子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 今日のおかん塾
 

今日のおかん塾


2024/11/30
率直に自分を語るのに多くの人が抵抗を感じる訳

今日は、先月から開講している自己実現のための人間関係講座の第2回目でした。

 

本当に、楽しい講座~~~


今回の講座では、自分らしく生きる人が持つ特徴の圧倒的な「潔さ」にハマっております。

 

これは、親業訓練講座とはまた違う感触です。

 

自己実現の講座は、ゼロからその先のプラスへ!みたいに、もっと自分らしく生きる事の欲求を叶えていく「快感」がある講座ですが、当然、誰のせいにもできない、自分の言動に責任をもつことになります。

 

責任のある行動をしていくための、表現の方法、流儀があって、それを学ぶのですが、

 

自分を語る

 

という事への難しさも違和感も感じますね。


講座では、体感的に学んでいきますから、自分を語り合っていく中で深く知りあえて、そしたら自分の中にも目が向き、自然に未来への次の扉が開いていく感じも味わっていただけると思います。

 

そして、自分を語り合う練習だから、必然的に皆さんの事をよく知ることができるのです~

  

何が好きで、

何を思い、

何を大事にしているのか?

  

色んな側面で自分を語えると、今までの知っていた事だけでなく、意外な一面も知れたりするので、親近感がわき、すごく、身近に思えてくることも、リアルに体感。

  

今日も、あっという間の時間でした。


私は、この講座を提供しながらも、自分の人間関係について振りかえっていました。

自分を率直に語る事は、自分にウソをつかないから自尊心や自己評価が高まるけれど、同時に相手との関係が変わってしまう可能性も秘めています。

現に過去「やらかして」しまった私。そのことで、実は1年近く心を痛めています。

ですが、自分にウソがないので、そのことで自分を責めるのは止めようと、改めて思った。

ただ、相手が「ひっこみ型」の場合、こちらが何を言っても「攻撃型」になってしまうことが多いのも学んだな。でも、やっぱり怒りを感じていたのも事実だし、ま、しゃーないなと思います。

なるべくしてなったのかと思うし、相手は変えられませんからね。

攻撃型の人は、かなり深い罪の意識を持つので、実は人間関係に苦しんでいる人は攻撃型の人の方が多いのかもしれないと改めて思いました。

人間関係って深いですね。


2024/11/29
今の親の関わり方をどうするか?
今日は、オンラインの個別相談をしました。

最近のお母さんは、子どもの成長に自分の関わり方が影響がある事を十分にわかっている方が多いです。子どもの為に、自分の関わり方が過干渉になっている?と思っていたり、あるいは家族から言われたりしていて、自覚はあるのですね。ですが、どうしていいのか分からない。

こういう子育て悩みは、色々な考え方や、色々な意見があると思います。ですが、すべてイメージの話とか、理論だけの話などが多い。

子育てのあらゆる悩みを網羅できる、一つの確立した「解決のための手立て」があるのが、おかん塾の子育て相談の強み!なのです。

もちろん、イメージも大切です。子どもにどんな姿勢でどんな態度で関わっていくかは、明確な目標と、親のスタンスが具体的にイメージできると指針ができます。

ですが、指針だけでもダメなんです。本気で改善のために取り組もうとすると、もっと別のものが必要です。

それは何かというと、子育ては伝え方の技能訓練だから、誤解が無いように伝える為の技を磨いていくということ。

訓練には、いくつかの段階があります。例えば、

目の前の子どもを先入観なく冷静に観る訓練、
子育ての目標地をとらえて悩みに巻き込まれない訓練
相手の体験に心を開く訓練
自分のモヤモヤを見つめる訓練

などなど、トレーニングばかり(笑)

