自立・自己規律心が自然に育つ、戦略的省エネ子育ての方法を学ぼう
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今日のおかん塾


2020/12/31
大晦日の思い出
毎年恒例の大みそかの想い出。

私は、結婚してからもずっと大晦日の過ごし方がすごく下手でした。

いつもピリピリ機嫌が悪くなっていて、
アレコレと、指図ばかりしていました。

夫は、そんな私が「嫌」なようで、「もう、特別なコトは何もしなくていい」と言いました。

でも、
そうは言っても、そんなわけにはいかないのよね~
だって、ちゃんとしないと、お正月が来ないよ~


夫と子どもは悪くないのはわかっているけど、なぜかイラつく。

私は、いつもこの気持ちをどこにぶつければいいのかわからず、悶々としていました。

分けもなくイライラしてしまうのは、私のイライラが、何に怒っているのかわからないイライラでした。

それが分かった時、私は少し変われて、はじめてちょっとだけ冷静になることができました。

大晦日のイライラは、母がいつもイライラ忙しそうにしてたから、私がいつもダメだと怒られていたから、その時の記憶がよみがえってきていたのかもしれません。





2020/12/26
男の子を見てイライラ時
男の子を3人育てて思ったことは、

男子は、女子とは、全く違う生きものだということ。

構造が、まったく別のつくりの、別の生き物だということを「腑に落とす」ことがとても大切で、

なぜなら、
きっと、同じと思うから、イライラするのだよな~

「別」「違う」と思うと、イライラしない。

それでも、イライラするのは、もしかしたら「わたしと同じでいて欲しい」っていう想いからかもしれません(笑)

わたしと同じでいて欲しい。

そう思ってしまうのは自由。

でもまあ、それって実際には不可能。。

だけど、思うのは自由だけどね(笑)

変えられるものと、変えられないものがあるよね(笑)

つい、思っちゃうのも変えられない(笑)

ワハハ・・わらっとこ


2020/12/25
母の仕事はスゴイ仕事

以前、あるとても有名でたいへん影響力があって、当然とても稼いでいるであろう?(←これは憶測)、あるカウンセラーが引退するって知った時、ときの事。

 

その人は、テレビにも出てて、本もたくさん出していて、無茶苦茶強い影響力で人生を大きく変えられた人もたくさんいるんじゃないかなって思うほどの人でした。


え??

やめるんだっ

 

てちょっとビックリした。


私には一切関係ないのに、なぜかとっ~~~~ても違和感を感じちゃったのよね。。。。


で、

 

いつものように、なんでそんなにワサワサするだろうって思った。


そしたら、母親の仕事って「やめる」ってないからだと気づきました。

やめる。

 

ないな〜


そっか。お母さんは、やめるってないもんね。

 

他のどんな仕事も、自分の意志でやめることができるのかもしれないけど、

 

「お母さん」は、やめない。

 

最近、「卒母」ていうコトバがあるけれど、でも、「母」って一生「母」だからね。

 

命と共に、受け継がれていくものであり、

ずっと続いていく、一番濃ゆい「人間関係」。

 

だからもう、わたしたちは、「お母さん」をしてるだけで、スゴイことなんだって改めて思いました。


もっと自分を誇ろうって思った(笑)

何十億稼いでいる人にもできない事を、母はしてるのです。


2020/12/24
「何も言わないで」といわれたら
子どもに、

「何も言わないで」
「放っておいて」
「ちゃんとするから」

と言われたけど、どうしたらいいか?という質問を受けることがあります。

「何も言わないで」

と言われたのなら、
何も言われたくないのでしょう。

「放っておいて」

と言われたら、
放っておいてほしいんだろうな。


他に何があるのでしょうか?


子どもであっても私とは別の人間ですから、勝手に解釈しないで、
深読みしないで、

まずはきちんと「言っていること」に耳を傾けて、とにかく素直に聞きたいと思います。

(男の子って、深読みされるの嫌いです。あ、私も大嫌いでした(笑))



2020/12/23
洗脳された!と言われる
二男が大学生の時、衝撃の告白!を受けたことがあります。

彼が大学入試について進学先をリサーチしている時に、
世の中の多くの高校生たちが、志望校にフツーに私立大学を選ぶんだと知った時に「とっても違和感があった」らしい。。。

え〜〜〜〜
国公立がフツーじゃないの????????
(←彼の脳内へ衝撃が走る!)

彼は、大学に行くのなら、国公立大学を目指すのが当たり前だと思っていたそうです。そして、世間も同じ考えであると信じて疑わなかったようです。

大学生になり、塾の講師をしている彼は、世の中の他の家庭の考え方に触れて、ビックリ!

