親業訓練講座には、宿題が出ます。
提出は「自由」です。大人の勉強は強制されることはありません。
学びは「主体的な行為」であるとき、最も効果があがるもの。
ですが、出して下さると嬉しい!。ありがとうございますとお礼を言いたくなります。宿題は書くことでたくさんの気づきがありますし、私にとっても嬉しいものです。
そして、詳しい内容については、ここでは触れませんが、その内容を読みながらじ~~~~~んとしてしまいました、、、。
ああ、苦しかったんですね。
宿題を拝見していると、親業訓練の初めの一歩である「モノの見方」の訓練だけでも、これだけ感じ方が変わるんだなと、可能性を感じることがあります。
ゴードンメソッドはすべてに意味があります。ということは、宿題にも意味がある??
その習得する過程そのものが、その方の親としての学びになっていくんですね。
今までのやり方を変える事は、違和感だらけです。
これは、全く違う世界を生きようとすると、当然の事ですから、この「違和感」を、私たちは乗り越えていく必要があります。
ですが、往々にして「え?思っていた事と違うよ!!」となります。つまり、思ったようにならないし、思ったようにいかない(笑)
この時、「あ~失敗しちゃった!」と思って焦ってしまうと、、、、
せっかく学んだ事が元通りになってしまいます。
ま、それはそれで、一つの学びになるので(←失敗した!と思う気持ちを発見できるから)ムダではならないのですが、
この時に、「失敗した」と考えるのではなく、「他の考え方」もあると知ると、少し感じ方が変って来るかもしれません。
この時、支えになるのが、自分以外の感じ方を持つ人と共に学べる場です。
ダメだと思っていたことが、「え?それもあり?」と思えると、自らの殻を出て感じてみるリアルな体験が積み上がってきます。
自分責めが収まらない時は、キュッと固くなっているものだし、グルグル考えてしまう思考のクセは、簡単には解れていかないかもしれません。
でもね、私はひっくり返せることも知ってるし(笑)
それが効果的に出来るのは、複数人で学ぶグループレッスンと、どんな自分も受け止められる心から吐き出せる場があるからこそ。
この作業を丁寧に重ねていくことで、人は、ずいぶんと、感じ方や考え方が変わっていくようです。
宿題には、この違和感をたくさん出してほしいな(笑)
嫌な自分と向き合うのは、本当に苦しい作業かもしれませんが、
ですが、私は、自分への愛と自分への深い信頼があってこその作業だと思っています。
自分を甘く見ないで、甘やかさないで、いきましょう。