子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
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今日のおかん塾


2023/06/06
理想と現実の暮らしのギャップを融合させながら自分のコトバに落とし込む訓練

親業訓練講座で、高校生のお母さんと接していると、スマホ&進級、受験のために勉強しないという、この問題が必ずと言っていいほど出てきます!

 

どうやったら、息子に勉強を真剣にさせるかことができるか?

 

この話題だけで、延々、3~4時間はヨユーで語り続けることができそうです(笑)

 

それぞれの方に、それなりの背景がありますから、自然に奥の深い問題になっていくことがあります。

 

「勉強を無理やりさせる、ということが、どれだけ子どもの心の成長に逆効果であるか?」を、理屈の上ではわかっていても、どうすることもできずに悶々とすることも。

 

知っているからこそ、苦しくなり、泣きたくなる時があるのも、偽らざる現状で~~~~

 

はい(←体験者としての「はい」)

 

まあ、今までのやり方と違うやり方をやっていくのですからね。


これはまるで、右手で行っていた歯磨きを左手で行うような、コツコツと地道な訓練が必要だと思います。

 

やってみて初めてわかるのですが、慣れ親しんっだ思考のクセやコトバのクセは、なかなか手ごわいのです。


だからこそ、訓練&訓練!

 
すぐに、元に戻ってしまいそうになるから、まずは、ブレナイ指針を落とし込みながら、新しい方向へと、軌道修正をやっていきましょう

 

自己規律には親子の信頼関係が必須

 

親が子どもをコントロールすることなく、子ども自身の自己規律を育てるように促すためには、親子の信頼関係が必須条件です!

 

信頼関係を損なわない、子どもの心との対峙の方法、ぶつかり方があります。

 

権力をつかわなくても、子どもと腹を割って、しっかりと向き合うことは可能ですよ。

 


大切な子どもに伝えたいことがある時、子どもの立場から、親の権力を行使していないと感じるコトバを、親が使うことが前提になります。

その言葉を自分で思い通りに言えるようになるために必要なのが、練習&練習なのです。
 
「親から信頼されている」と心から感じると、子どもはありのままの自分で自信が持てるようになるし、親の信頼に応える人になりたいと、自分から頑張ろうと思えるようになります。

 

能動的な聞き方も、わたしメッセージも、第3法も、すべては、親からの信頼を伝えるためのもの。

 

どれほど「あなたのことを信頼している」と子どもに伝えたいと思っていても、子どもの目の前で言えなければ意味がありません。

 

 

クローバー

 

受講生の方から以前に頂いたメールです!

親の成長の過程がわかるかな。シェアさせてくださいね。

 

 (前略)

 

ウチはゲーム機(switch)を『受験終わるまで預かって』と宣言して、「やっと受験勉強のスイッチが入ったのね」と喜んだのも束の間、Wii Uを延々している状態でした。

 

彼の問題だからと見守ってはいますが、なるべく何もしないこと、が彼のあるがままを受け入れることになるということを肝に命じて暮らしています。
 

そうすることにより、自分の中に彼を信じる気持ちが出てきたことにびっくりしました。
 

また彼も『勉強が解る楽しさが分かってきた』と発言したり(次の瞬間ゲーム休憩をする彼ですが)自分の好きな歌を教えてくれたり、嬉しい時が増えました。

心の底からわかっていなくても、親業の型に当てはめて行動してみる、すると自分の中から変わること実感できました

ありがとうございます。

 

 

こちらこそ、いつもありがとうございます!

 

親業のスキルを心して実践しようとする中で、自然に気持ちの変化が起こってきた事を、実感されたんですね~

 

何度も何度も、親業の考え方を頭に叩き込まれていましたからね。

 

親業を120%信頼して徹底して実践された方は、ミラクルを体験してる

 

私は、そう感じています。

 

そして、その後も嬉しい結果に繋がっていかれたようですね

 


苦しさが自分の判断を誤らせるから「型」が有効

  

親って、本当に子ども自身の成長を願っているし、子どもの問題を邪魔する気なんて、サラサラないんですよね~

 

だけど、目の前にぐうたらしてる姿を見せつけられると、もう、どうしていいのかわからなくなるようです。

 

理性なんて、ぶっ飛んでしまいますよね。

 

 

私が思う一番怪しいのは、親が「子どもの為にもいいんじゃない?」って、自分の都合の良い考え方をして、自分の行動を正当化してしまうことがあるって言うことです。

 