そして、自分はなぜ、そう思うようになったのかを、考察しているようでした。

「当たり前」が「当たり前」でなくなる時、そこんとこに至った思考のルーツを見つめているんだろうなって思います。

そして、
そこに出てくるのが、じゃ====ん!(効果音)

おかあさんですね(笑)

あ、私だ(笑)

「うちの3人は、なんか知らんけど、お父さんもお母さんも上手い事やってさ、国公立大じゃないと入れないって思ってたよね」

「じゃあ、お母さんに洗脳されたって思ってんだね。」

「そうそう。僕ら3人とも、たまたま国公立大でも自分のやりたいことがあったからよかったけどな」

選択を限定されたことを不満に思ってる?みたいな発言???で、責められました。

確かにそういうこともあるらしい。

彼にとっては「自分の将来を限定されていた事実」こそが許せないんだろうな。

私としては、国公立大なら、かなりの範囲でやりたいことは網羅できる気がするけど、それは論点がズレるから言わない事にする。。。

知らない間に、親の世界にまんまと(笑)入っていたことを、彼はどう解釈するのか?

いや、
そういうことは、今までも彼の中にたくさんあったんだろうな。言わないだけで。

がんばれ、息子!


(追記)
その後、彼は私に発言撤回してきました。

知らない間に国公立を目指して頑張れるよう「親の目論見」について、一定の理解を示してくれたようです(笑)

ふふ。

何にもしていないようで、ちゃんと仕込んでいたのよ(笑)

息子に私の子育てを認められたようでうれしい~


2020/12/22
恐るべし、テレビの力で楽しくお掃除
毎年この時期になると、テレビで年末の大掃除の特番をやってくれます。

NHKのあさイチで、台所掃除のコツや、手軽につくれる重曹水のレシピを紹介していました。

水 1リットル
重曹 50グラム

それを沸騰させると、洗浄力が増していいそうです!

それを見るなり、台所にいって準備をしたら、ソバで夫がビックリしてました(笑)

ええ、やる気十分でしょ?

問題は、このやる気をどこまで継続させるか?です。

なので、やる気があるときには、即行動!

放っておいたら、即、萎んでいくからね〜

ほらほら、今もこうやってパソコン開いちゃって(笑)

大掃除も楽しくやりたいな。

先日購入した、ミヤジ(宮本浩次)聴きながら、歌いながらやってます。

お天気がいいので、気分もいいです。

子どもの頃、掃除するたびに、イヤなこと言われて、
お姉ちゃんに比べられながら、すごく嫌な気持ちがあったから、そうじがきらい、、なんて、

もう、そんな言い訳もしたくない。

いい大人なんだからね〜

今日もよい一日を。

2020/12/21
Mー1グランプリの能動的な観かた
息子たちと2020年のM-1グランプリを観ながら、漫才についての解説をうけました。

漫才は正統派のしゃべくり漫才のほかに、コント漫才やら動きの激しい漫才やら色々あるそう。

我が家の息子たちは、
漫才師たちのそれぞれのパフォーマンスを楽しみながら、審査員の点数にも興味津々。

「このネタはKの好みやから、△点ぐらいとちゃうかな。それでEは△点くらいで」
「これはMはこっちに入れるんとちゃうかな」
「このネタは、点数がわかれるヤツ」

お〜
審査員の点数を予測してる。。。

これって、テレビも十分に楽しんで能動的に観てるよなって思いました。

ま、これもM-1あるあるらしいです(笑)

審査員の特性を知り、予測して、具体的に点数を当てに行く姿は、ちょっとしたクイズを解いている姿と一緒。

いやはや、頼もしい。

こんな風に何事も「自分に寄せて考えて観る」っていう姿が私は好きだな。

今日もよい一日を。


2020/12/05
高校生息子の寝坊した時こそ示す「親の愛情」はつべこべ言わずに

試合当日に寝坊する息子にどうする?


高校生って、まだ一人前の大人でもなく、かといって、子ども扱いもできないし、そして、まだまだ行動はとてつもなく無責任ですよね💦💦


は??

なんで????

ね・ぼ・うですか???

 

もうね~、寝坊なんて、生活のごくごく基本的なことですよ。

 

マジメ女子の想像をはるかに超えてくるのは、さすが男子???ありえないことです。

 

我が家では、な、な、なんと、高校の卓球部に所属していた息子が、試合の当日に寝坊した事がありました!!!

(←試合の当日って、私的にはありえません〜〜)

 

この、ビックリするような事件が起こった時こそ、実は親が子どもに試される時

 

非常事態で頭が真っ白になった時は、実は、母親としての学びが深まる時なんじゃないかと思います

(←今でこそ言える?笑)
 

ええっやば〜


焦る息子。


「どうしよう〜」

 

わ〜💦💦
こんな時、どうしたらいいの????

