こんにちは、浦入智子です。
今日は、親業訓練オンラインクラスの第5回目でした。
子どもの行動を見て、親がイヤだなあ、変えて欲しいなあと思う時の効果的な関わり方について学びを深める時間でした。
人間関係は、化学反応。
ちょっとした言葉の選び方が、
相手に、これほど違って届くのかとビックリする時間が大事なんですよね。
または「知識」として知ってはいたけれど、実生活では「素通り」したことも、あったようで、
具体的にどのように取り組んでいくのかという「手がかり」も得られていくのだと思います。
人間関係は複雑になりがちですが、
それを具現化するには、やっぱり指導と訓練が近道だと思います。
今日の講座は、
ゴードンメソッドが、子どもの心の成長と発達の為にすごい効果があるのは、
このやり方の中に、
ゴードン博士の確固とした「子どもに期待する考え方の哲学」が、刻み込まれているからです。
それは、
子どもには自立・自律心があり、協調的で自分で自分の行動に責任をとれる人間になれるのが好ましいという考え方。
つまり、
自分らしさや、主体性の芽を潰さない事と、
他者への思いやり、協調性や責任感を持つことを、
どちらも諦めずに、彼らの中で完全にバランスがとれるように育てていこうよ、
ということ。
昨今の子育ては、
子どもの依存性や、他力本願は増すばかりなのは、
子どもの責任感をどう育てるのか?という理論が
ほぼ、なされていないから。
子どもの持って生まれた特性や気質の問題で片づけてしまわず、
今後、
「親が責任感をどう育てていくのか」という視点で徹底的にコトバを精査して考えます。
ゴードンメソッドの「目的」や「理念」に共感するからこそ、
「なぜその方法をするのか?」の意味合いが深く腑に落ちて、
子どもが自分の問題を自分で解決できるために、どうやって子どもを助けるのか?
親業訓練講座の第2回目は、子どもが問題を抱えた時の、効果的な支援の方法を学びます。
目からウロコ!子どもの話しを「聞く」ってこういうことなんですね〜。そして、すごく話を集中してきかなくちゃいけなくて、ビックリです
自分で言ってるコトバが自分で慣れなくて、なんか気持ちがムズムズしてしまいます。でも他の人のやり方を聞いていると、それでいいんだなあって思えます
口が勝手に動き出しそうで、そこにストップをかけるのが必死です
初級編講座を学びましたが、本講座の学びはぜんぜん違いますね〜 納得の内容でした
受講される方が、驚きを隠せなくて、本当にビックリされたり、感動されたりするのが、第2回目のトレーニングですよ。
コミュニケーションを理論で説明
ロールプレイで訓練するから自分のクセが解かる
人は、「わかっていること」が、「できること」とは限りません。
たくさんのロールプレイを行いますが、私が相手の役になるロールプレイもいくつかあります。
私が一番ココロを使うのが、このロールプレイなんです。相手のコトバによってどう反応するのか?自分のココロの動きを感じながら、表現していきますからね。
すべてのお母さんに、是非マスターして欲しいと願う、感性とコトバの使い方を指導します
相手の様子、息遣い、
コトバの選びかた、
そこに流れる空気感、
何を意識するのか心構え
などなどを、リアルに感じてもらいながら、何とコトバをかけるのか?を具体的に考えていきますよ。ここは理論や頭で理解し尽せない、その場の情感を感じ取っていただくことを心がけています。
お母さんのたった一言で、子どもは本当に多くの事を読み取ります。
ここに「型」はありますが、テクニックではありません。
「型」から入るけど、「型」をなぞるだけではその本質は学べない、、、、
ああ、リアル〜〜〜
よく子どもにこんな言い方されます〜〜〜〜
なるほど!実際にやってみると、子どもが「別に」って言うのはここが理由なんですね・・・
コミュニケーションを技能として訓練することは、コマなし自転車にはじめて乗る感覚と同じかもしれません。
やってみて、初めてできることです。
