子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
  1. 今日のおかん塾
 

今日のおかん塾


2023/02/21
「愛されおかん塾」のネーミングに込めた想い
今日は、そもそも「愛されおかん塾」という名前になぜなったか?
振りかえってみました。

2014年に、アメブロを書き出した時につけた「おかん塾」という名前も、微妙に変化しています(笑)

3兄弟VSおかん塾
親業de愛されおかん塾
自立系愛されおかん塾

「愛されおかん」と自分から名乗っているようで、こっぱずかしさがありますが(笑)←特に息子や家族の前では
やっぱり、考えてつけた名前だったんだと、振りかえっています・・・

お母さんはそもそも子どもから愛されている

子育てに悩んだ時、

 

私は、母親としての自信が全く無くなってしまった時期がありました。

 

そしたら、それまで何とも思っていなかった「子どもとの距離感」が、やけに感じられるようになったんです・・

 

 

微妙なバランスで保たれていた「親子関係」が、

私が、母親としての自信がなくし「強気」でなくなったことで、あっさりと崩れてしまったんでしょうね。

 

だけど、「親子関係のバランスのとり方」なんて、教えてもらったことがありません~~


一度崩れ出すと、もうズルズルと行き着くところまで行き着くしかないような、

 

そんな

コントロール不可能な自分や親子関係を、どうすることもできないままに「自分の無力感」をただひたすらに感じていたことがありました。

 

こういう、

「アリ地獄」みたいな、焦燥感、、、

 

深いところで感じることはありますか? 

 

愛されてることに気づく


もし、以前の私と同じような焦燥感を感じているのなら、立て直す方法としてお伝えしたいことがあります。


それは、

 

あなたは、もうその存在だけで子どもから愛されている!

 

ということ。

 

「あなたはそのままで愛されてますよ」って、言ってもピンとこない方もおられるかもしれません。

 

私も、自分の「存在」だけで、母親としては十分なんだと「心から理解」したのは、親業を学びはじめてずいぶん経ってからです。

  

20年間、子育てを学んできた私が、

今、子どもとの関わり方に悩んでいるお母さんに伝えたいこと、それは、

 

「愛されてる」と言う事を思い出して欲しい。

 


生まれてから、ずっと慕われてきた子どもが「わからなく」なる時、

母親は、自分を否定されているように感じて、
自信を喪失します。


母親は、自分に自信がなくなると、ビクビク・グラグラ・不機嫌になりますよね。

 

で、「愛」を確かめたくなってしまいませんか?

 

ま、人間ですから色々と弱くなることはありますが、そこで頭がいっぱいになるとちょっともったいない気がします。

 

愛されおかん塾のもう一つの意味

「この子が愛せない」

「この子は私を不幸にするために生まれてきたのかなと思う」

 

と、親業訓練講座の開講日に涙ながらに言われたお母さんがおられました。

 

人は、誰かを愛しているから、深く傷つくことがあります。

  

心の一番デリケートな部分ですから、弱くて、もろくて、傷つきやすいのです。

 

ですが、そんなお母さんは、


「子育てを母親である自分の責任として一手に引き受けている人」だと思う。


責任を感じているからこそ、
その責任を果たせない自分に、お母さん自身が、傷ついてしまっています。

でも、

私たち母親も未熟な存在だよね。


練習もなしに、いきなりぶっつけ本番の子育てです、、、

フツーに考えて、
上手くいくはずないがな。。。

 

ここは、もう、

理想的で完璧な母親像など、
無謀なことは目指さずに、


もっともっと、ラクチンに考えていきましょう!

「私がこの子の為に何をしてあげられるのか?」を考えるのではなく、

「この子が自分らしく生きるために、母親の何が邪魔になるのか?」

を考える
つまり、子育ても「断捨離」して「引き算」で考える方法を提案したいのです!

だって、何もしなくても、そのままでお母さんは愛されているし、子どもの「生きる力」「尊厳」を損なわないようにするだけ。

その方が安心だしラクチンです(笑)


子どもを伸ばす究極のおかあさんとは?

 

男の子を生んだとき、この子の将来の姿を思い浮かべました。


この子が成人したとき、

自分の大切な家族に、惜しげもなく「愛」を「与える」ことができるように育つこと。


そんな、かっこいい大人男子に育ってほしい。


そして、そのために母親である私は何をすればいいんだろう???


