子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
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  3. ゲームで昼夜逆転し約束の時間に行けるよう無理矢理に起こしていたが、息子が「行こう」と2時前位に自分で起きてきた

ゲームで昼夜逆転し約束の時間に行けるよう無理矢理に起こしていたが、息子が「行こう」と2時前位に自分で起きてきた

Nさん 6年息子 ゲームして昼夜逆転になり学校を休む

ゲームで昼夜逆転し約束の時間に行けるよう無理矢理に起こしていたが、息子が「行こう」と2時前位に自分で起きてきた

子どもが小1の時に親業に出会ったNさん。その後も定期的に学びを続けておられます。今回はオンラインの読書会に参加された感想をいただきました。

親の権威や権力について、ゴードン博士はバッサリと持論を論じておられますが、そこに深く共感されたようですね。

 

今回の読書会で、これまで受講してきた親業訓練講座では意識する事が出来ていなかった、親の権威、権力という事を学べた事は私と子供の今の親子関係を考えていく上でとても良かったと思います。


今までは、無意識でしたが子供をコントロールしようとして「能動的な聞き方もどき」や「私メッセージもどき」をしていたのかもしれないと思いますf(^_^;


これからは、『子供は親のいうことに反した行動をしているとわかっていても、子供自身にそう行動する「欲求」があり、必要があるからである。』(←これは、今の我が子そのものだと思い刺さりました)という事を忘れずに、子供の欲求を尊重出来るように、また私の欲求も満たせるように、能動的な聞き方や私メッセージの精度を上げられる様に頑張り、本物の第三法が使えるようになりたいです。


あと、沈黙!意識していきたいです。ただ、頭ではそう思ってもなかなか難しいです(*_*;


寝る時間、起きる時間は子供の責任として任せられると思ったのですが、どうしてもゲームに関してはまだ成長期で未熟な子供の脳に悪い影響を与えないか、夜中ずっとする生活で昼夜逆転の結果不登校になったり、ゲーム依存になるのでは…という不安が拭えず、本を読んだり、ネットで検索したりかなり悩み最悪の事態を考えるとそこから回復してこれる自信がなくて、結局制限をかけたくなりました。


そして、修学旅行から帰って来た翌日に「驚くほど簡単な方法」を試したのですが、ゲームは解決すべき問題に分類し、第三法でルールを決めました。


それは、週末は寝なくてゲームしてもいいけど、日曜~木曜までは9時までゲーム無制限、10時に寝るというものでした。


その時は、子供もとても納得していた様に感じていたのですが、日曜日の夜、また「寝たくない、ゲームしたい」と言い出しまして、また話をしました。


能動的な聞き方は全然上手く出来ませんでしたが、子供は「寝たくない。でもただ起きておくのは暇だからゲームしておく。またはゲームを夜中にしたいから寝たくない。」「自分の人生だから自分の思うようにやりたい。」ということでした。


これを「寝たくない」という子供の欲求ととり、『子供は親のいうことに反した行動をしているとわかっていても、子供自身にそう行動する「欲求」があり、必要があるからである。』と考えました。


子供の心の中の何かありこのように行動する必要があるのかと。

ただ、それが何かは私にはわかりません。


母は、子供が寝ないでゲームすると朝起きれず学校を休むことで仕事に行けないことが何度かあり、それが続くと仕事をクビになる可能性があり困る。また、義母の介護や私の持病の病院受診に行けなくなることもあったのでそれも困る事を伝えました。


後は、子供が夜寝ずにゲームする事で身体を壊すことや、学校に行けなくなること、ゲーム依存になるのこと等心配していることも伝えました。

その結果、子供が「お母さんに迷惑をかけなかったらいいんやな」ということで、寝る時間、ゲームの時間は子供の責任として任せられる事に分類してまずは1週間やってみることになりました(まだ私としては不安が大きく今後ずっととは言えませんでしたが、ここは期間を切らずに完全に制限しないようにすれば良かったと後悔しています…)


体調を崩したり、学校に行けなくなったら夜寝ずにゲームをすることは続けられない。夜中にテレビの音が大きいとお父さんが寝れないのでテレビのボリュームは小さくする(ゲームはテレビでしていることもあります)ということも決めました。


今朝は、朝方5時頃に布団に入って寝たようで、登校の時間には起きる事が出来ず、まだ寝ています。

学校については、登校したくないのかも?ということも考えて、今日登校出来なくても、1週間は子供に対しては黙って見守ろうと思っています。

そして、学校の先生には状況をお話して、合わせて学校での様子も聞いてみようと思っています。


今回の事で、私は、子供の事を心配しているという言い訳を使った権力を手放せないのだなぁと痛感しています。

自分の心の中の整理がとても難しいですが、ここは出来るだけ早く手放せるようになろうと思います。


悪いことばかりでなく、読書会で学んだ事が生かせたかな?ということもありました。


日曜日は主人の実家に私と子供が1時頃に遊びに行き、夕方に合流する主人と皆で夕食を食べて帰って来ることになっていました。


主人の実家までは1時間位かかるのですが、何度か声掛けしても子供がなかなか起きてこず、12時半を過ぎた時に、いつもなら主人の実家ですし嫁としてどう思われるかが気になり、約束の時間に行けるように無理矢理でも起こしていたのですが、読書会で学んだお陰でいつもと違う対応が出来て、親子でバトルせずに行けました。


昨日は起こそうと声掛けをすると子供が不機嫌だったこともあり(主人の実家に行くのも主人から言われたから)「行きたくないの?」と聞いたのですが「行く」という返事でした。

夜中にゲームもしていたので、眠いのもあるなと思いました。

そこで、私が嫁としてどう思われるか気にする事をやめてみました。


そしたら、遅れる事については主人の実家に連絡して、最悪夕方までに行けばいいと思えて、起きてこないことは私への影響は何もないと思えました。

なので、それまで何回か起こしていたのですが、それもやめて起きてくるまでのんびり待つことにしました。

そしたら「行こう」と2時前位に自分で起きてきました。


そして、親子で揉めることなくすんなり出掛けることが出来ました。

こういうことなんだなーと思えた出来事でした。


かなり長文になってしまいすみません。今、私が変わる時だと思っています。


今回の読書会や先生とのお話で気付くことが出来てよかったです。

ありがとうございました。

 


今までも、ずっと親業の教えとともに、子どもとのかかわりを意識してこられましたね。

子育てって学んでいくと、子どもの問題以外のいろいろな問題が浮き出てくることがあります。人と人の繋がりとか、その方のバックボーンも影響しあっていますよね。

でも、だからこそ、そこに気づいて悪い影響を受けないように学べるチャンス!だと思うのです。

私はそうやって、自分を変えてきました。

母親って、子どものためだと、頑張れるよな~(笑)なんて、改めて思いました。
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