また「子どもを助ける」という方法についての今までの考え方や、価値観を大きく覆すことになるかもしれませんから、皆さんアタマがフル活動です。
こんな「違和感だらけ」に感じるのは、今まで埋まらなかった、子育ての理想と現実のギャップを埋める作業を具体的に始まっているから、と言えるかもしれませんね。
こんなにムツカシイと思うことは、内容をサラリと表面だけのモノにしないで、自分のケースで深く考えている証拠でもあります。
「かなり頭、使いました〜」
「むつかしい〜〜〜〜」
いつもの言い方とは全く違い過ぎるので、時には、もう、湯気が出るほどホゲホゲになることも(笑)
ですが、これがむつかしく感じる理由はただひとつ!「やったことがない」からです。
子どもが抱えがちな、そして、とても繊細な問題を、どうやって聞くか? 聞き方を習ったことがある人って、ほとんどいないことを、毎回痛感する回です。
後悔も感じながら、できる事をやっていく
「今までの言い方が、あまりにも後悔すぎる〜〜〜〜〜」
わかってしまうと、ショック!!んですよね。かと言って、まだまだ、初心者マークで上手く聞けない・・・
耳からすぐに、口に直結してしまって、自動的に口から出る言葉に、自分でも慌ててしまう、という事も多いんです〜〜(´;ω;`)ウゥゥ
うんうん、
これも、あるあるかな。。
そして、この、違和感やズレをリアルに感じることができるのが、この講座の価値であり、それこそが、その人の伸びしろなんだな、とも思います。
「感じている」という事ですから。
きっと、今まではそれも感じていなかったと思っています。 意識ができるようになっていますから、後は、練習あるのみです。
おかん塾で提唱している
心のコミュニケーションとは、
自分と深く繋がり
相手と深く繋がる
心のコミュニケーションです。
自分をよく理解してあげることも大切で、
相手によく理解してもらうことも大切です。
人は、
分かり合いたい生き物だと思う。
分かり合いたいけど、
分かり合えないと思っていたり、
もう、十分分かり合えていやろ、と思ったり、
それぞれの想いは違います。
自分らしく幸せに生きる為には、
自分も大切にしたいし、
相手も大切にしたい。
そのバランスを上手にとることができるようになると、
一気に人間関係は深まっていきます。
ですが、
このためには、
相手を理解することと同じぐらい、
自分を理解してもらうための努力が必要です。
自分を理解してもらうためには、
自分をオープンにする、
率直な自己表現が欠かせません。
そして、
よりよい人間関係を築くためには、
両者の間で必ず起こる「対立」を、誰も「負けた感」が残らないよう、粘り強く解いていこうとする意思の強さが必要です。
真に平和で
お互いが自立した人間関係を手に入れるために、
私たちが、心の体力を鍛えていきましょう。
面倒臭い、
自分とつきあっていきましょう。
遠い昔の
傷ついた経験から、大きな不安を感じるかもしれません。
ですが、
私は、
自分にダメ出ししていたのは、自分だったと気づきました。
世の中は、自由なのだから、
変わらないことを選択しないで、
変わる事を選べる自分になりたい。
今日は、親業訓練オンラインクラスの第3回目。
子どもが問題をもったときに援助する技能について、さらに深く学び、練習を重ねました。
子育てでは、考え方がすごく大事ですが、考え方だけにとどまらずに、具現化する為の具体的な訓練があるのが大きな特徴です。
子どもの気持ちが元気でいることを、私たち親はいつも大切にしてあげたいと思ってるし、そのために、子どもの心が癒されるように、気持ちをしっかりと意識して、味わい、共に寄り添っていく、、、
そんな感覚を自分で掴めるようになるには、ただただ、実際に訓練していくしかありません。
二人一組のロールプレイでは、実際に気持ちを汲んでもらえる心地よさも、体験します。
「この聞き方をされると、なんだか、これも、あれも、と、どんどん話したくなりました」
心が、ホッとほどけて、
スルスル〜っと、楽になる感触!