心理学やカウンセリングや、親業など、わたしなりに色々と心の勉強をし、実践を繰り返す中で辿り着いた結論とは、

 

ご飯をしっかりつくるより、

家を綺麗にととのえるより、

一緒に遊んであげるより、

絵本をよんであげるより、

 

受け取り上手な親になるってことでした。

 

子どもに「愛されてる」ことをちゃんと自覚して、


子どもからの「愛」を受け取ってあげる事が、とても大事なんだと腑に落ちた時、


そしたら、ちゃんと自然に、愛の循環が起こっていったのです!

 

 一方的に与えるだけではない「双方向の関係」が家族力をアップする

 

 おかん塾で目指す子育て像は、

 

「自分も他者もバランスよく愛することができる子」を育てること。

 

そして、親も子も、自分の人生を主役で生きることが最終目的です。

  

親も一人の人間として、人間臭く生生しい気持ちを、癒しあいながら、時にはぶつかり合いながら、

 

親子共に育ちあえる人間関係のモデルをお母さん自身が家族のリーダーとなり、子どもと共につくっていくのです

 

その為には、子どもの自立とともに、親も子どもに依存しないで自立していくこと。


そう、
「親の自立」なのですね。


え〜〜〜ホンマにそんなんできるの???

 

って思いますか?

 

学びを最強にする3つの要素が揃ってますから、大丈夫ですよ!

 

よい教科書と、

よい仲間と

よい先生(笑)です。

 


2023/02/21

お互いがありのままに自然体でいられる風通しの良い親子関係があると、

子どもは勝手に自分らしく健やかに成長します。


真に温かい親子関係には、

親子の「対立」を認めて解いていける、WinWinの精神が必要です。


人間関係に「対立」はあって当たり前です。

「対立がない」のは、どちらかがガマンをしているという状況なだけ。


なので「対立」を「ダメなこと」だと思わないこと、


親子であっても「別人格」なのです。



子どもが「親の思惑」とは真逆なことをしようとするのは、当然(笑)

思うように育たないほうが、健全です(笑)


でも、

親と子が、お互いを理解することで、

それぞれが相手への思いやりの気持ちから自分の行動を変えることはできます。


愛を循環できる人へ


それは、お互いが自分への想いと相手への想いやりの気持ちを保ちながら、
自分の人生への責任を取りながら、

誰かと共に生きていくという姿勢。



2023/02/20
家の中で不機嫌であることを許そう

家の中で不機嫌でいることを

許されていない子どもは、


家の中でも「仮面」を被らなければならない。


学校のこと、

友達関係のこと、

自分の将来について、

上手く行かない時、

モヤモヤしてる時、

悔しい時、

腹が立つ時、


家の中で、

誰にも気を遣わずにありのままの自分でいられると、


当然、不機嫌。


それは、

家が安全で無ければできないこと。


だけど、親は

子どもが不機嫌であることを許さない。


いつも機嫌が良くて、

仲良くおしゃべりしてくる事を望み、


機嫌が悪いと、

あれこれ、探りを入れて

早く解決しようとするのよね。


これ、

本当に子どもを見ていない事だよね。


子どもが不機嫌であることを

許していますか?


それとも、

家の中で、本当の自分を偽っていて欲しいのかな。



2023/02/16
心が疲れている時
自分自身が嫌い

自分自身が許せない

もう、消えてなくなりたい、

どうしたらいいかわからない、

苦しい

助けて

そんな時は、どうする?


まず、
誰かに頼る自分を許しましょう。

大丈夫です。

みんな、誰かに頼っています。

心配しないでください。

あなたに頼られることを望んでいます。



その次に、
誰かに頼るために、具体的に行動に移しましょう。

悩みを聞いてくれる人を探しましょう。

友達でも、

家族でも、

職場の先輩でも、

公共施設の人でも、

誰かに伝えてみましょう。

その時、
「ちょっと、しんどいんです。辛いんです。話をきいてもらえますか?」

と言ってみましょう。

S.O.Sを出しましょう。

おかん塾の受講生さんは、よかったら私に連絡くださいね。

お待ちしています。






2023/02/15
ズボラおかんでいることは「息子たちの幸せの為」という理由

私の両親は、いつもどちらがイニシアティブをとるかで言い争いをしていました。


いつもは父親が勝ち。でも母は時々しっかりと逆襲。


母が死ぬまで、その関係はずっと続いていました。当然私もその環境で育ってきたわけです。

人間関係は、勝つか負けるか。それが当たり前でした。

「勝ち負けの世界」で育ってきた私が、結婚して、親業に出会い、「勝ち負けのない世界」を体験しています。
 

本当に対等で平和であたたかな人間関係は、すごく気持ちいいです。

 

