風に感じられてなくて。言われたらそうかも?みたいな感じで。
それが、なんだかある日スイッチが切り替わった感じ。腑に落ちたって言うのでしょうか。これ、だめだねと思える様に。
今、本当に命令しなくなりました。まだ、完全にではありませんし、アドバイス的な事はやっぱり言いそうになりますね。最近は子どもの顔色見て、しまったとひっこめますが。
うちは今まで子どもが我慢する第1法でした。やりすぎて、子どもが苦しくて、怒って、我慢出来なくなっての今の状況。
第3法はやはりまだ試せる感じではなくて、受動的に話を聞き、12の害になる話し方を避け、出来そうなときは能動的に聞き、こどもを観察して何か見えてきそうな、見えない様な、そんな日々です。まだまだ子どもは警戒してるかな。
今一番しなくてはと思っているのは、彼を信じる事です。「言われなくても分かってる。」そうだよね。何年も同じ事、言われて来たんだもん。そう思えるところまで来ました。
でも。そうしてみたら、子どもが学校を休みました。体調は悪くないとはっきり言って、休みました。
今、家が少し楽になって、学校が大分勉強させようと頑張っているので、学校がしんどい様子。(担任の先生からそのような連絡がありました。)
学校、どうしたものか。
何でもないのに一度休んだら、行けなくなるんじゃないか。私も同じ様に感じました。怖いです。でも、彼の立場になってみたら、家にいる選択をしたんですよね。先月は家に居られなかったのに。そんな風にも考えられる様になりました。
でも。何かあるんでしょう。夜、寝る筈の時間にわざわざ起きていて、朝起きられない理由。
能動的な聞き方で聞いてみたいなと思っていますが。なかなか話したい気持ちにはならないみたい。または,私が彼からのシグナルを逃しているのか。
先日は、朝大分遅くなって、車で駅まで送ってほしいと言われて。送りました。前なら、甘やかす事になると思ってしなかったけど、今は私にできることならやりたいと思う様になりました。味方でいる事を分かってもらいたいなと。どうせやるなら、気持ちよくやろう。そうは言っても、今までのクセでつい言ってしまったり、キチンと言えない事で、ちゃんと伝わらなかったり、試行錯誤。
最近、「子どもを信じること」という本を読みました。親業を実践しようとして、これってただ甘やかしてるんじゃないの?放置してるんじゃないの?という疑問に捕らわれて。親業で習ったことが、書いてありました。話の主導権を子どもからとらなければ、子どもは話してくれる。評価をしない。(褒めない)子どもを信じよう。
親業を知っている事で、この本の言いたい事がいっそうダイレクトに入って来た感じでした。
そして、結局考えは自分に戻ってきます。私がのぞんでいる事は、今、彼が毎日学校へ行く事か?それは誰の問題なのか。なぜ彼が携帯やってるのが、そんなに嫌なのか。
わかれば、わたしメッセージで言える。分からなければ,今なら言わないかな。
彼が自律した人になるために、自己実現するためには、安心・安全な居場所を整える事が、まず私のやるべきことかなと今は考えています。でも、まだ中途半端な気がしています。もっとちゃんと、やろう。
以前みたいな怒り方は頻度も減りました。携帯、怒らなくなりました。今一番怒りが湧くのは朝起きない事かな。学校行かないのが,怖いです。嫌じゃなくて、怖い。
変化してます。
考える様になりました。考えている間に、怒りの炎が消える事もあるし。
本当に少しずつの変化かな。悪い方には行ってない気がします。
最後はやはり子どもがどうしたいか、何をするかを決めるしかないんだろうと。
ずっとそう思って来た筈だったのに、どこかで何かにすり替わってしまったのだなと思います。
親業でそれに気づくことができたと思います。
(浦入より)
講座の受講の感想をありがとうございました。
まだまだ、薮の中でどっちに進んでいるのか?方向はきっとこれであっているだろうけれど景色は一向に変わらず、、、みたいな感じで過ごされているのかな?と
素直な気持ちが溢れる文面を読ませていただきました。
講座中に、新しい方法に戸惑いながらも、この道を信じる!という意志をいつも感じていました。
いつも熱心に聞いてくださっていましたからね。
それは、息子さんの主体性を損なわずに問題を乗り越えていきたいという、親としての強い想いだと感じます。
この基本を抑えながら、親の学びの道をこれからも一緒に進んでいけたら嬉しいです。
また、報告を楽しみにしていますね。