子どもに怒ってるときは、
ワタシが苦しんでいる時。
ワタシの逆鱗に触れて、
ワタシを不安定にさせた、
ワタシを揺り動かした、
あなたへの怒り。
私たちは「怒りの感情」を感じる権利があります。
それは、私の人としての欲求・尊厳を妨げられているからです。
その事をしっかりと、子どもに伝えましょう。
あなたの行為で、
私の欲求、尊厳が、傷つけられたことを。
「なんでこんなことをするの?」
「もう、やめなさい!」
「何度言ってもわからないの?」
こんな、表面的な言葉では、伝わりません。
もっと深いところにある、悲しみ、怒り、苦しみ、がありますか?
そして、
怒りの感情を抑えられない親としての未熟さに落ち込む自分の姿も
もしあるのなら、それを表現してみないとね。
自分の「本当のところ」を隠したままで、子どもを責めたり、悪者扱いするのでは、
子どもも「本当のところ」を見せるはずありません。
もっともっと、奥の方にある、本当の気持ちはなんですか?
対話を成立させるには、コツがあります。
率直な自分をさらすことが、子どもの心に届きます。
ものすごく勇気がいる「仕事」ですが、
とても価値のある「仕事」だと思います。
これをするために、「訓練」があります。