これは、私も本当に良く経験しましたが、ここは自分の慣れ親しんだ思考の問題なのか、とっても手強いですよね。

 

だからこそ、親業の型があることで、逆効果にならない行動をとることができるのだと思う。

 

ここが一番の効果。

 

効果的な行動をとると、必ず反応が今までとは変わってきますから。

 

すると、親の消化しきれていなかった気持ちが後から追い付くということがあるし、自分の中からもっと純粋な気持ちが湧き出る事もあります。

 

 

不安に押しつぶされそうな時は、わからなくなっている自分の本当の気持ちなのですが、

 

不安がなくなった時、すなわち冷静になった時には、ちゃんと見極める事ができるかもしれません。

 

その時に、自分の不安から、子どもを傷つけてしまうことが「ない」ことが、どれだけ、親として自信になるでしょうか。

 

その効果は、計り知れません!

 

子育ては、親の成長を待ってはくれません。

 

 

だからこそ、日々の関わり方を後悔しなくて済む、必殺アイテムをつかって、「おうち時間」をうーんとラクに楽しくして欲しいなあ、なんて、ムッチャ真剣に思っているのですよん

 

ただし、親業の型を子どもの行動を変えるためのテクニックとして捉えてしまうと、それはあまり効果的とは言えませんのでね。

 

子どもの行動を変えるためのテクニックではなくて、これは、もう、基本中の基本です。

 

なのですが、基本中の基本であるけれども、生活・子育て・しつけをする中で、つい、一番忘れてしまい勝ち(-_-;)

 

子育ての理想と実際の生活のギャップ

ここを融合させながら、自分の中の落とし込む

  

なまぜ親業ルームでは、親業ゴードンメソッドを、あなたの日常に落とし込むために、各種講座を取り揃えたり、イベントや親睦会なども、時々行いながら、訓練&練習を、ず~~~~~っと、丁寧にやっていきたいと思っています。

 


2023/06/05
幸せで豊かな子どもに育つよう「純粋な心を守る」ということ

幸せな子育てのカタチを「定義する」と幸せに近づく

子どもを授かり初めて「親」になった時の緊張感を少し覚えています。

腕の中に抱きながら「幸せな子どもに育てたい!」と強く思いました。

でも、よく考えると「幸せな子ども」と一言で言ってもとても曖昧だし人によって違いもありますよね。

そもそも「幸せな子ども」とは??

私が育った昭和の高度成長期は、社会のほとんどの人が共有する価値観がありました。だから、多少の違和感を感じながらもそんなことは考えずに済んできました。

でも、令和の今は、幸せとは学歴?名誉?お金?成功?幸せ?人間関係?家族?自由?歓び?誠実さ?などなど、本当に色々な考え方があり、「幸せの定義」も違いますよね。

だからこそ、色々な価値観が混在している中で、自分なりの「軸」が欲しい~~と、そう思いました。それでないとブレブレになってしまうと思ったのです。
  • 「幸せな子ども」って何だろう?
  • 子育ての理想の形って何? 
  • どんな子どもに育ってほしいんだろう?
ここに「正解」はないと思います。ですが「親」をやらせてもらうにあたり、責任重大!ですよね。だって、「親のモノの見方」から、子どもは大きな影響力を受けると思うからです。

例えば、
この世をツライと感じるのか
この世を幸せと感じるのか

こんなことも、親である私の潜在的な考え方が、良くも悪くもまず初めに子どもの脳内にインストールされてしまうだろう。だからこそ「親のモノの見方」はとても重要だと思いました。

「じゃあ、人としての幸せって何だろう???」

ここを明確にしなければそもそも話にならないなと思いました。

人として幸せを感じるのは愛する人への貢献の心

幸せって何だろう?

そう考えた時、私の答え、つまり「人として一番の喜び」は、「人間関係の中にある」と思いました。

もう少し詳しく言うと、「自分の力で誰かを幸せにしてあげたことを実感できた時」ではないかと思いました。


自分の中の愛情が相手に届きそのことが相手をとても幸せにした時に、人は、本当に自分が価値のある人間だと、自分自身を誇りに思えるのではないかな、


その時こそ、その人にとってとても幸せな時ではないかと思ったんです。


そして、

どうしたら、そんな幸せな子どもに育ててあげられるか?に思いを馳せる。。。

相手のために頑張ることで
相手が笑顔になる
そして自分も笑顔になる


そんな「喜びの循環の経験」を子どもの頃からいっぱい知っていると、当たり前のように、誰かの笑顔のために動ける人になるような気がしました。

そんな経験を重ねられる家庭の中で育つと、たとえ、笑顔が返って来ても返ってこなくても、「私がこんなにやってあげているのに」と、見返りを求めたりひがんだり恨んだりしないと思いました。
(←自分のコトだな)

