例えば、
子ども達がなかなか勉強しなくて、もうそれだったら塾に払うお金がもったいないからやめてくれる?
ってとき。
じゃあ、あなたの欲求は何?ってきくと、
勉強して欲しい
勉強しないなら、塾をやめてほしい
って言う方が多い。
だけど、「それって相手に対しての要求だよー。自分の欲求は?」って言うと、ちょっと考えた後、たいてい
お金をムダにしたくない!
ってなる。
私もそうだったけど、それって本当かな?
私はお金についてはとても苦手で、子どもを育てる時もお金との関わり方はずっとモヤモヤしてた。
だから、たくさん考えてきた。
本当はお金を出したくないわけじゃなくて、どちらかというと逆で。
本当は、子どもから「お願いします。お金を出してください」と頭を下げられて、
「よっしゃ、まかしとき!」って、子どもたちから頼られる親でいたい。
自ら主体的にがむしゃらに頑張ってる姿を見ながら、心から応援したい。
その為に、私もガンバローって思いたい。
私たちはいつも選んでいる。
選ばされてるものなんて、あまりなくて、実は選んでる。
なので、もし、気が進まないとか、はかどらない時も、ちゃんと理由があると考えて、
「では一体私はどうしたいんだろう?」
と、急かさないでじっくり立ち止まって考えてみたい。
うだうだと、ナゾの罪悪感を感じながら、面倒くさい自分も受け入れながら、自分とつき合う時間。