昨日は、昨年修了した、親業訓練講座のグループ復習会を行いました。
「今日の復習会を心待ちにしてました~」
と、お会いするなり、そう言われる高校生の息子を持つ受講生さん。
ちょっと不安そうな、安心したような、そんな表情です。
うんうん、しんどかったね。
親業訓練講座の受講中は、意識できていたことも、
終了してしまって、日常からメソッドと離れると、だんだん「慣れ親しんだ今までのコミュニケーション」に戻ってしまう。
これもあるあるですね。
なぜなら、
とっさに口に出てくる「一言」を変えることは、なかなか手ごわいことだから…
なにより、子どもを目の前にすると、「感情」が先走りますからね。
うんうん、
しっかりとメソッドの復習しましょう~
今回のグループの方も
中高生の男の子との関係にお悩みの方が参加されています。
毎日毎日、
親へ暴言を浴びせ続けて、暴れる息子にどう関わったらいいのかと、かなり悩まれている方や、
毎日毎日、
勉強もしないで、成績は下がる一方。なのにスマホ三昧で、やる気なく逃げているとしか感じられない子どもとのバトルを繰り返していた方など、
自分や子どもにガッカリしながらも、
どうしたらいいのか?自分の関わり方を変えようと決意して、親業にたどり着かれた方です。
受講中は、どんどん親子関係は良くなっていき、皆さん、受講前とは見違えるほどに仲良く話しができる親子関係になっていったよう。
暴力の連続記録がストップしてずっと更新しています!なんて言われていましたね(笑)
なにより、息子さんの表情が明るくなってきたことが、親としては嬉しいです。
が、
問題はココからです!
今の平穏は、親が言葉を変えて、子どもへの「受容」を親が伝え続けてきたから。
でも、それだけでは、親子関係が「対等」になったとは言えません。
皆さんも、日常の中で、いい関係に戻ってきた、、、、と言う喜びはありながら、
でも、同時にムクムクと湧き上がる
え~~~~~
それじゃないやろ
どうすんのよ~~~~
(←いわゆる、モヤモヤ、イライラですね。)
親も黙っていられない。
言いたくなってくるのです。
具体的な会話について考える
高校生の息子
「塾に行かなくちゃ」と言いながら、ベットの上でウダウダ。行く気配がない。
こういう時、
黙っているコトがツラくなってきたけど、何も言えない。言わない方がいいのかな?
いえいえ、言わない方が「良い」とか「悪い」とかはありません。
ただ、言えないのだとしたら、言いにくいのね。
と聞いたら、次のように返ってきました。
- せっかくいい関係に戻ってきて、やる気の表情が見えてきたのに、イヤなことを言いたくない
- また、もと通りの息子になって欲しくない
- 反撃されて、結局は何も言えなくなる
なるほど。
子どもに反撃されて、ムダに消耗したくないのね。
さて、
こういう時、どうするんでしたっけ。。。ということで、メソッドを思い出して頂きました。
親業では「わたしメッセージ」に、抵抗されたら、その次は「きりかえ」の出番です。
ああ~なるほど、
忘れてました!
じゃあ、やってみようか」と、即、実践。
頭はフル回転!です(笑) 訓練!訓練!
そして、子どもの役になってもらい、その言い方で言われたら、どんな気がするかも、即、検証します。
皆さん、自分の想像とは違う反応が起こったようで、ビックリ。
「わたしメッセージ」を伝えたら、「きりかえ」をする。
これだけでも、メッセージの伝わり方はかなり違ってきます。
ですが、「わたしメッセージ」そのものも、より自分にピッタリとしたものに考えていくと、微妙にニュアンスが違ってきます。
たとえば、今回のケース
「塾に行かなくちゃ」と言いながら、ベットの上でウダウダ。行く気配がない。
は、よくある光景かもしれませんが、そこで感じる「親の心情」は少し変わってきます。
- 子どもは言われたくないんだろうと思うけど、言いたくなって、辛くなってしまう
- そもそも塾に行くべきなのに、なぜ行動に移さない?我が子ながら理解できずにモヤモヤする
と言う方では、子どもに伝えるメッセージはまったく違うものになるはずです。
型があるから戻れるのがいいですね
ああ、忘れてたな~
こうすればよかったんだ~
と、復習会は、皆さんが学んだやり方を、一通り思い出す時間です。
「とてもロジカルでわかりやすいメソッドだから、できてなくても、自分で軌道修正できるのがいいですね」と。
それから、
「だんだん、子どもを一人の人格のある人として見る事が自然にできる様になってきた気がします」と、
このコトバがすごく嬉しかったです。
子どもを一人の人格のある人として認める事は、頭ではわかっていても、実際にはなかなか難しいモノです。
子どもも自分で考えてるんだと、心から思えてくると、良い循環が巡り出す力がどんどん加速していきます。
さて、一通りメソッドの復習が終わったら、最後はスマホについての話題になりました。
スマホは、強敵!ですよね。
生半可な対応では太刀打ちできません。
だからこそ、親として何ができるのか。何をしたいのか。
親のホンキを見せて「スマホに負けない人間関係の心地よさ」を見せていきたいなと改めて思いました。
スマホに使わるのではなく、スマホを使える人間に育つように。
自己コントロールできる人に育つように。
そんな想いを共有する、楽しい学びの時間。ありがとうございました。