自分一人で生きているわけではなくて、自分も誰かの大切な人で、そんなことはわざわざコトバで表現する以前に当たり前の体感として組み込まれている


そんな子どもに育てられたら、目の前の利己的な損得でなくてみんなの事を思いやって、社会のルールも自然に考えて動けるのかな、


それは、子ども自身にとっての最大の宝物になるかもしれない

と思いました!

愛されていることに何の疑問も感じず、自分自身であることも当たり前で、誰にも何事にも依存せずに一人でもすくっと立っていられる・・・


そんな豊かな人へ育てたいな。。。


これが、私が自分の子育てで、私の子どもたちに描いた理想の人間像です。

 

上下関係や権威・権力争いに巻き込まれず、「損した」「得した」と、誰かと比べず、もっと大きな視点と深い愛情で自分の軸を持ち、自分をご機嫌にしていられる真に大人な人へ。

他人の「価値観」を変えようとせず、他人に媚びず、適度な「距離感」を保ちながら、いつも人として対等な存在でいられる人へ。

こんな子育てが私の理想でした♪

愛されていることに何の疑問も感じていないって、すごいと思う!

私は自分の幼いころに、親の愛を知っていたけど「実感できなかった」という経験をしています。


親の愛が欲しくて、親に心の中で批判、非難しながら、もっと深いところでは親に依存して、反発する自分に罪の意識を感じていて、そんな自分が嫌いでした。


だけど、親に愛されていなかったわけでなく、愛情が実感できてなかったのは、ただ「親の愛」がよく理解できなかっただけだと思います。


この経験を基に、「愛を伝える」ことに大きな価値を見出しました。


お母さんだからできる子どもが溢れるほどの愛情を伝えるための
とっておきのコツがありました。


私は見つけましたよ(笑)

 

トンビが鷹メンタルを育てる子育て


愛情は、純度を上げると自然と循環していきます。


幼少期に自尊心をなるべく傷つけない子育てができると、成人してからは自尊心が傷つきにくいタフなマインドに育つようです。

ダイアモンドみたいに傷つきにくいタフなハート、相手とサクッと調和しながら愛情が循環していくマインドをつくるためには、生まれてからの母親の声掛けのしかたがポイントです。

母親が「そのままの愛を伝える」ことが、効果100倍ですよ

幸せな子どもを育てるため、幼少期に一番優先すべきことは、おもちゃを与えることでも、絵本を読むことでも、優しく甘えさせることでもありません。

やわらかく純粋な心が傷つかないよう、心を守る事だと思う。

「子どもの心を守る」方法を、技能として学べたのが本当にラッキーでした。

子育ては長期戦。

心を守る努力は裏切りませんでした。ほんの少しかかわり方を意識して変えるだけで、将来、大差になっていくと確信します。

我が家の場合も、思春期を過ぎるころから、とてもしっかりと自己概念が出来ていくのがわかりました。

「人間関係」にとことん悩んだ私ですが、悩んだからこそ原理から学べたことで「人間関係に強い子ども」を育てるなんて、感慨深いです。

私は「トンビ」だけど、だからこそ「鷹」を育られたっておもってるんです(笑)←ええホンキですよ。

自己満足?と言われるかもしれませんがね、ま、それでもいいんです。

だって、わたしが自分の子育てをとても満足しているから♡

3人の息子たちと「適度な関係」でいられるなんて、それだけでも超ラッキーだったなあってそう思うんです♪

  

そして、私だからこそわかる、「再現性のある子育てのメソッド」の提供を、仕事にできていることも、本当にラッキーだなって思っています♪


最後は宣伝でしたね(笑)


2023/06/05
学校がしつけをしなくなって、
親がしつけをしなくなって、

誰が子どもの社会性や他者への思いやりを教えるのだろう。

寛容な親でいたいからと、
モンスターを育てていないか?

対等な人間関係とは、親も一人の人間として大切にされるべきで、

親子が
勝ち負けがなく、
上にも下にもしない関係。

ここのところがね、
みんな誤解してるんじゃないかと、心配なのよ。

ま、私もわかってなかったんだけどね。


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