ですが、子育てを諦めず、トレーニングできることは、私はすごい希望が持てたことなんですよね。

今日も、その方の悩みや現状を一緒に考えながら、めざす子育てを実現するために、どんな接し方をしていくと効果的なのかをお伝えしました。

思いもよらない考え方に、少し驚いた表情でしたが、状況を整理しながら話すうちに、気持ちがスッキリしてきたと思います。

ゴードン博士の理論は完璧なので、私はわかりやすくお伝えするのみ!ですが、本当の課題はそれをご自分の日常生活に落とし込む事です。

こっちのほうが、100倍大変💦

良かったら、トレーニングも参加お勧めしますね。

ものすごくご自分を見つめていて、自分のやりたいことが明確な方だなと思いましたよ。

今日はご縁をありがとうございました。








2024/11/27
子どもを縛らないことが自由を与え、それが最良の環境になる

「親」となり、

子どもが健やかに、たくましく育ってくれればくれるほど、

 

私は「歓び」と同時に、知らないうちに勝手に膨らんでいる「期待」がある事に気づいた。

  

子どもに自分のぼんやりとした理想を重ねていたことに気づく時には、必ず、

 

えー

そんな事言うの?

そんな事やるの?

それを選ぶの?

  

という、気持ちがある事に気づいた。

 

 「この子は私に反抗的だよな~」と、日頃、あまり「期待していない子ども」が、

 「この子は私の事をわかってくれるはず」と、「期待してる子ども」と同じ「行動」をしても、それほど腹が立っていないことに、「行動の四角形」に整理して気づき愕然とした。

 

同じ息子なのに、

期待していた子どもの方が、結果的に受容線が高くなっていたなんて、、、

せっかく、〇〇ができるのに~

もっと能力が生かせるのに~

頑張れば、あなたならもっと「上」に行けるよ~

 

などなど、「期待」が私を、そして息子を苦しめていた。

 

あれ?

 

上とか下とか、

評価やジャッジの価値観で見ているのは、わたしなんだよね。。

 

息子たちは、

そんな勝ち負けの世界に辟易していたのかもしれない。

 

ん?


イヤイヤ、違う。


思い出そう


忘れていたけど、思い出そう

 

私は、子どもに自分の思うように育つよう期待していたのではなく、

 

子どもが、周りの価値観に引きずられずに、自分で自分の人生を幸せにして生きることを期待していたのだ。

 

ならば、

 

もう叶ってるかも(笑)


彼の人生。

 

彼が運命をコントロールして生きている実感が持てるように、


あなたは自由なんだよと


教えてあげたい。

 

 


2024/11/26
コトバの意味を頭だけでなく肌感覚で理解することが大事です
今日は、親業訓練講座火曜日クラスでした。

今日は第5回目でした。先月末から始まった講座も、早いもので、今回から後半戦に入ります。

早くも、「これ、終わってしまったらどうしようと思います」なんて言ってくださり、ホッコリするやら、嬉しいやら(笑)

親子の関わり方について、今までと違う角度で、しっかりと切り込んで学んでいくので、特別な味わいを持ってくださっているのかなと、感じたりしています。

このクラスは、最近では珍しく(笑)就学時前の子どものお母さんも参加されているので、事例が可愛いんですよね(笑)←可愛いなんて言って、ごめんなさいですね。

ですが、相手がイヤイヤ期だろうが、未就学児だろうが、高校生だろうが、同じ手法ですべてOKなのも、親業がオールインワン!なところです。

そして、目指して行くのは、皆さん自身が望む子育てを実現していくために、どのように使いこなしていくのか?を理解していただくこと。

それぞれの事例に合わせながら、コトバの組み立てをしていきました。

それから、講座の中で、親の役以外にも、子どもの役を経験するところも、大切な要素です。

子どものつもりになってみて、親からの言葉がどんな風に自分の身体の中に入っていくのか?

コトバの意味を、頭で理解するのではなく、肌感覚が大事です。

しっかりと味わってみることで、おのずと受け入れられやすいコトバが見つかってきますね。

それから、わたしメッセージが明確かな?あっているかな?と思う時には、必ず、それが自分が伝えたいことなのか?を確認することもおすすめしています。

私たちは、自分の言いたいことが何なのか?

