子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 受講の感想
  2. 高校生以上
  3. 不登校になり口をきいてくれない息子。色んな問題を一つ一つ切り離して考えられシンプルになりわかり易くなった

不登校になり口をきいてくれない息子。色んな問題を一つ一つ切り離して考えられシンプルになりわかり易くなった

Tさん 大学2年 全くコミュニケーションが取れない状態になり大学も休学

不登校になり口をきいてくれない息子。色んな問題を一つ一つ切り離して考えられシンプルになりわかり易くなった

親業訓練講座は、大学生の親が参加されることも珍しくありません。大学生になると、別々に住んでいることや、物理的に距離があることが多いです。

Tさんも大学生の息子さんとの関係を改善するために、講座に通われました。

 

5人家族。主人は約15年間単身赴任。長女(21才大学3年)、長男(19才大学2年)、次女(17才高校2年)。

一年前、長女の海外留学直後から長男次女が立て続けに不登校に。この後、長男と私は全くコミュニケーションが取れない状態になり大学を休学して父親の元で暮らしています。次女は転校し、今年度より通信単位制高校へ。塾との併用で大学進学を目指しています。

「親業」との出会いは、長男が小学生の頃、塾の先生から紹介され、一度学ぼうと試みたのですが、日々の慌ただしさの中で忘れてしまいました。今回 子どもの不登校という大きな出来事があり、私も色々悩み勉強している中で、母親である私が変わらないといけないと思い、講座の受講を決めました。どうぞよろしくお願い致します。 

 

受講後の感想です 

講座のわたしメッセージを家で振り返り、見つめ直したら、問題だと思っていた色んな事が整理され、シンプルになっていくのを感じました。『自分の深く向き合えたわたしメッセージは、子どもの心にも深く響く』と言う事が分かる気がします。


息子が私と向き合おうとしている事は、受け入れていて、息子の気がすむまで言いたい事があれば言えばいいと思っています。

ただ、そうは言いながら、自分が未熟だと分かっているので、きちんと受け止められるかが心配で、「対話」によって、もっと状況が悪化しないかと…怖いんだと思います。なので、せめてテクニックを身に付けようと思っていたのかもしれませんね。

いま一度、今の状態を整理して、覚悟を決める時だと思いました。

どうもありがとうございました。まだまだ勉強が必要です。引き続き、宜しくお願い致します。

 

フォローアップ復習会に参加されたときの感想です。 

先日は復習会をありがとうございました。

ちょうど息子のトラウマ返しの途中で、私も受け止めようと覚悟を決めたつもりでしたが、分からなくなる時もあったので、学びながら心の整理をする事が出来ました。

1番の大きな収穫は、私が色んな問題をごちゃ混ぜに考えていたと理解した事。一つ一つ切り離して考えるとシンプルになりわかり易くなりました。

それと、子どもの問題を親が取り上げてしまう場合が多いと。まさに私がそうだったと改めて気付かされました。そして、今 主人も息子に向き合い過ぎてその状態になっていないかと思い、早速伝えました。


息子はトラウマ返しを受け止めて貰うだけでは満足出来ないのか、母親が変わらなければ、自分が変われないと思っている様子。自分の問題と母親の問題をごっちゃにしているようで、次へのステップへまだ進めていません。ただ、このお正月、親戚達と交流する中で、何かしら影響は受けているので、変化が見られるかもしれません。


次のフォロー日に、少しでも嬉しい話が出来ればいいなと思っています。

昨年は終盤、秋からのご縁ですが、「親業」に出会えた事、先生に出会えた事に感謝しています。

本年もどうぞ宜しくお願い致します

 

1年後 

昨日はどうもありがとうございました。

約1年ぶりなのに復習もせずに伺ったので、「受動的な聞き方」「能動的な聞き方」を思い出して終わりました😅

そして、自分の語彙力と想像力の乏しさを改めて痛感いたしました。


又、今回は一般講座受講時と違って、自己実現へと踏み出している初対面の方に自分の未熟さをあれこれ話す事にも少し抵抗を感じてしまいました。

自分の中である程度整理したつもりだけれど決してスッキリしたと言えない状態で、何についてどこまで話そうかと、今回はそんな事を悩んでしまった時間が勿体なかったと思いました。


収穫は、「聞き方で質問はしない」という事です。こちらが深く知ろうとする事を相手は望んでいるのだろうか。相手が話しながら自分で問題解決する事を後押ししたいなら、それは弊害になるという事。今後は相手の問題を奪ってしまわない様に気を付けようと思います。


息子との関係では、今回再度整理ができました。私が息子の行動を非受容と受容を行き来していた事。最近は受容(子どもに問題がある)の方が多くなり、その場合は「能動的な聞き方」が有効だか、私はとても未熟である。

息子はと言うと、引きこもりの間ずっと読書していた影響もあり、語彙力想像力も養われ、色んな面で母親の未熟さにも気付き、又親に頼らず自分で解決しようと少しずつ前進しているが、行き詰まると、親の未熟さを指摘したくなる状態かと思いました。

息子も同様に私の行動を受容と非受容を行き来しているのだろう…と思いました。


息子は自分で問題解決できるようにと願いながら、私自身も成長したいので、親業の学びを続けたいと思います。

又参加させて頂きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


昨日はありがとうございました。

  

下の高3の娘の事で嬉しい報告があります。娘も息子と同時期に不登校になり、通信高校へ転校して大学進学を目指していましたが、本日、志望大学の合格通知が届きました。2年前は高校卒業(大学受験)までが途方もなく長く感じられましたが、やっとこの日を迎える事が出来て、本当に安堵しました。

娘は転校前の友達との縁はずっと続いていて、また、将来の目標を定めて大学生活も楽しみにしており、気持ちは安定しているので、もう大丈夫だと思います。

もっと早く親業を学び、私が上手に「聞く」事が出来ていたなら、転校を回避できていたかも?と思うことはありますが、後悔しても仕方がなく、今後の学びに繋げたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

 



復習会のご参加をありがとうございました。

大学生の息子さんの「トラウマ返し」ということで親業訓練講座に参加されました。改善への道は、平たんではないかもしれませんし時間がかかるものかもしれませんが、少しずつでも、家族の関係にも変化があったようでしたね。

どうしても、混乱し勝ちな親子には、一つづつ問題を切り離して分けていく考え方が欠かせません。しっかりと受け止めていきましょう。

こちらこそありがとうございました。


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