自立と自己規律心が育つ、勝ち負けのない親子関係をつくるメソッドとスキル
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やらされるのではなく「自分からやろう」と本気スイッチが入る3つのポイントについて

やらされるのではなく「自分からやろう」と本気スイッチが入る3つのポイントについて

おかん塾で育てたい、こだわりたいのは、徹底的に「本人のやる気」を育てる子育てです。

 

自分自身の行動を自分でコントロールしながら、なりたい自分になれるよう、自分で深く考えながら、行動を選んでいけるように。


そして、自分の行動や人生に責任を負える子どもです。


具体的には、勉強など「やりたくないことも、自分でやろうと主体的に取り組める」よう。


自己の目標に集中し、それに向かうためにどうしたらいいか、自分で考えられる力を育てておくことです。

 

そもそも、勉強や仕事なども「お母さんや先生の為でなく、自分がそう思うから、勉強しよう」 という、内発的、自発的な強い思いが無いと、成果はあがりません。

 

この「自分で自分を育て、成長・進化させる力」を、親業のゴードン博士は「セルフディシプリン(self-discipline)」(自己規律)と定義しています。


この「自己規律心」とはどんな風に育つのでしょうか?

自己規律(self-discipline)とは

自己規律(じこきりつ): 自分自身を管理し、意志を持って行動をコントロールする能力。

起源(語源)

「self-discipline」は、英語の「self」(自分自身)と「discipline」(規律、鍛錬)の合成語です。中世ラテン語の「disciplina」から派生し、「教え」や「訓練」という意味を持っていました。このように、自己の行動をコントロールするための訓練を示す言葉です。分の内部に自己を指示する力を持ち、自主的に責任ある行動ができること(Goong.com - 新世代の辞書より)

ニンジンをぶら下げらても人はマジにはなれない

誰もが子どもに「自己規律心」を持ってほしいと思うと思います。ですが、ここが「人の心のしくみ」の一筋縄ではいかないところ。


私の経験でも、人生の中で一番勉強に身が入ったのは、先生や親からプレッシャーをかけられた時ではありませんでした。

 

そういう時は、「やらねば」と思っていても、なかなか集中できず、勉強が億劫になったりしたものです。

 

ニンジンをぶら下げらての「やる気」は、長続きしない。ただ、勉強嫌いの私が、あの時なぜ、あれほど「本気モード」に入れたのか。それは友達がわたしの「自尊心」「プライド」を大きく高めてくれたかだと思います。

 

「主体的なやる気」とは、本人の内側からフツフツと湧き上がるようなものです。他人からコントロールする領域のものではありません。


誰でも自分の行動は自分で決めたいと思っています。自分の行動を規制されることは嫌なのです。

 

自分で決めて、自分が自分との約束を守りながら、ブレずに行動出来ると、とても気持ちがいいし、本当の実力を発揮しやすくなります。


そんな自分が好きになります。

 

実は、勉強する意欲は、元々すべての子どもが持っています。本人の内にある「やりたい気持ち」に火が付くと、子どもは本当にスゴイ馬力を発揮しますからね。


子どもの自己解決力をあげる3つのポイント

「自己規律心」は、本人の内部から育つもの。ですから、親は制御できません。


私たちができるのは、土壌としての役割どまりです。


「自己規律心」がある子どもは、「自己解決力」が育っていると言われています。


まずは、自分の問題を自分で解決できるという経験を重ね、親としての効果的な役割をめざしていきましょう。


子どもが自分の問題を自分で解決できるようになるために、3つのポイントをあげておきます。


① 問題が「自分事」となっていること


これは、つまり、 

  • 本人がとても困っている、
  • イヤだ、何とかしたい、
  • この状況は耐えられない、
  • 本当に困っている、、、

 と本気で思っている時。

 

人はホンキで困った時に動き出す、というものです。が、逆に言うと、本気で困っていないのに、何とかしようという気力は湧き出てきません。

 

親が子どもの問題を肩代わりして解決していると、「ボクしかこの状況を何とかする人がいない」という現状を子どもがいつまでも自覚できないままです。 


②自分の状況を冷静に見つめられる時

人は、イライラしたり困ったりした時は、かなり感情的になり、うろたえてしまいます。

  • 私のことばっかりなんで言うの?
  • 他の人もできてない人がいるのに、なぜ私だけ責めるの?
  • みんなだって、〇〇ができてないやん
  • 別に、あなたに関係ないでしょ
他人を攻撃し始めたり、誰かのせいにしたくなるのは、自分を守るのに必死なためです。

 

人は、責められたり非難、否定されると、物事を冷静にみることができません。どうすれば、身の安全が確保できるか?と、そのことばかりに頭が使わてしまうのは「自然の摂理」です。  

 

 反対に、冷静に、深く自分を顧みることができる時とは「傷つけられる可能性がない」、すなわち「心の安全が担保された時」です。

 

 責められない、傷つけられない、絶対に大丈夫だと思えて、自分が責められる可能性が完全に無くなったと感じる時、人ははじめて、心から安心できます。


そして、その後、ゆっくりと、思考が回り出して、状況を冷静に分析していくことができます。

 

自分が責められない完全に安心だと感じることは、人が前を向くために、とても大切なことです。

 

③頑張ればなんとかなりそうだと可能性が見いだせる時


人が自分の人生をあきらめてしまうのは「可能性がない」「無駄だ」と判断するから。
  • がんばれば手が届く
  • 可能性が残っている
と、思えたるり、いわゆる「根拠のない自信」を持ち続けることは、とても大切なコトだと思います。

そもそも、子どもは自分の人生の可能性を疑いません。

ですが、世の中のお母さんたちは、子どもが「根拠のない自信」を持っていると、「何て気楽なの?」「現実が分かっていないわ」「もうちょっと〇〇にしたら?」などと言って、子どもの自尊心やプライドを地味に傷つけていることがあります。

子どもの自己概念は、日常の親のコトバで形成されていきますから、

これ、とても残念なコトだと思います。

子どもが自分で成長する為につくりたい安心の場

自己規律心を育てるためには、大切だなと思う事を書いてみました。


私たちは、子どもの心を操作できません。だからこそ、子どもの心が健やかに育つよう、土壌としての親の関わり方を考えていきたいと思います。

 
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