悩みすぎて、あるいは、「あるべき姿」にとらわれ過ぎていると、何が本当に言いたかったことなのか?をとらえることが出来ません。

「相手について」伝えるというよりも、「自分について」語るをやっていこうとする時、意外に「??」「何が言いたかったんだろう?」「どんなことを望んでいるんだろう?」が明確になっていないことに気づきます。

気づくのが、学びの第一歩!

自分の望みや想いがスッキリしてくると、伝えるメッセージがビシッときまってきます。すると、自分を伝える事に集中して非難がましい言い方をしないで済むようになるので、スンナリと届きやすくなりますよ~

「こんなこと言ってもいいんですか?」とか、「言ってみたけど、〇〇と言われました」とか、「とにかく言い馴れないので違和感があります」とか、色々な疑問や質問などなども出てきましたね。

ここがしっくり来ていないと、実際には躊躇されてしまうかもしれませんね。この、質問や疑問点をどう解消していくのかが、使いこなしにはとても大切な所です。

次回は、環境改善を説明した後で、対立についてに入ります。

この、対立を解くための具体的な方法が提示されていることが、ゴードンメソッドの真骨頂ですよ!

お楽しみになさってくださいね~

今日もありがとうございました。


2024/11/25
連鎖を感じた時の事

「ご飯の用意、手伝って!」


バタバタと 忙しい 最中、長男に このように 頼んでも 無視されるときが あります。


わたしは、これが、大嫌い!

親を 完全に ナメてる、偉そうな、ふてぶてしーい 息子です。


「おい!風呂に入れよ!」

夫が 長男に こう言っても、微動だに しないときも、

夫よりも わたしが 先に イライラ


「言っているのに、反応が無いと、無視されたような 気になって、すっごく嫌!」

「お父さんが言ってることに、すぐに動かないのは、お母さんがイヤだわ。」


一応、親ですから・・。そこんとこはしっかりと・・。当然よね。ウンウン。


ある日、

いつもの様に、わたしメッセージを 送ろうと、自分の正直な気持ちを 探っていました。


「親の言うことを、すぐにきかないのは、無視されたようで、腹が立つ!」

「親の言うことを、すぐにきかないのは、イヤだわ」

「親の言うことを、すぐにきかないのは、ずるい・・」


えっ???? ずるい?????


「わたしは、やってきたのに・・」

「わたしが 親に対してやってきた事を、あんたが やらないのは、ずるい」


ええっ!!!


ガビーーーーン

自分の中に 確かにあった、この感情!


「わたしは、親が言ったことは、すぐに やっていた。 やらされていた。 すぐじゃないと ダメだった・・」


ショック

自分のなかに、こんな気持ちが あったなんて・・・・。


「・・・・・」

だけど、現れた途端、一瞬にして、無くなったこの”感情”。

フシギ。


子どもに ”ずるい” と 感じるのは、”イヤだ” と 思う わたしが いる。


それ以降、目の前に いるのは、

読書や テレビに 夢中になって、親の 言うことが 耳に入らない、

ただの ボーっとした 中学1年の 長男です。


ごく 最近の事です。

(ちーまま)
2011年2月5日ライブドアブログより転記


2024/11/25
5本指の靴下は洗濯する手間がかかる・・夫に思い切って伝えてみた時の事

毎年、確実に 増え続ける 体重増加を くい止めようと、夫が 最近 ウォーキングを 始めました。


毎朝 早起きして、1時間弱 歩きます。

Tシャツに 短パン& 5本指の靴下が 定番スタイル。

家に帰ってから シャワーを浴びて、会社に 出勤します。

(加齢臭対策も バッチリ)


