子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 受講の感想
  2. 高校2年生
  3. 課題を出さず布団の中でゴロゴロ「学校を辞めてもいい?」と訴えていたが定期テストの勉強を始め各教科の課題を早々にやり終え「100点採るわ!」との意気込み

課題を出さず布団の中でゴロゴロ「学校を辞めてもいい?」と訴えていたが定期テストの勉強を始め各教科の課題を早々にやり終え「100点採るわ!」との意気込み

Sさん 高2娘 学校に馴染めなく課題を出さず体調不良で休み勝ちに

課題を出さず布団の中でゴロゴロ「学校を辞めてもいい?」と訴えていたが定期テストの勉強を始め各教科の課題を早々にやり終え「100点採るわ!」との意気込み

男の子のお母さんが圧倒的に多いおかん塾ですが、女の子のお母さんも、もちろんいらっしゃいます。


大学2年と高校2年の娘をお持ちのSさん。次女の育て方がわからなくなってしまったらしく、指南いただきたいたいと申し込まれました。

親業の教えにとても共感されて、すぐに実践されました。すると娘さんもあっけなく変化。とても激動の2か月だったそうです!

受講後の感想です。 

浦入先生

お元気にお過ごしでしょうか。親業訓練講座では、大変お世話になりありがとうございましたm(__)m

 

遅くなってしまいましたが、娘の変化のご報告です!

親業を受講させていただいてから、(私の中では)激動の二か月でした(笑)。

私が、先生のところで親業を受講させてもらいたいと思ったきっかけは、高校二年生の次女の様子でした。

彼女は、何となく入ってしまった高校の、勉強三昧の雰囲気になじめず嫌気がさし、勉強は全くしない、課題は1回も出さない状態でした。

二学期に入ってから、体調不良が続き、学校を休みがちになりました。

家にいるときは、ほとんど布団の中でゴロゴロとしていました。

私は、彼女の体の調子が良くないのか、心の状態が良くないのかが分かりかねて、とてもモヤモヤした気持ちでした。

 

何とか、心身共に楽になるようにしてあげたい、と思いつつも、私にとって「ちょっと気を遣う子」(頭の切れる、ちょっと小難しい子という感じ)である次女には、どんな言葉がけをすればよいかわからず、浦入先生のところに行かせていただいた次第です。

 

親業訓練では、毎回多くのことを学ばせていただきました。

 

中でも、私は、受容・非受容の確認、誰の問題かの見極め、能動的な聞き方、私メッセージを意識して行いました。

10月頃、学校の先生から、単位が足りず留年の危機だとの連絡がありました。

私的には、高校の留年はそんなに費用もかからないし、どうということはなかったのですが、本人は留年は嫌みたいで、「ヤバい。」と思ったようです。

 その頃、ずっと体調がよくなかった次女は、病院で検査をしました。

 すると、マイコプラズマに感染していたことがわかり、1か月くらいは体調が良くないだろうとの診断を受けました。

 次女が、毎日、ゴロゴロと寝てばかりだったのは、やっぱり体調が悪かっただけなのか〜と思いたいのも山々でしたが、「学校を辞めてもいい?」と聞いてきたり、学校での嫌なことを話してきたりするので、彼女的には学校がおもしろくないのも事実でした。

ところが、体調が良くなった次女は、「留年はしたくない」との思いから、なんと、未だかつてしたことのなかった定期テストの勉強を始めました!

 本人も「テスト一週間前から勉強するなんて、初めてやわ〜」と言いつつ、まずは、これまた提出したことのない各教科の課題を早々にやり終え、単位が危険な化学においては「100点採るわ!」との意気込みでした。

 

結果、化学のテストは難しくて100点ではなかったようですが(笑)、

他の教科もそれなりの結果が出たようで、嬉しそうに点数の報告をしてくれます。

 ただ、全教科は勉強できなかったそうで、その教科については、見慣れた点数でしたが(苦笑)、逆に、やればやったぶん結果が出るということがよくわかりました。

 そして、夏からずっと休んでいたクラブにも、最近復帰しました。

 以上のような次女の変化には、本当に驚きました

 私は、先に挙げた、受容・非受容の確認、誰の問題かの見極め、能動的な聞き方、私メッセージを意識しただけです。


それなのに、この次女の変わりようは何なんだろうか?と考えてみると、まず第一に、私が素直な言葉を発するようになったからかなと思います。

 今まで、「ちょっと気を遣う子」だった次女には、腫れ物に触る…とまではいかなくても若干機嫌を窺うような物言いをしていたように思います。


その微妙な空気感が次女にも伝わっていて、彼女はそこに「偽りの受容」を感じていたのかもしれません。

でも、親業を学んでから、裏表なく自分の言いたいことをストレートに伝えるようになりました。

 

「こんなこと言ったら、機嫌悪くなるかな?」というようなことも、そのままストレートに伝えると、次女は機嫌が悪くなるどころか、毎回素直に聞き入れてくれました。そのときに、「あぁ、こういうことなんだ」と思いました。 

お互いに、心地よく過ごすには、素直になることと、信じることが大切なのですね。

 もし、自分の思いをストレートに伝えて、子どもと対立が起こったとしても、その対立の解決方法を教えてもらっているので、きっとうまく乗り越えられると思います。

 

部屋の片付けについては、「みんなで計画を立てて、それから、各自部屋の片付けをしよう!」(所謂第三法がしたかった…)と言っていたのに、次女は、「土曜日に片付ける!」と言って、さっさと自分の部屋の片付けを始めました。 

これまた、驚きの事件で、今まで一度も自分から進んで部屋を片付けたことのない子が、何という変化でしょう!

 

親業を学び始めてからの二か月は、驚きの連続でした。

 

私も、おそらく次女も、何だかモヤモヤしていたこの時期に、たまたまネットで拝見した浦入先生のブログで親業訓練について知り、その講座を受講させていただいたことに心から感謝しています。


この前も、次女と共通の愚痴で盛り上がり、彼女がどんな状況下で頑張ってるか、よくわかりました。私なら3日でブチ切れそうですが、彼女は達観し、上手くやり過ごす方法を編み出したようです。すごいなぁ…と思いました!私より大人かも…💦

 

そんな風に思えるようになったのも、いい関係になれたおかげです。本当にありがとうございました。どうか、今後ともよろしくお願いいたします m(__)m

またお会いできる日を楽しみにしております。


長文失礼いたしました。




Sさんへ
この度は、受講をいただき素晴らしいご縁に恵まれました。本当にありがとうございます!

受講中から、とっても安定してこられたSさんは、ゴードン博士の考え方に触れた途端、スルスルと紐解けていかれましたね。

娘さんのやり方を尊重したくても、そのために具体的な「やり方」を模索されていたようで、親業がドンピシャ!とはまりました。こういう時は本当に嬉しい~

その後も復習会などに通って下さり、ありがとうございました。またお待ちしています。

またいつか、学ぶ時間が持てると嬉しいです。
関連エントリー