へなちょこな私だった頃は、
相手の話を共感しすぎて、
それはもう、同感となってしまい、ダメージを受けてしまってました。
「人を育てる」ということを学びはじめて、
私に必要だったことは、
まず「分離」することだと知りました。
親業は、
自他分離の実践トレーニング。
相手と私は、別々の人。
子どもと私は、別々の人。
別の人の苦しみは、別の人の苦しみなのに、
巻き込まれてしまう自分にオロオロ。
これは、
私にとってはかなり難しいことでした。
分離して考えることは、「冷たい人だとおもわれるのではないか」という恐れを感じていたのかもしれません。
今、
私はちょっとだけ強くなれました。
恐れを手放せた。
「冷たい人だと思われてもいい」と思えるようになった、ということです。
自分の弱さをさらけ出し、
自分がダメな人間であると、思われても構わない。
深いところで自分と繋がると、
もっと自由になっていけると知りました。
子どもを助けるためには、
まず、
自分とつながる事で、
それは、
他人と離れて、「一人の人」として生きる事。
自分の中から湧き出る
本当の自分と繋がる事から、親業訓練はスタートします。
自分が自由になると、
相手を縛らずに済みます。
そして、自由に好きなところに行くことができました。
どのポジションで見守るのか?
ここも、自分で選ぶから、自分と繋がることができるのです。