先日の 夫の 休みの日の 朝。

特に 予定が なかったので、買い物でも 出かけようということになり、わたしが 洗濯物を 干し終えるのを 待っていました。


前日 洗濯を していなかったので、2日分。


夫の靴下4足 うち2足は 5本指。

5本×2×2=20本


指のところが 半分 ひっくり返った靴下を

ピンチハンガーに 干すために 形を整えます。


一つずつ、手の指で 裏側から 押し出しながら。


靴下の持ち主は 向こうの方で のんびり テレビを観ている様子。


まあ、ちょっと言ってみようかな・・・。


「ねえ~5本指の靴下、ひっくり返すの、結構 時間かかるわ~」

「んー、そのままでもエエで。」

「そのままで?でもクチャっとなってるまま、干すのはイヤなんよ。脱ぐときに 元の形のまま 脱いでくれたら いいのにな」

「脱ぐときに? イヤやな。」

「イヤ?」

「脱いだ靴下をさわるのがイヤや。」

「え?自分の靴下やのに? 自分のでも 脱いだ靴下を さわるのは イヤなんや」

「そう。」

「そっか~。でも そうじゃなくて、親指の上から 押さえて グーッと引っ張ったら脱げるんちゃう?」

「そうかな。」

「まあ、ピッタリした靴下やったら、そんな風に脱げずに裏返っちゃうね。」

「そうや。この靴下、ピッタリしてるんや。」


そうねえ~。夫のデッカイ足には この靴下は ピッチピチで

脱ぎにくいかも しれヘンな。


元々、裏がえった靴下が すご~く気になっていたわけではないけど、伝えたのことで、スッキリ


翌日から

洗濯カゴの中の靴下は 裏返っていません。


この前、靴下を脱いだ後、一生懸命 表に返している姿を見ました。


Thank you です

(2010年10月9日ライブドアブログより転記)

2024/11/25
はじめて「能動的な聞き方」をした時の思い出

2005年。

親業の講座に初めて参加した時、わたしの悩みのタネは二男(当時3歳年少)のこだわりの強さでした。


気に入らないことがあると、すぐにメソメソ。そのくせなんでも自分でやりたがる。

その情けない泣き顔を見ると、わたしの喉の奥がムラムラとむかついていくのがわかり、感情を押し殺すのに必死の毎日でした・・・。


その日の夕食はスパゲティ

3歳なのに、大人と同じ扱いを望む二男のために、大人用の大きな皿に半分くらいの量を盛り付けて出していました。


初めは機嫌よく食べているのですが、そのうち量が少なくなって、フォークに絡まりづらくなります。


「うっうっうっ・・・たべられない・・・」


また始まった~~~(イライラ)

ああ~~~助けて~~~えーい ヤケクソ


「フォークでクルクルして食べたいのね。」

聞き方って、こんなんでいいのかな?


絡まりやすくなるように、スパゲティを端によせてあげたら、


「おかあさんが触ったら あかん。」

(じゃあさっさと食べてよ~~~)←ガマン。忍。


「じぶんで食べたいのね。」


ぎこちないセリフ。これ以上は口にチャック。


せっかくの受講。お金もかけてる。無駄にするか~~


あれれ?どうしたの?


「このお皿に入れてたべる。」


食器棚から自分で小皿を取り出して、移し変えて食べています。

またクルクルできて、嬉しそうな横顔。


うっそー あの泣き虫君が、自分で小皿に入れ替えて食べると 考えたなんて。


今まで さっさと食べさせようと あの手この手の苦労は なんだっだの?


その日は寝るまで とっても素直でいい子だった二男。


衝撃の展開。”聞くこと” の効果が まだ実感できていないわたし。

不思議な体験でした。


(ライブドアブログの記事より)

2024/11/24
NOと言うと決める
どう思われても構わない
NOと言おう
 
 
何がNOなのか?
何が許せないのか?
 

ちゃんとわかっておくと、
ちゃんと伝えることができるから
 
 
一度、NOと言ったら、
すぐには引き下がらない
 
 
考えての決意なのです。
 
 
私の魂を傷つけて、平気な人、
それを伝えても、
変えようとしない人、
 
同じことを繰り返す人は
 
私を見くびっている人だ。
 
私は見くびられると感じて、すごくイヤなんだ。

 
対等な人間関係を、持てるように、
私なりに、今、できることをやったから、
 

私は決断できる。
 
 
自己表現を研鑽することは、
自分の心の声を無視しないこと
 
 
自分を大切にできるのは、
私だけ
 
 
魂の声を聞いて生きるのです。
 
 
心を尽くしても、信頼されないのは、ツラいことだな
 
 
でも、
 私を信頼してくれる人もいるから、私は私の味方でいよう
 
 
人生の時間の中で、
エネルギーをどこに使うか?
 