こんな世界があったんだ〜〜〜〜

 

それはそれは、創造もしていなかった世界。

 

そしてね、とっても気持ちのいい世界であるのだけれど、ここに来るまでに、今までの世界とのギャップも感じて味わってきました。

 

 理想の人間関係を達成する中で、いつも、迷ったり、困ったり、立ち止まったり、 

自分を許せなかったり、自分にとまどったり、、、

 

 それでも、母親をやっていく、という日常の中で、世代間のギャップを私自身の中で吸収していく、自分の葛藤を、自分の中で消化していくそんな日々を送ってきました。

 

 

不器用な愛の連鎖を次世代に持ち越さないために、私の世代でその軋轢を解消したい、それこそが、私の使命。

 

 これ、

わかる人にはわかるけど、分からない人には、ホントにわからない世界ですよね。

 

 

おかん塾の受講生さんも、元、勝ち負けの世界出身の方が多いですよ。


そして、私のブログが彼女たちを励ましているらしいです。 お話をしていて、ここに来られる方は、私と同じ思いを抱いているのではないか?

 

親から受け継いだ子育てを次世代に繰り越さないために、自分の代でなんとかケリをつけたい、と思っている方が多いのではないか?

 

、、、

ということが、確信に迫るように感じました。

 

 

本当に対等でお互いを尊重し合える家族のために、自分の味わった思いを繰り越さないようにしたい、

 

そんな想いが溢れています。

 

 

子どもが、本当に自分の幸せを満喫してもらうために、何の取柄もない、フツウの母だけど、こんな私にもデキる、一番いいことを愛する子どもの為にやっていきたいという思いは、みな同じですね。

 

私は親の子育てのイヤなところは引き継ぎたくありませんが、それが、なぜ起こるのかがハッキリ分かったので、逆に親の子育ての良かったなと思うところはちゃっかり引き継いでいますよ(笑)


私の子育ては、決して甘やかしではありません。

どちらかと言うと、厳しいです。

  

でも、厳しく育ててもらったから、社会に出た時に、とても助かることがありました。

 

 フツーに、当たり前にしているだけで、そこそこの評価がもらえたんです。

 

 

他人の話を聞くことも、他人を立てることも、黙々と仕事をこなすことも、厳しかった父のお陰で、私には難なくできたので、社会で困ったことがほとんどないのです。

 

 

女性で損をしたと感じたことは一度もなく、むしろ、自分は女性であることで恵まれていると思っていました。



お茶くみも、コピー取りやりましたが、どの仕事もすごく楽しかったんです♪

私がそんな気持ちでいたからか、本当にたくさんの上司に恵まれて、総合職にまでしてもらいました。

 

 

男性ばかりの職場であったのですが、男性ばかりだから私は女で得してるよな〜なんて思っていました。

 

 

あ、変な意味ではありませんが、ホントに、全くなかったんですよね。

 

 

私は両親の元で「勝ち負け」の中で育ちましたが、それによってイヤなこともたくさんありましたが、彼らのお陰で、社会人生活がラクラクだったってことは「事実」だと思っています(笑)


  

生活が厳しいと、それが緩まると、すごく生きやすいと思うのです。

 

 

生活がラクだと、それが行き詰まると、それだけでストレスになる事があります。

 

 

わたしは、自分の育ち方はとても、窮屈だったけどね

 結婚してからは天国みたいです(笑)

 

で、社会にでたとき、緩まるくらいの方が、なので、家庭では厳しいくらいの方が、子どもの将来にとってはやりやすいのではないか?と言う考えを持ったんです。

  

だから、親がムリしてまで甘えさせなくてもいいんちゃうの?


