今日は、親業訓練オンラインクラスの第3回目。
子どもが問題をもったときに援助する技能について、さらに深く学び、練習を重ねました。
子育てでは、考え方がすごく大事ですが、考え方だけにとどまらずに、具現化する為の具体的な訓練があるのが大きな特徴です。
子どもの気持ちが元気でいることを、私たち親はいつも大切にしてあげたいと思ってるし、そのために、子どもの心が癒されるように、気持ちをしっかりと意識して、味わい、共に寄り添っていく、、、
そんな感覚を自分で掴めるようになるには、ただただ、実際に訓練していくしかありません。
二人一組のロールプレイでは、実際に気持ちを汲んでもらえる心地よさも、体験します。
「この聞き方をされると、なんだか、これも、あれも、と、どんどん話したくなりました」
心が、ホッとほどけて、
スルスル〜っと、楽になる感触!
決して、話を引き出されるわけでなく、自分から話そうと言う気になる、
話してみたくなる、
そんな、聞き方の効果を味わいます。
能動的な聞き方の練習がこれほど、あるのも、親業訓練講座の特徴ですね。
私も、今まで心理学を学んだり、カウンセリング演習などもくり返し行ってきましたし、有名な臨床心理士の主宰する傾聴講座に参加してきましたけれど、
ゴードン博士がプログラムされた親業訓練での学びは、しろうとの親が大切なコトだけを集約してシンプルに学べるようにデザインされているのを実感しました。
その場しのぎのテクニックではないので、
難しいのは当たり前です。
特に、思春期の心は敏感です。
毎回、10分間で、気持ちが劇変!した方もおられて、この最強の聞き方のスゴさを思い知らされます。
たった、10分。
されど、10分。
相手の心に焦点を当てる奇跡の時間。
穏やかに話しをする姿が、少し、高揚してくるのは、
そうそう!そうなのよ〜
それが私が言いたかったこと!
ああ、わかってもらった〜〜
っていう気持ちを味わうから。
最後まで、自分の話を遮られずに、共感的に聞いてもらえる経験を、ほとんどの親がしていないのではないでしょうか。
、、、という事が、とっても良くわかる第3回目の講座なのです。