決して、話を引き出されるわけでなく、自分から話そうと言う気になる、
話してみたくなる、
そんな、聞き方の効果を味わいます。
能動的な聞き方の練習がこれほど、あるのも、親業訓練講座の特徴ですね。
私も、今まで心理学を学んだり、カウンセリング演習などもくり返し行ってきましたし、有名な臨床心理士の主宰する傾聴講座に参加してきましたけれど、
ゴードン博士がプログラムされた親業訓練での学びは、しろうとの親が大切なコトだけを集約してシンプルに学べるようにデザインされているのを実感しました。
その場しのぎのテクニックではないので、
難しいのは当たり前です。
特に、思春期の心は敏感です。
毎回、10分間で、気持ちが劇変!した方もおられて、この最強の聞き方のスゴさを思い知らされます。
たった、10分。
されど、10分。
相手の心に焦点を当てる奇跡の時間。
穏やかに話しをする姿が、少し、高揚してくるのは、
そうそう!そうなのよ〜
それが私が言いたかったこと!
ああ、わかってもらった〜〜
っていう気持ちを味わうから。
最後まで、自分の話を遮られずに、共感的に聞いてもらえる経験を、ほとんどの親がしていないのではないでしょうか。
、、、という事が、とっても良くわかる第3回目の講座なのです。
親子の関係性とは
親子間で、「問題解決のプロセス」をどのように行なってきたのか?で少しずつ作られていきます。
今の親子関係は、
これまでの日常生活での関わり方の積み重ねの結果と言えると思います。
毎日、何気なく言った言葉から、
子どもは、たくさんのメッセージを受け取っています。
だから、あなた自身の毎日の言葉を見直すことが、とても効果的に子どもに愛を伝えることになります。
親子の関係性は、
一朝一夕に作られるものでなく、
毎日の繰り返しの作業の結果です。
子どもには、
良いこともあるし、
嫌なこともあるけど、
その子にとってどのように映っているかは、その子が解釈するものです。
愛が伝わっていますか?
親の愛は、子どもの心の成長に大きく貢献します。
講座で学ぶとき、
「今まで、自分のコトバが子どもにどんな風に伝わっているかなんて、気にしたことが無かった」
と言われた方がいました。
ホント、ビックリ!!されています。
ですが、
今まで、あまりにも無頓着に発していた自分の言葉につい、改めて見直してみる、という
「新しい体験」をされているのだと感じました。
この気づきから、
未来への新しい扉が開きます。
自分の思い込んだ世界の中から、一歩外へ出て、
自分の意識を整えていく、
そんな様子を私は伴走者としてそばで見ています。
ただただ、子どもの立場になってみて
親のコトバへの湧き上がる感情に「衝撃」を味わうこと、
これも
「忘れていた体験」
かもしれませんね。
こういう、体験を経ることが、新しい方法への確証となるし、
新しい親子関係への学びへのモチベーションとなっていきます。
人は、自分で体験したことだけが、成長への礎となります。
講座での学びは、
とてもシンプル。
まず、毎日のちょっとした会話の積み重ねを丁寧にすることからです。
親としての未熟さは、コトバの力で補います。
子育ては親の成長を待ってくれません。
だからこそ、頭ではわかっていても気持ちがついていかないところは「メソッド通り」がおすすめです。
最近、ちょっと忙しい。
お仕事でも、個別相談のお申し込みが多くなっています。
うちの来られるのは、圧倒的に、男の子のお母さんが多いんですよね
思春期の男の子の「取り扱い方」については、悩まれている方が多いのかなと思います。
私も男の子ってどう育てて良いのかわかりませんでしたが、
偶然、
目標にしたい「モデル」を見つけられて、
具体的な「方法論」もあったから、
それを基準にしながら、
まあ、「私にしたら上出来かな」と思えるほどに、何とかやってこれたかなって思っている程度(笑)
私の生身の経験が、お役に立てると嬉しいです。
「モデル」と「方法論」があるのに、
なぜ、個別の相談をしているかというと、
子育ての悩みとは、ものすごく「個人的なこと」が多いからです。
随分長い間悩まれている方が多いんですよね
悩み出して2~3年なんて、フツーですね。
その間、
自分の子育てを自分なりに評価し、
どこで悪くなったか分析して、
原因を追求して、
ご自分なりに「ここが悪かったのではないか?」と「仮説(?)」を立ててこられます。
自分の子どもだからこそ、
ずっとその事ばかり考えてきましたが、
その「仮説」が、ダダの妄想に過ぎないのか?
