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今日のおかん塾


2023/07/29
「着替えが遅い」「動作が遅い」幼稚園の先生から注意された私がやっていたこと
我が家の二男は、高校時代には毎年のバレンタインデーやお誕生日には、いつもたくさんの贈り物を抱えて帰ってきていました。
食べきれないほどのお菓子類。ちょっとした小さな箱なども多く、彼の友だちの多さを物語っています。
でもね、今から10年以上前の幼稚園時代には、担任の先生から、よーーく注意をされていたのですよ。。
二男は幼い頃、私の親や親戚中でも、もっとも扱いにくい子とされていました。とても個…

 先生のコトバはささいなことでも母親にとってはかなりショック

 二男は、1月生まれ。小さい時は身体も細く、のんびりマイペースを保っていました。

 

幼稚園での個人懇談の時に、先生に言われたことは次の通りです。 

  • 着替えが遅い。
  • 作品展の絵を描くのが遅い。
  • 工作を最後まで仕上げられない。
  • 同じクラスの子どもと遊ばない。
  • 同学年の子どもと遊ぶより、
  • 他の学年の子どもと遊ぶことが多い。

  「同学年の児童と遊ばずに、いつも年下の児童とよく遊んでいるんですよ・・・」

  

若い先生にダメだしされたようで、私はとてもショックでした。確かに、個性的です(今でも)が、でも、そう言われてイイ気がするわけがありません。

 

余計なお世話じゃい〜

いい面だって、いっぱいあるんじゃい〜

 

そう、心の中でつぶやいていましたが、相手は専門家です。悶々とした不安が強く残り、かなり堪えました。子どもをありのままに認めてあげたいと思いながらも、先生のコトバはストレートにグサグサ突き刺さってきました。


ホント、つらかったです。 

自分の子どもにダメ出しされる時、先生との間も親業が役に立つ

子どもの事となると、時に冷静でいられなくなるのが、母親という生き物の辛さなんだな〜


そんなことを実感しました。で、 冷静でいられなかったのは事実なのですが、幸いにも「親業」を学び始めることができました。そのおかげで、その後の対処法がわかりました。

 

親業では「子どもは間違った行動はしていない」と考えます。これが腑に落ちた時、少しずつ親子関係に変化が起こっていました。

 

私は、彼の素直で繊細でとっても優しいところは十分に知っているつもりでした。なので「彼は悪くない」というのは、納得。


でも、なにか悶々としたイヤな気持ちは残っていました。

   

それで、わたしがどうしたか、ですが、これはもう、親業の方程式通りに考えていくしかありません!

 

親業では、この場合でいうと、モヤモヤして彼の行動を受け入れられないのは私。だから、私の問題と考えます。


その時の私は先生のコトバがずっと胸に突き刺さっていて、ずっと動揺していました。先生の言葉に傷つきながらも、影響を受けていて、子どもを力づくで変えたくなっていた自分を感じました。


そして、そんな自分をどう扱えばいいのか、困っていました。


ココは、状況の整理です。


気になる先生の言動に対して反応したけれど、はたしてそれは事実なのか?起こっていることは何か?を自分なりに検証することにしました。

 

例えば、

・着替えが遅い

→いつも遅いのか?

→早く着替える必要のある時にも遅いのか?

 

この結果、早く着替える必要のある時は、さっさと着替えていることがわかりました。つまり、彼は、早く着替える必要がないから、早く着替えないだけでした。

 

・作品展の絵を描くのが遅い

→早く描きたいけど描けないのか

→そもそも、描きたくないのか

 

この結果、作品展の絵は、自分の描きたいものではないことがわかりました。

 

絵画教室など自分の描きたい絵を描く作業は集中してできていました。

これは、能力に問題があるのではなく、環境に問題があるというわたしの見解です(先生には悪いけど)。

 

もしも、

早く着替えたいのにできない

早く描きたいのに描けない

 

など、本人の能力が他の子より圧倒的に劣っているのなら、本人も苦しいはずだし、早急に対応しなければなりません。

 

でも、彼は、自分で選んで、遅く着替えて、遅く描いていました。

  

子どもに立派な作品展を完成させたい先生にとっては、次男は気になる子どもだったんだろうなと思うけど、でもわたしは、自分の捉え方を変えることで、あんまり気にならなくなりました。

 

環境が変われば、彼の意志や状況が全く違うことが、わかっているからです。

 

私に具体的な影響がある?ない?で対応は変わる

 

冷静に考えていくと、私は彼の行動があまり気にならなくなっていきました。その一番の理由は、私には「具体的な影響がない」ことがわかったからです。

  

「具体的な影響」がない時には、親業では、考え方が違う、すなわち「価値観が違う」と解釈します。

 

なんだ〜

考え方の違いやん!