 特に、我が家は男の子です。

将来結婚したときのことを考えると、至れり尽くせりにしているよりも、何も特別なことはしていない方が、お嫁さんに何か特別な事をしてもらっただけでも、とても幸せを感じて、結果的にHAPPYになるのではないかと思っています。

 

 

そして、結婚してからの方が、人生長いのだし、自分の家庭で、自分の伴侶と、幸せな家族を作ってくれることが、子どもにとって幸せなこと。

 

 

その為にも今、優遇し過ぎずに、最低限のことをするだけのほうが、ゼッタイにいいのかな〜〜〜〜

 

 と、子どもたちのために、

せっせと、ズボラ主婦を極めることに決めました(笑) 

  

ホント、

大変だったわ〜〜〜チョキ

 

そんなおかん生活でしたが、もうすぐ終わりです( ノД`)シクシク…


息子たちが自分のことを難なくこなしていく姿を見るたびに、

「間違ってなかったなっ♡うふ」

 

って思っていますよ(笑)


2023/02/15
マジメ女子についての考察。マジメすぎない方がいいっていうおはなし

子育てって、親も悩むしツラい時がありますね。


特に、行き渋りや不登校など、大きな問題があるとき、お母さん自身がかなりのプレッシャーの中で、何だかガチガチになって、身動きがとれなくなっていることがあります。


おかん塾にお見えになるお母さんも、ほぼ「マジメ女子」が多いです。

ちなみに私ももれなく「マジメ女子」でした(笑)

 

それでね、そんな「マジメ女子」が気を付けた方がいいと思う事があります。

 

それは、素直で、真面目なお母さんほど、子どものピンチを一身に引き受けてしまって、腫れ物に触るように接し、結果的に状況をムズカシクしてしまう場合があるということです。 

 

マジメすぎるから辛くなる現代の子ども事情

 

子育てって、親の姿をこどもは映し鏡のように感じとるところがあるのかなと思います。 


これが「親子関係」の難しさで、他の「人間関係」と大きく違うところだと思う。


強く影響され合ってしまうのが、親子関係です。

つまり、
親がしんどいと、子どももしんどい。
子どもがしんどいと、親もしんどい。

べつに、親が「しんどく」ても子どもは「しんどくなく」てもいいわけです。

なのに、なぜか伝染する。それもすぐに(笑)

ここ、まじめなタイプの人ほど要注意です。「距離感」「離別感」が難しいとも言われるところですね。

 

これは、考え方とか価値観も影響されます。


親が「理想の母親」になろうと、それができずに苦悩する時、すなわち「マジメに間違わないように子どもに接しようとする」こととは、

 

正解でなくては、ダメ!

正解こそ命!

 

と、子どもに暗に示しています。

 

子どもは、「理想の子ども」にならなくちゃ愛される価値が無い、と思ってしまう恐れがある。


これは、「ありのままの自分を受け入れてもらえている」というのは逆の効果になりますから、あなたが本当に望んでいる子育てと、どんどん離れていきます。


見えないプレッシャーの中で、身動きがとれなくなっている子どもは、追い詰められていきますが、実は母親がとってもマジメな完璧主義な場合が多いです。

 

そう、

親と似てるのです(笑)

 

母親が完璧主義の子どもは、たとえば、一見ちゃらんぽらんに見えていても、内面はとても繊細な部分があるはずです。

 

内心では何でもちゃんと出来ないとダメだと思い込んでいるし、周りがどういう目で自分のことをみているかも、ものすご〜〜〜〜く気にしています。


びっくりするくらい!

だからこそ、できない自分に勝手に劣等感を抱いたり自分はダメだと思い込んだりして、自信が持てず、そのことが学校に行く足を重くさせている場合があります。

 

子どもって、ホントに摩訶不思議です。 

 

親なら悩む学校へ行き渋り問題だけど

おかん塾へ来られる受講生さんの中でも、行き渋りや不登校の子どもにどう接したらいいか悩んでいる方は多くいます。

 

どの方もそれぞれに一生懸命です。母親として、一人でちゃんとしなくちゃって頑張ってきたんだなと、いつもそんな事を、感じます。

 

行き渋りや不要校の子どもは、外からどう評価されているかをとても気にして動けなくなっている、すなわち「完璧主義」の子どもも多くいると思います。


そして、子どもの「完璧主義」が原因で、学校への行き渋りが起こっているとわかったとき、親は、その「完璧主義」を直そうとしますよね。


「大丈夫よ〜ちゃんとできなくても」

「もっと気楽にやればいいのよ」


と、子どもに教えたくなる時、


でね、そこで言いたいのですが、「ちゃんとできなくてもいいよ」と子どもに言っておきながら、それを言っているあなたはどうかな?ということ。

「子どもにはちゃんとしてなくていいよ」と言いながら、自分は「親だからちゃんとしなくちゃ」って思っていませんか?