 
心を通わせ合う時間の中で
私は暮らしたい
 

2024/11/21
やらかしてしまった後が、子どもに親の在り方を問われる
悩む時間は、可能性の時間。
悩む時間は、伸びしろの時間。
できないときこそ、
苦しい時こそ、
本当に望んでいるものが見えてくるもの。
自分に優しくしてあげる時間。


今日は、親業訓練オンライン12期、木曜日クラスの最終回の8回目でした。

9月から2カ月間、学びを共にしたメンバーと、最後の授業でした。

最終回は、ああもう終わってしまうの??という心細さも味わいます。

親業訓練講座は、決して優しい楽しいだけの時間だけではありません。時には厳しい現実を突き付けられるような、耳の痛~い話もたっぷりある講座です。

そんな真剣な学びの時間なのですが、でも、「この時間があるから、心が支えられます」とか「この時間を楽しみにしていました」と言われることも多くあります。

今日も何人かの方がそのような感想を話してくれて、とても嬉しい気持ちになりました。

これは、受講生の方自身が「自分が変わっていった感覚」を実感として持てているからこそなのかな、と思います。子どもへの効果的な接し方の、基本の考え方と、具体的なコミュニケーション技能の2つを理解することで、今まで感じていた色んなモヤモヤがどんどん明らかになっていったんだろうな。

心の中にあったモヤモヤした霧が晴れたら、自然に視界が広がってきますからね。

子どもは何も変わっていないのに・・・(笑)←ふしぎ

ですが、その理由も少しずつ納得できるかもしれません。モヤモヤしても、そこに何があるのかを具体的に視る練習もたっぷりするし(そして、実は妄想だけだったりすることに気づく)、言いたいことがあれば、それをハッキリと言えることが出来ると、とにかく後味がスッキリして「自分の好きな自分」でいることができます。

そしたら、自然に家の中が落ち着いてくる(笑)←不穏な空気感は、実は親がまき散らかしていたと気づく

また、いい調子で改善しているなあと思っても、親子関係はそんなに甘いものでもありません。

そんな話も出ましたね。

親業は、一難去って、また一難。これも学んでいるとあるある(笑)ですね~

本当の自分に目覚めると、いろんな事の蓋がパカパカとあいてくるように、今までのように我慢ができなくなることもあります。または、望みは一つ叶うとどんどん高くなる(笑) 気の緩みとも言いますが(笑)

ですが、それも皆、表出できるからこそ出てきた問題だと思うのです。今までの「言えなかった関係」から、「言える関係」になったという事。

そして、こんな冷静さを欠いてしまった時こそ、学び時です!親にとって子どもは、最も遠慮のない一番厳しい「師」となります。

子どもは、自分の人生を賭けて、「親に変わって欲しい」と自分でできるありったけのサインを出します。こんなに自分をかけて向き合ってくれる人は他にいません。そして、今後の親子関係を左右するのは、親子が冷静になった時の処し方だと思う。

やらかしてしまった後、どうするか。

親子関係のいい所は、一緒に住んでいると、嫌でも顔を突き付けあえる機会が持てる事です。つまり、挽回のチャンスは多くあります。

私としては、親がときどき冷静さを欠いてしまうのは、圧倒的にわたしメッセージで自分の気持ちを言えていないことが、原因だと思っています。つまり、今まで我慢のし過ぎ(笑)

まあ、言い方を知らなかったのですから、ムリもありませんね。親業を学んだ今は、また同じことにならないための準備を、周到に多方面でしておきたいなと思います。

講座は終わってしまいましたが、親業のフォローはずっと続きますので、安心してくださいね。

次回は、2か月後にフォローアップ講座をします。

その時に、どんな変化があるのか楽しみです。

自分の子どもと言っても、相手は「人」ですから、自分の思う通りには動きません。こんなシンプルな事なのに、時々忘れてしまうのも、親業の難しさだと思います。でも、学ぼうという気持ちがあれば、人はいつからでも変われるし、親だって変われるのです。

それを子どもたちに証明したい!