これは、受け入れてあげたいな〜

 

ここが腑に落ちたので、私の感じ方はガラリと変わりました。


だって、先生や私へ「具体的な影響がない」ことなのにイライラするということは、私の思う「正しい考え方」を強いてるってことですよね。

 

それは慎重になりたかったのです。


なぜなら、私は、彼の個性やパーソナリティを潰したくない!って思っていたから。 

 

彼の個性は、大切な自己・アイデンティティです。まあ、先生には幼稚園の教育方針というのがあるのかもしれませんし、色々な考え方があって、みんな、子どもの為にと思ってやっているところです。

 

ただ、私は一番身近にいる母親である私が、彼の個性を潰さないように、成長の過程や可能性を信じて理解してあげたいと思いました。

 

学校や幼稚園の先生との考え方や教育方針の違いも、よいとか悪いでなく、それぞれの考え方です。

 

それも「ああ、ちょっと違うな」と自分が解釈していればいいことだと思います。

 

先生と意見が対立した時に、親がどんな対応をするかは、子どもは見ているので、親が慌てないでいることが、子どもの精神安定には一番だと思います。


こんな風に、かなり冷静に状況を判断できたので、それからは自分の気持ちがスーッと軽くなりました。

 

 

 相手を非難しないで、いい関係を築いていく

 

 この記事だと、先生を非難しているように見えるかもしれませんが、私が言いたいのはそうではありません。

 

 こういう事実も実際にあることだし、実は結構多くあるから(私以外にもよく似た話はあるので)、もしも、だれか悩んでいるのなら参考になればと思うだけです。

 

 先生と親は立場が違います。

 

なので「先生のコトバ」は「先生のコトバ」として、感情に流されずにできるだけ正確によみとることを、おすすめしたい。

 

気になるようだったら、誰かに相談されるのもいいと思います。


きっと、別の捉え方、解釈があるとわかるのではないでしょうか。

 

親がその場を冷静に対処できると、どんな環境であってもすべてをプラスにできるかなと思います。

  

ま、今のわたしだったら、先生のコトバもサラ〜と流せていたのかもしれませんけどね。

  

子育ては、親が人として成長する時間を待ってくれません。

 

だけど、一番大切にしたいのは、あなたのメンツではなく、子どもの「心が傷つかない事」だと思うのです。

 

私が全てのお母さんに親業を学んでほしい理由がここにあります。


続き
2019/07/12
「幼稚園バスに乗りたくない」長男(3歳)の急なグズりだしにオロオロしたとき
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物分かりのいいはずのお兄ちゃんが、まさかの反抗?
幼稚園バスに乗るのを嫌がる長男に、わたしはとても戸惑いました。
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原因を問い詰めてもほとんど役に立たない!子育ての問題は摩訶不思議

幼稚園バスに乗りたくない、という長男。絶対に原因があるはずと思っていた私はつぎつぎと質問をはじめました。

 

「幼稚園が楽しくないの?」

「うんん、楽しいよ」

 

「バスが嫌いなの」

「・・・・・」

  

はっきりした理由はわかりませんでした。

 

私がムリをしてでも、朝は送ってあげるべきかな?

だってまだこの子は3歳なんだもの・・・・。

 

色んな思いが交錯しました。母親として、どうしたら「正解」なのか、わたしなりの「答え」が欲しかったんですね。

 

そして、入園して3日目の朝、


幼稚園バスに乗るのを嫌がる長男のそばで、バスに同乗していた園長先生に、思い切って相談してみました。

 

「あの~、この子はバスに乗りたがりません。私がバスを利用しないで、園まで送っていくべきでしょうか?」


 園長先生の答えは予想外のもの!!

  

「それはね、バスの問題ではありませんよ。お母さんが、しっかりと、送り出してあげてくださいね。」

  

えっ?バスは問題でないの?


園長先生にそう言われて、私はハテナ(?)が頭の中にいっぱい。。何のことかさっぱりわかりませんでした???

  

本当の問題は、その奥に隠れていることばかり

 

園長先生:

「子どもは、自分が泣くことで、お母さんが子どもを甘やかせることを、無意識的に分かっています。また、お母さんの戸惑いや不安に子どもが敏感になり泣いてしまうんですよ。

  だからね、新しい環境への戸惑いをお母さんの 強い意思と笑顔で 送り出してあげて下さい。」

 

わたし:

「あ、はい・・・(頭の中は??だらけ)」

 

  

園長先生に、

子どもの問題 でなく ワタシ?つまり 親の問題 だと言われて、正直驚きました。

 

 確かに心が揺れ動いておりました。

 

「わたしが揺れると子どもも揺れるんだ・・・」

  

そう理解できたので、次の朝は、バスに乗るよう しっかりと送りだそうと 心に決めました。

  

 

どんなに「バスが嫌だ」 と泣き叫んでも、今日はブレないぞおう!