 ここ、矛盾してますね。

 

わかります?

  

子どもは親をまねるから 

 

つまり、私が言いたいことは、子どもに「もっといい加減でもいいよ〜」って教えたいのであれば、あなた自身に対しても「もっといい加減でもいいよ〜」ってご自分に言ってあげて欲しいのです。


実は、この「正解」「ちゃんと」を求めてしまう考え方から脱出することが一番大事だと思います。

 

マジメ女子って正論が大好き(笑) 

 

本当に無意識的に「善悪」や「正解」で話をしてしまうクセがあるように思います(経験者)


こういう体質は、幼少期からの学校教育の中で「正解」を求めることがヨシとする教育を受けているので、無理はないと思います。ですが、親のこの「正解」を求めてしまう姿勢で、子どもにも無意識的に「正解じゃなきゃダメなんだ〜」って、受け継がせてしまっていませんか?

口では「正解でなくていい」と言っても、態度や真意がそうでないなら、子どもは見抜きますから、やっぱり自分の考え方を見直す姿勢も必要だと思います。

評価主義の子育てはおわりました。
時代は変わってます。

学校に行くのが当たり前の時代から、クラスで1〜3人は学校に来ていない子がいるのが当たり前の時代になっています。

学校に行くか行かないかなんて考えもしなかった昭和(←私の時代)とは違います。なので、いちいち考えなくちゃいけないから、そういうところは大変ですね。

「多様性」の時代(と言いながら、実は依存的な人が多い気がするのが一番ややこしい)、

 

こういう、何でもアリ(に見える)時代は、マニュアルや正解に頼れません。子育てなどの特に「正解がない問題」が出た時に、どうしたらいいのかわからずに、すごく悩んでしまうわけです。



親としてホンモノであるかが問われている


子育てに正解がないから悩むのですが、正解がないってことは、自分で決めなくちゃいけないです。

 

で、どうしようか悩むところだと思いますが、結論から言って、こどもにとって、親の血の通ったコトバなら、どれも正解(笑)。


ただね、問題は、コトバに血が通っているか?すなわちあなたの飾らない純粋な気持ちが汲み取られたコトバか?ってことです。

で、こっちの方がむつかしいです〜

ま、これも人によりますし個人差がムチャクチャありますが、本心って意外とみんなわかってないことがあるんですね。そして、わかっていてもそれを口にできるか否かというのはまた別の問題なのです。

マジメ女子って、自分の「わがまま」な気持ちもマジメに整えようとして押し殺している場合が多いのですが、そんな、自分では「わがまま」としか思えないような「本音の部分」が子育てにはムッチャ大事だったりするんです。

ちなみに、おかん塾学ぶ子育ては、どんな子育てがベストだとか、何が良いとか悪いとか、早寝早起きとか、食事はどうとか、お小遣いはどうとか、学校に行った方がいいとか行かなくていいとか、そういう方法論や教育論的な指南は一切ありません。

 

それは、それぞれのご家庭の価値観で大きく違う、それぞれの問題だからです。

 

おかん塾で学んでいくのは、それぞれの事情や価値観がある人格のある一人の人として受け入れる姿勢です。自分の価値観を伝えたり、相手の価値観を受け入れたりできる、相互理解を学んでいきます。

 

ですが、他の方の「人生観」「夫婦観」「親子観」も、聞いたり話したりすることで、もしかしたら、今までとは違った景色が見えてくるかもしれませんね。

  

「まじめにふまじめ」がいい

 母親は、ちょっとマジメでない方がいいと思う。


「まじめにふまじめ」って言うコトバがあったけど、ホントにその通りだと思います。

何事も、「アソビ」「余裕」が大事ですよね。

まあ、「そんな風にお気楽に考えらるのが羨ましい」「とてもそんな風に考えれられないわっ」て言われるかもしれませんが、

だけどね、
繊細過ぎる子どもを観て、気になっているのなら、そんな子どもを気にし過ぎるってことをやめてみるのも、良いんじゃないかなって思います。

人は環境で育つものです。

繊細過ぎる子どもの言動に、腫れ物に触るようにビクビクしながら自分の言ったことを振りかえって反省ばかりするのではなく、


あれ?
あのコトバが気になったんだ!