そして、信頼と影響力を復活させて、一目置かれる人になる(笑)←これが狙い

ここで偶然出会った方たちが、すでにかけがえのない存在になっていて、すばらしい学びの時間を過ごせた事、そして学びを伴走させていただいて、本当に感謝です。

ありがとうございました。


2024/11/16
子育ての悩みやイライラを根本解決に導くために、まずはこれをするのがおすすめ

私は32歳で親になるまで、犬も猫など動物を飼った経験がなく、教師・保母・看護師さんでもない「フツーの主婦」でした。

 

それがいきなり「親」となり、続いて二男、三男と生まれましたから、気づいたときには3人の男の子の「おかん」になっていました。生き物を育てるための「手ほどき」を知らないままに、「親」になってしまったのです。


「人を育てるってどうやってやるの?」と、すっごく悩みまくって悶々としていた時に「親業」を知り、子育ては本当にラクになりました。

 

実際に私がコトバを変えると、\\子どもは確実に行動を変える//

 

だが、しかし!


親業を習っただけで、育児の悩みは全てが無くなったわけではありませんでした〜〜〜

 

悩みは、次から次へと出てきました。

 

「子育ての正しいやり方を学んだからラクになるはずなのに、なんで?」

 

一向になくならない子育ての悩み・イライラに「まだなの〜〜?」と、いつになったら、ルンルンになるんだ?と、「親業」さえ、いぶかしげに思ったこともありました(今だから言いますが)。

 

そして、それからしばらくして「ああ、それほど甘くないのが子育てなんだな」と、やっとわかったんです。

 

当時、あまりにもイライラした時に「イライラ」について、研究してみることにしました(笑)


なぜなら、夫やあまりイライラしていないからです。
 

「夫はイライラしていないのに、なぜ私だけこんなにイライラしているのだろう?」 と、自分のイライラを検証したら、自分なりに色んなことがわかりました。

 

子どもにイライラする「心理」は、実はいくつもの段階があったんですね。

 

これは私の感じ方の問題なのですが、もしかしたら参考になるかなって思うのでシェアしますね。


イライラすることは避けられるのか?

まず、このイライラ。

私は、イライラするだけで、イライラしてました(←これ、わかる?)

 

なぜこんなに、イライラするんだろう?

 

子育てでイライラするのは、子どもがいるからです。子どもがいなければ、子育てのイライラは起こりません(当たり前だけど)

 

そして、イライラするだけでイライラするのは、イライラすることに罪悪感を感じているからなんだと思いました。←わかります?

 

つまり、子どもにイライラする自分を「ああ、こんなことでイライラしちゃいけない」って責めてたんですよね。自分が自分を責める。悪い事をしているような、なぞの罪悪感が起こっていたんです。。。。

 

え〜〜〜

 

自分の中のこの気持ちに出会ったとき、もやは、この「イライラ問題」は自分の中の避けては通れない問題だと感じました。

 

なぜなら、子どもがいる限り、イライラは起こるからです。

 

子どもは私の思い通りにはならないから。

 

思い通りにならなくて当然なのに、思い通りにできないことにイライラしてる????


←この矛盾に気づいた!

イヤ~ホンマに、こんなとこで悩んでいたなんて、ムダですよね('◇')ゞ

なので、私はこれを「当たり前のこと」と認めることにしました。

 

これは、食べたらウンチが出る・・・と同じこと。

人とかかわったら、イライラが出る・・・・。

 

親として新米な私なのだから、それって仕方ないことだから、

 

思ったようにでできない自分にイライラしていいんだと、まずはそこから始めることにしました。

 

「イライラは感情のウンチだから、イライラする感情はあるのが当たり前。その感情にどう対処したらいいのかを考えるのがいい」


そう考える事で、自分の中に落とし込むことに一歩近づいたような気がします。

 