 

 子どもを助けるべきか、助けないべきかで揺れる


息子が部活の試合当日にありえない寝坊(わざわざ「ありえない寝坊」といいたい)したとき、その時、我が家には運よく夫がおりました。


夫は、息子に何一つ愚痴を言わずに、試合会場である神戸市の総合体育館(うちから車で1時間強くらい)まで車をすっとばして送っていきました。

私は、ここはもう「余計な一言」は言わないように(←かなり意識してたけど)、息子と夫を送り出しました。


ここで何か声をかけても「絶対に良いことが無い」ことはわかっていましたからね(笑)←学習してる

夫の態度のお陰で、私は「何とか試合時間に間に合いますように」と、祈る気持ちでいることができました。

 

そして間に合ったと連絡をもらい、ホッとしました。

やれやれ・・

この時の夫は、自分が「助ける」か「助けない」かなんて迷わず、「助ける」の一択だったみたい。

 

どうするかなんて悩まず、自らの意志で愚痴のひとつも言わずに、ただ急いで車を走らせることができるのは、親として見習いたい姿勢でした。

 

その一方で

  • もう大人なんだから自分の行為に最後まで責任をとって痛い目にあうべき
  • いつもエラそうに言ってるのに結局は親に頼らないと何もできないと思い知らせるべき
  • 一度助けると、また親に頼るクセがでるかもしれないし、それでは本人の為にならないから助けるべきでない

など、、もしかしたら思うかもしれませんね。

 

こういう考え方も確かに一理あると思います。っていうか、以前の私ならそう思っていたと思う。

 

あなたはどう思いますか? 

 

高校生の「寝坊」に親はどう対処すべきか?

 

講座をしていると、時々「子どもが寝坊したり朝起きないんですが親としてどうしたらいいですか?」という話はよく出ます。

 

これは、一つの正解などはなく、その人や子ども、時の状況などによっても変わってくることです。なので、その状況で「どうするか?」を自分や子どもと向き合って自分で「ベストな方法」を選んでいくんですね。


考え方が指南されていますが、選択は自由です。

起こすのか?

起こさないのか?

私も子どもが寝坊したり、ウッカリしていることがある時、私の方が、焦ってしまった頃がありました。


それで、
「昨日、何時に寝たの?もう、アホヤなあ」 
「スマホばっかりやってるから、寝坊するんとちゃうの〜」 
「お母さんは知らん」 

なんて、責めたり、怒ったり しそうになるんですよね。。


でね、なぜ、責めたり怒ったりしそうになるのか?

というと、そんな時に私が彼らを放ってはおけないからなのです。

このままだと、子どもは困る

かなり困る

どうしよう?

どうしたい?

ああ、私、
子どもを助けてあげたいんだ


そうです。本当は責めたくない。助けてあげたい。そう気づいたわたし。

どうせ 助けてあげるなら、
責めた後で、助けてあげるより、
何も言わずに 助けてあげたい


ホントにね、

自分が大事な試合当日に寝坊した時、親が一言の小言も言わずに、車を飛ばしてくれたら、愛情がそのまま100%伝わって、子どもは 親からどんなに大切にされているのかを、どれほど感じるでしょうか。


寝坊をして、
お父さんに送ってもらって、
悪かったな。
助かったな。
本当にありがとう・・・

まあ、こんな風に都合よく思うとは限りませんが(笑)、でも、子ども自身がそのように心で感じることが、彼らの心を育てる事に繋がると思うのです。

そして、もし、子どもを送っていくことが出来ないときも、子どもを責める必要なんてありませんよね。

その時こそ、何も言わずに「子どもの責任」として自分が報いを受けるんだなと思えばいいこと。


もともと、寝坊した子どもの責任ですから、それだけのことです。


問題を大きくしないで、シンプルに考えること。


ま、この考え方が自分の中に馴染んでくるまでは、かなりの「揺れ」を経験しましたが、

 

意識しながら、

経験を重ねることで、

 

子どもの成長と自分の成長に良い方向に向かっているんだという確信がもて、子育てがどんどんラクになっていったような気がします。

 

 

困っているのは誰? 自分はどうする?

親業では 「問題の所有者」という考え方をとても大切にして 親と子を明確に分けることを意識します。 

 

子どもが困っているのを見ると、 親が一緒に困ってしまうことがありますが、 それでは 物理的には助けてあげられるかもしれませんが、子どもの自尊心を傷つけてしまったり、自立心が育たない恐れがあります。 


こういう時こそ 冷静に、本当に子どもの成長を促す方法をしたい! 


子どもは、 ひとつひとつの人生の経験を学びに変えることができます。転んでもタダでは起きないって 私はスキなんだなあ〜

ところで、うちの夫はこう言う関わり方がスッとできる人です。

 

もともとの、考え方が私とは全く違うんですね。(ちょっとのろけ(笑))


でも、幼少期に親から怒られて育ったわたしは、夫とは違って子どもを責めるコトバは いっぱ〜い知っていて、もうね、口が覚えてて(笑)、頭より先に、口から出ちゃうレベル。


なので、意識的にコトバの習慣を変えたいと思い、学ぶ選択をしたのです。
 

だって、もったいないと思うんですね。


子どもに伝えたいのは、


「子どもを責めたいわたし」 ではなく、
「子どもを応援したいわたし」 なんですから。


ここに気づき、自分との対話を繰り返しながら、子どもの関係を築ける「私」に少しずつなっていったんですね。

(イヤ、正確には昔よりはマシになったってレベルかもしれませんが)

これは、結局、相手が小学生であろうが高校生であろうが、関係ありません。

親子という人間関係そのものをどうやって築いていくかに焦点を当てた考え方です。

 
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