って、笑い飛ばしてあげるのも「アリ」じゃないかなって思うんです。

気にしてた自分が「バカみたい」と思えたらラッキー♪

つまりね、悩んでいる子どもの問題に、すべてお母さんも影響を受けて「なんとかしてあげなくちゃ」「こんな時どうしてあげたらいい?」って一緒に引きずられるのでなくて、

「あなたと私は、感じ方が全然違うんだね〜違っていいんだよ」、という意味あいが子どもに伝わるほうが、すごく大事だと思います。

心の余裕があると見方がかわる


自分がすっごく悩んでいたことが、他人にとっては、どーでもいい話だったって知った時、

人は驚きながらもその人と自分の感じ方の違いを知り、その時、違うまま何もされないことで、今の自分でもいいんだと実感として感じていくものでないかなって思うんです。

子どもが思い悩んでいる姿を片眼に見ながら、寄り添う姿勢を持ちながらも、一方で冷静にちょっと引いた眼も持っているのも、とても大事なコトだと思います。

子どもと親が別々の感じ方をする人でいいんだってコトはとても大事なコトだと思います。

親子ともに別々の人生でいいと心底思えると、たいていの問題はなくなっていくと思う。


2023/02/10
なんで、あれほど悩んでいたんだろう?
なんで、あれほど悩んでいたんだろう?


今まで、
親子関係や、子ども達とのことなど、多くの事を悩んできたけど、

今は、多くの悩みが過去のものになった。

そして、最近、ふと、振り返ることがある。


なぜ、それほど悩んでいたか?

それは、
ワタシが彼らを「コントロールしよう」と思っていたということで、


それはすなわち、
「コントロールが可能」と思っていた、ということだ。


コントロールできる、
コントロールできる余地がある、と思っている時、
コントロールしなきゃと思っている時、


責任を感じて、
責任を果たそうとして、
責任を果たせないことに、落胆、罪悪感、失望する。


そもそも、自分の思うようにならない、とわかっていたら、そこまで悩まないのだ。
だって、コントロール不可だから(笑)


結局、私は「子どもをコントロールできる」と思っていたって事で、

だから、悩んでたんだな。

「神の領域」に手を出そうとしていた。

なんと、愚かなことよ!

そりゃ~子どもから嫌がられるわけだよ。

気づけて良かった。




2023/02/07
もっと深く怒る
子どもに怒ってるときは、
ワタシが苦しんでいる時。

ワタシの逆鱗に触れて、
ワタシを不安定にさせた、
ワタシを揺り動かした、

あなたへの怒り。

私たちは「怒りの感情」を感じる権利があります。

それは、私の人としての欲求・尊厳を妨げられているからです。

その事をしっかりと、子どもに伝えましょう。

あなたの行為で、
私の欲求、尊厳が、傷つけられたことを。


「なんでこんなことをするの?」
「もう、やめなさい!」
「何度言ってもわからないの?」

こんな、表面的な言葉では、伝わりません。

もっと深いところにある、悲しみ、怒り、苦しみ、がありますか?

そして、
怒りの感情を抑えられない親としての未熟さに落ち込む自分の姿も
もしあるのなら、それを表現してみないとね。


自分の「本当のところ」を隠したままで、子どもを責めたり、悪者扱いするのでは、
子どもも「本当のところ」を見せるはずありません。


もっともっと、奥の方にある、本当の気持ちはなんですか?

対話を成立させるには、コツがあります。

率直な自分をさらすことが、子どもの心に届きます。

ものすごく勇気がいる「仕事」ですが、
とても価値のある「仕事」だと思います。


これをするために、「訓練」があります。



2023/02/06
返事が無いのが返事
話しかけても、黙る、無視する、何も言わない、答えがない、

そんな時は、

返事が無いのが返事

返事をする余裕がない、
返事をする気力がない、
触れられたく無い、
黙ってて欲しい、
考えられない、
コミュニケーションを中断したい、

子どもは、その事を伝えています。

これに対して、あなたはどう応えますか?

安心してください。

返事が無いからと言って、
子どもから嫌われているわけではないと思います。

詮索するから、嫌われる(💦)

沈黙に耐える「心得」を!