実は、子どもの行動にイライラして受け容れられていない自分の気持ちに正直になるというのは「親業」の「基本中の基本」であり「第一歩」です。


「第一歩」なのですが、、、、


実はこの第一歩こそが、私にとってはとてつもなく難しいことでした。


実際にそれを罪悪感なく行うことは、わたしにとっては5~6年ぐらいたった時間がかかる事でした。今でもナゾの罪悪感はた~っぷりと残っていますが、「ま、それも私」だと思えるようにもなりましたね。

 

罪悪感を感じる自分とも上手く付き合えるようになってきたのだと思います。


 子育ての悩みは大きく2段階に分けられる

話は戻して、

イライラが感情のうんちであって当たり前でいい!と決めてから、わたしはの子育てが大きく変わっていきました。

 

実は私は、自分が思っているよりもはるかに、子どもの行動にイライラしていました。


宿題をしていないことも、夕食の時に肘をついて食べる事も「イヤだな、やめて欲しいと思っている」つまり「非受容の行動」なんだと、そう思ってもいいと自分に許可が出た時に、私の受容ラインは一気に上がっていきました。


「え~~~~~???」

と、呆然とした気持ちになったのを覚えています。

今思うと、子どもの全てを受容してあげなければならないナゾの洗脳に縛られて、子どもを観る時に「シンプルに行動のみ」に着目することが、できなかったのかな。


←今ならわかる(笑)


わたしは「偽りの受容」の状態だったのでした。


そして、それを認めて、そのことを伝える方法を始めた時に、少しずつ状況が変わっていったんですよね。

 

そして、その後であと2つのイライラの原因を発見しました!

 

1つ目は、子どもに「伝わっていない」ことのもどかしさでした。

 

例えば「宿題をしないといけないよ」と伝えたい。でも伝わらない時に、もどかしさを感じました。

 

子どもにどれだけ言っても、馬の耳に念仏・・

何度も言っているうちに、子どもも、頭が真っ白になる様子で目がうつろ。

完全にパニックになっているのに、なんか、ピンときていない。

まるで宇宙人と話してるみたいな、感覚・・・

 

伝わっていないと思う。

何としても伝えたい

どうしたら伝わるかしら・・・

 

と、あの手この手を使っていました。

 

子どもが何か気になる行動をしていても、親がそれを注意して、子どもがすぐに親が望むような行動に変えてくれたら、何も悩まないわけです。

  

でも、行動が変わらないとモンモンとしてくる・・。

それで、行動を変えようと躍起になってくる。

つい、力づくで強制的に行動を変えさせることになる・・

  

こうなると、子どもの行動を変えさせることはできるかもしれませんが、あれこれと別の問題が起こってくる可能性があります。力を使う事の「悪影響」はゴードン博士も言っていますが、それはみなさんもきっと薄々気づいているのではないでしょうか。

 

なので、内心はモヤモヤが残っていたり、後味の悪さを感じていることもあるかもしれません。 

 

 

それから、子育ての悩みの2つ目は、子どもの「〜したい」という気持ち・欲求を自分の中で「許せない」「納得できない」「理解できない」みたいな気持ち・苦悩です。

 

例えば、「○○したい」「△△が好き」という想いがどうしても受け容れられない、どうしても納得できない・・みたいな気持ちで苦しくなったことがあります。

 

「勉強をしないとダメだと思っていながら、できない気持ち」

「スマホが離せない」

 

そんなもん、わからん???

理解不能?????

 

私がこれほどイライラしてしまうのは、私は子どもの事を本当には受け入れていないのではないだろうか?

子どもへの愛情が足りないのでは?

自分は母親失格なのではないだろうか? 

 

「伝わっていない」イライラと、子どもを「理解できない」イライラ。

 

私が自分の中に感じたものは、この2つです。

 

この2つは、すこし種類が違っているのがわかりますか?

  

  「伝える」ことで、かなり解決できる!

 

子どもの事で悩み、イライラが続いていると、もう、何が何だかわからなくなっている方が大勢おられます。

 

子どもと一緒にいられない、

見ているだけでもイライラする、

家に帰るのも辛い、イヤ!

