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苦しくて逃げたしたくなる!子どもの激しい抵抗に遭ったあなたへ贈る「覚悟」と「愛情」

苦しくて逃げたしたくなる!子どもの激しい抵抗に遭ったあなたへ贈る「覚悟」と「愛情」
  • 反抗期で本当にどう子どもに接していいのかわからない
  • 思春期の子ども接するのが苦しい
  • 子どもがちっとも可愛くない
  • もう、自分の子であって、自分の子でないよう
  • 助けたいんだか逃げ出したいんだか頭がグチャグチャ・・・ 

子どもからの激しい反抗に遭うと、自分の子どもへの愛情さえ疑ってしまうほどに、追い詰められてしまう事があります。

 

じゃあ、子どもを捨てるのか?


それができたら本当にラクだろうし、もしできるのなら実際にそうしても私は構わないと思いますが、それも簡単には出来ないのが「母親」と言う生き物。

 

子どもに対する想いを捨てきれずに、結果的にはこれからも関わり続けていくことになるのなら、私たち母親は一体どう気持ちを整えればいいのでしょうか。

 

子どもに

「こんなうち出ていくわ!」と言われて、

「そんなにうちがイヤなら出ていきなさい!」と言っても、実際にそれができないのなら、子どもも本気でそう思っていないことをあなたもわかっているからなのだと思うのです。

 

こんな時、何ができるでしょうか?

母親として、何をしたいのでしょうか?

 

荒れる子どもの心を助けたい!と思っているのではないでしょうか。

 

大切なのはとことん付き合う「覚悟」

子どもを本気で助けたいと思うのなら、一番大切なのは、子どもと心中する覚悟かな、と思います。

  

もちろん、本当に心中するわけではありません。気持ちの上では、自分だけ、逃げたりしないってことです。

  

子どもにとっての「良い答え」など、出そうと思うのではなくて、子どもの苦悩をどこまでも寄り添い、親として支えることを、引き受ける覚悟です。

 

理想を捨てる覚悟。

世間体を捨てる覚悟。

 

こういう「覚悟」を決めた時に、人は、なんか今までとは違うオーラが出るように感じます。

 

吹っ切れる?っていうか、「気」が変わってくるのかな?

 

迷いがなくなるのか?落ち着いてくるのか?親業講座を受講するうちに、変化していくそんなお母さんを何人も見てきました。

 

そういう母親のちょっとした気構えは、敏感な子どもはすぐに察します。

  

子どもと「心中」するくらいの覚悟です。

 

もちろん、心中はしませんよ(笑)が、でも、人生初と言ってもいいほどの子どものピンチに、

  

これからどうなるの?

私の人生どうしてくれる〜

少しでも早く片付く方法はないかな?

 

なんて、ビビってたり、姑息な作戦を練ろうとしたり、誰が悪いのか、悪者探しをしてジタバタしそうになってしまいますが、それでは問題は解決しないです。

 

ここ、自分でやるしかないところです!

 

無条件で愛していたことを思い出そう

私たち母親は、神様でもないただの人間ですから、感情が揺れて揺れてブレブレになることが多くあります。

  

だけど、我が子の幸せを願う気持ちは、誰よりも強いはず!

 

これがあるから、今まで育ててこれたのです。

 

他人の子どもならできない事が我が子にはできました。

 

これが愛情でなくて、なんなのでしょう?

 

だからね、もしかしたら、やり方は間違っていたのかもしれないけれど、自分の子どもへの愛情はホンモノなのだから、そこには自信をもってもいいと思うのです。

 

必要なものはこの気持ちだけでいいのです。

 

大切なのは心構えです。

 

あなたは十分に資格があるので、覚悟を決めていきましょう。

 

 

子育てを邪魔するうまくコントロールしたい気持ち

  

今まで穏やかに流れていた河川が氾濫したような、突然の子どもからの暴挙は、本当にビックリしますね。

 

だけど、その勢いの最中、なんとか被害を最小限にしようとしても、姑息な手立ては、彼らの勢いを増すことになり兼ねません。

 

なぜなら、それは彼らを「コントロールしよう」とする下心と捉えられる可能性があるからです。

 

子どものあふれるような、抑圧され屈折したエネルギーを放出したあと、何が残るのかはわかりませんが、

  

今、自然に反し、なんとか食い止めようとして、あなたが流れをせき止めることにエネルギーを使い果たして疲れてしまうことは、私はとてももったいない気がします。

 

 

この世には、私たちにコントロールできることと、コントロールできないことがあります。

 

コントロールできないことは、どうあがいても、なるようにしかなりません。

 

 コントロールできないことをコントロールしようとしても、エネルギーのムダです。 

 

まずは、開き直って、それも、必然であったと成り行きを見届け、そして、河川の氾濫がひと通り収まった後でその後のことについて、考えていきましょう。

  

大切なのは、これからの未来です。

 

反省するより、経験から学べばいいだけだと思います。 

これからのことにエネルギーをかけていきましょう。

 

 

経験をムダにしないで、これからの人生に生かすために、人間関係の原理や先人の叡智を学びませんか?

 

きっと、ヒントが得られるはず。


人はいつからでも変われることを、身をもって示していきましょう。