人となりが問われるところです。


2023/02/01
避けられない親子の対立、なぜ子どもは親をムシしたり鬱陶しく感じるようになるのか?

子どもの行動が親にとってイヤだな、止めて欲しいなと思う時、

「わたしメッセージ」という親業の言い方で言うと子どもがあっさりと行動を変えてくれることがあります。


だけど、そうではなくて子どもが行動を変えない場合もあります。

そんな時も、親業では「理由」があると考えます。

お互いの「欲求」がぶつかり合っている状態、すなわち「対立がある」と定義するのです。

この「欲求の対立」ですが、一般的には、親が自分の正しさを押し通すか、または、子どもの希望を優先させていくか、2つに一つの方法が選択されると言われています。

しかし、親業のゴードン博士は、子育てに親のガマン・自己犠牲は必要がない。そんな事をして、いつ、子どもに「他人にも欲求がある」ということを教えるのか?と説いています。

この「対立」を建設的に解いていく方法が、いくつも用意されているのが、親業の特徴のひとつ!何をどう考えるかの具体的なやり方レベルまで提示されているのです。

「対立を解く」ためにとても大切なことは、まずは、親子の間に欲求の対立が起こっている、と認めることからはじまります。

そして、講座では「そもそもなぜ人間関係が悪くなっていくのか?」日頃、私たちの社会の中で当たり前のように行われている一般的な「勝ち負けの方法」についての悪循環についてもリアルに考えていきます。

親の権力・権威とは?

なぜ、子どもは小さい時は親の言うことを聞くのだけれど、大きくなれば聞かなくなるんだろう?って思う事はありませんか?

 

それにも理論があります。親になって、今まで、あまり考えてこないまま、無意識的に行っていた「しつけ」が、子どもの立場から見てどのようなことになっていたか、この理論を知ると、もう後戻りできないカンジになるかと思います。


それは、紛れもなく自分自身が感じていた事だからです。自分が「イヤだ」と感じたことを、子どもにもしてしまっている驚愕の事実に、しばし、コトバを失いながら、受け止める受講生さん。。

 

ただ、そこを区別する方法もなく「ごちゃ混ぜ」にして考えていたから、抜け出すことがなかったのかもしれません。


親業で目指す、親子間に不満を残さない問題解決の方法はどのようなものであるか?何をめざしていくのかについても、お伝えしました。

 

私たち「親」は子どもに対して大きなを持っています。子どもの心が健やかに育つために、悪影響の少ない方法を使っていこうとするものです。

それは、親の権力を使わずに親の影響力を使って、子どもに必要なコトを伝えながら問題を解決する道です。その前に、権力と影響力の違いをわかっている必要があります。


対立を解く方法がある、ということ


親子の対立は、こんなに友好的に建設的に解けるって、私は全然知りませんでした。これはきっと私に限らずに、皆さんもご自分が生まれ育った家で行われいた方法が「スタンダード」となるのだと思います。

 

もう、当たり前のレベルでそこが基準になってしまっていますから、親業講座で習っても、実際に、目の前で、我が子が考えて動き出す様子を見るまでは、それほどこの新しい方法の効果を信用していなかった気がします。

 

この方法を一度でもご家庭で実践できると、家の中の空気がガラリと変わります。

 

今までの悪循環子育てから、本当に抜け出すことができる画期的な方法だと、確信が深まる瞬間でした。


欲求の対立については、次回の講座にて具体的なロールプレイを行います。

対立は2種類あると考える


欲求の対立としては解けない事もあります。例えば、親が「一緒に二人の間の対立を解いていきたい!」と思っていても、子どもがどう考えているかは、わからないからです。「ムリだし」「どーせ上手くいかないよ」「ムダじゃない?」などと思っているかもしれません。。。

また、親の方でも「どうしても子どもに譲るわけにはいかない!」ってこともあるかもしれません。親も人間ですからね。どうしてもどうしてもその方法じゃないとダメなときもあるのです。

そんな時には、どう考えるか?

ここも、次回に考えていきましょう!

親業の方法は、今までとは「真逆の方法」だから、すごく戸惑うことがあるかもしれませんね。

それを乗り越えるためには、しっかりとした「理論の裏付け」と、実際に技能を磨く「訓練」が、あなた自身にとっての大きな自信になると確信しています。

対立は人間関係の真実の瞬間!

ここもやっていきますよ~

今日もありがとうございました。

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