 

そんな時に、考えてみて欲しいことが先ほどの悩みの分け方です。

 

まずは、悩みの第1段階について考えてみましょう。

 

その困っている気持ちは、子どもにちゃんと伝わっていますか?

 

親業でコミュニケーションを習ってみるとよくわかるのですが、意外と言いきれていないことが多いんですよ!

 

「この位、わかってるだろう」

「何回も言っているし」

「昨日も言ったし・・」

 

これね〜〜〜〜〜

 

甘いです

 

子どもには「子どもの世界の子どもに通じる言語」があると思ってください。

 

そして、その言語を使わないと、子どもには伝わっていません。

そのくらい、親のコトバのからまわりが起こっているのです

 

なので、”あなたが何をどう困っているのかを、子どもが理解できる言語・表現で伝える”

 

この技能がスキルとして必要になってきます。

あるととても便利です。

 

キチンと「伝える」ことができると、子どもは進んで行動を変えてくれます。

 

これは、わたしの経験では100%でした!

伝え方を変えると、子どもは3人とも100%行動を変えてくれたのです。

 

もっとも、小さい時でしたが(笑)

 

子どもが行動を変えないのは、彼らなりにワケがあったと実感できました。

   

「伝えても」行動を変えてくれない場合もあるけど

 「伝わっていない」イライラと、もう1つのイライラは子どもを「理解できない」イライラです。

 

この子どもを「理解できない」イライラ・悩みは、親としての正念場となってくるろ思います。これも、伝える技術を持っていることにより、かなり解決します。

 

親の気持ちが「完全に」伝わるからこそ、その後で子どもが行動を変えないのは別の理由があると考えることができます。

 

「伝えているわけだから、可能なことはしてくれる」

 

という前提で考えることができるのです。 そして、その後も分けて考えることができます。 

  • できないのか?
  • やらないのか?
  • やりたくないのか?

子どもは、自分の行動に親が困っているとわかっていても、できない事があります。子どもができない場合は、能力が未熟だと考えます。発達の過程での能力不足の問題です。子どもは「できない」のですから、ここは悩むところではありません。

 

やらない場合

やりたくない場合、

 

ここは、親子の対立が起こっていますから、すぐには解決しないところでもあります。じっくりと対話して取り組むところです。

子どもの成長とともに、つまり思春期になるとこの部分が増えてきます。

 

わたしは、子どもを受け入れられない部分がかなりあったので、しばらく悶々としていました。思い入れが強かった分、結構長かったと思います。

  

いずれにしても、伝える技術があることで「伝える!」ことができますし、その次のステップへと視点を変えられるのです。


適切な解決法がわかったことで、それまでのガチガチに固まった悩みがすこしずつ解れていったのです。

 

「伝える」ことから、始まる親子の対話

 

私は、「解決の指針」に沿って、日々子どもに接しながら「対話」を重ねることで自分の許容量が自然に大きくなっていきました。

 

子育ての問題は、即!ではありませんが、すべて解決していきましたよ。

そして、まずは私が困っていることを、子どもに伝わる方法を知っていると、それだけでもとてもラクになったのも事実です!

 

だって、ほとんどのお母さんの悩みは

 

「なんて言ったら伝わるの?????」

 

と、自分が伝え方を知らないがほとんどなんですよね。

 

こんな時、親も困っていますが、子どもも困っているかもしれません。

 

親の本当の気持ちがわかると、子どもはなるべく、それに沿って行動を変えよう、と思いますし、親も子どもの本音が十分にわかると、それを押してまでやらせようという人は案外少ないです。

 

お互いが心から理解しあえるって、とても大切です。

 

子育ての不安もイライラも、実は相手の事を「知らない」ことから起こります。

 

分かり合える仲になると、子どもをもっと応援してあげられますね。

 

なので、やっぱり一番大切のなのは、「イライラしていることを後ろめたさを感じず」「伝える」コトだな、と思うのです。

 

(あ、最近では、相手の事をあまり知らなくてもイライラしなくなりましたけど(笑)

 

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