覚悟〜〜〜〜

 

 ですが、、、

 なんと予想に反し、長男は驚くほどスムーズにバスに乗り込みました。

 

 

えっ?????

今日は、ぐずらないの????

 

 お母ちゃんが、揺れずに、”こころ”が 決まったことを 感じとって、

無駄な 抵抗は しなかったのかな?

子どもも揺れなくなったのかな?

あきらめたのかな(笑)?

  

子育てとは、時に、母親であるわたしが、グッと 腹をくくらければダメだ!と痛感した 事件でした。

 

 欲しかったのは、ブレない軸と信念

子どもの行動には、色々な原因や問題が潜んでいることがあります。


この時、表面的にでてきた問題は「幼稚園バスに乗りたくない」ですが、問題の根本的なところにあるものは、別の問題でした。


私の「心配と不安なビミョウな感情」が、長男に伝わり、それが彼の不安になりわたしを「揺さぶる」ことになったのかなと思います。


当時の私には、それが何かわかりませんでした。

 

子どもの問題って、、、、他人のことは理解できても、当事者として渦中にいると、本当にわかりません。

  

もしあの時、幼稚園バスをやめて、毎日幼稚園に送って行っても、今度は別の「ワガママ」を言ってきたでしょう。

 

なぜなら、わたしが変わらない限り、子どもの不安は解決されないからです。

   

そして、子どもは不安な親にSOSを出して揺さぶり続けます。

   

子育てって、ホントに奥深いです・・  


根本的に解決されていないと、また同じ問題がやってくる

園長先生の助言を得たこともあり、それから長男はすんなり幼稚園に行くようになりました。

 

でも、それだけでは、私自身は何も変わっていませんでした。

 

なので、二男が幼稚園に入園した時にも、同じような問題が繰り返されました。

  

ちなみに、二男の場合は「幼稚園バスに乗りたくない」ではなく、「幼稚園の制服を着たくない」でした。

  

長男と二男の問題は違って見えますね。

でも、本質的には、同じでした。

  

「幼稚園の制服を着ない」というのは、二男の本当の問題ではなかったからです。

 

私は、ただ「幼稚園の制服がきらいなの?」とか「着替えるのに時間がかかるの?」とか、嫌がる二男をなだめようと、ず〜〜っと、そんな対応ばかりしていたのですね。


なので、全く解決しないまま、無理難題、わがまま放題を言っている二男を相手にすることに、心底つかれ果てていましたよ。

 

子どもの訴え、問題行動に、親として「何とかしてあげなければならない!」と思ってオロオロしていましたが、実は「みせかけの問題」であることが多いことを、全く知らなかった私。。。


ホントに疲れ果てました・・・


今の私なら、こどもの心に耳を澄ませる事や、問題の本質を見極める事を、もうちょっと考えてられるなあと思いますし、効果的な声掛けをする自信があります!!


この時、なぜ子どものぐずりが無くならなかったのか、理由もわかります。


あ~あ、

もう一度できないかな?(笑)

 

子どもが自分で解決できるように  

親業を学んでラクになったのは、子ども自身が、辛い時にも自分で折り合いをつけられるようになる「子どものメンタルを鍛える方法」だったので、それが日常で実践できるようになったからです。

  

「私が子どもの不安を取り除く」のではなく「子どもが自分の不安を乗り越えられるように」かかわり方のポイントがわかったので、園長先生がいなくてもそんな子育てができるようになりました。

  

子育てを俯瞰してみる力と長年の経験が必要なのかもしれませんね。


でも、かかわり方を見極める「指南書」があると、私の子育ても劇変しました!

 

今回の「幼稚園に行きたくない問題」も、結局は子ども自身が折り合いをつけながら考えて解決すべき問題でした。なので、親が解決しなくても、全然OKの問題でした!


でも、わたしたち母親って、ほとんど母親の初心者ですよね。

 

で、いきなり子育てという、この世で一番ムツカシイ仕事をして、本当につらかったよ~


子どもの成長をただ促したかっただけなのに、 

怒っていいのか?

褒めるべきか?

待つところか?

突き放してもいいのか?

突き放した方がいいのか?

・・・・

 

どんな信念をもって子育てをするべきか、迷ってばかりで、

母親の不安が子どもを不安にさせてしまうことがある???


なんて、、、

親業を学ばなければ、誰が教えてくれたのでしょう~~~ 

 

続き
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