合ってるのか?
間違っているのか?
そこが腑に落ちてなければ、次に進めませんよね
反対に、
そこに、納得できる見通しが立つと、
何をしていけばいいのかがわかるので、次に進めるのかなと思います。
個別相談で、
私は、ガチガチに凝り固まった考え方に「風穴」を通すことをやっています。
つまり、
あなたの考えは、
そうかもしれないけれど、
そうでないかもしれない。
こう考えるのはどう?
と言う感じ(笑)
過去にやらかしてしまったことがあったとして、
それを悔やむのではなく、
本当に望む世界を手に入れるために、
今から何をやっていくのか?
そんな、建設的な話をしたいのです。
そして、
新しい道のりを歩くために必要な「道具」も、
もれなく、お伝えしています。
目指すのは、
子どもが自分で自分の人生を切り拓いて歩んでいけるよう育てるために、
自己規律と思いやりの心が育つよう、
タフなメンタルが育つよう、
一人ひとりを大切にし合う、
安心安全な家庭環境をつくっていくこと。
そのために、
「親業」という
私たちしろうとの親が、子育てをやっていくために役に立つ「道具」がある事を知って欲しい。
子育てには、コツがあります。
あなたは、あなたらしく
飾らない、ホンモノの人でいることは、
子どもが、
ホンモノの信頼関係を体験するためにはとても大切です。
私は、
ホンモノの信頼関係の心地よさを知ると、
楽しくて、
人生が豊かになって、
自分に自信がつき、
他人との人間関係が怖くなくなっていきました。
もちろん、
幼少期からの根深いところは、まだ残っているけれど、
なにより、
そんな自分へのダメ出しが無くなっていきました。
親と子が
ありのままに
育ちあえる親子関係をつくれると、
揺るぎない自分軸と、
他者を変えようとしない圧倒的な包容力が身についていきます。
そんな子どもを育てる親に、
まずは、
私が私をコントロールすることが、とても大切でした。
コントロールっていうと、
ちょっとビビる?かもしれませんが(笑)
これも正しい順番があるのです。
これをすっ飛ばすから、ややこしくなるのよね。
親業には、曖昧な抽象論はありません。
とにかく目指すべき明確な「モデル」と
そこに到達するための具体的な「やりかた」があるから、
迷子にはならない。
そして、
まずは、自分を受容することが、ファーストステップ。
自己受容って、どういうことって、わかりますか?
ここね
出来てない人が多いんですよね。
意外とみんな、自分にダメだししていて、
自己受容できていないのは、
曖昧なままで具体的に落とし込めていないからだと思う。
子どもを受容するためにも、
自分を受容することは必須ですから、
まずは、そこからです。
人が成長していくのには、正しい順序があるのです。
だからこそ、
正しく学ぶことが、とても価値のある事だと、私は思っているのです。
(←ちなみに、親業は、特別な訓練を受けた親業訓練協会の認定インストラクターから学ぶのがおススメです)
あ、
これは、私のような子育てが初めてだった
一般人のフツーのお母さんへ、向けた話なので、
ここに書いてる事が
私には出来てるから不要だわって方は
どうぞ、
スルーして下さいね。
子育てで、
何を大切にしていけばよいのだろう?
フッと考えることはありませんか?
理想の姿、
目指す姿はあるのに、
そこに続く道のりがわからないのだとしたら、
少し立ち止まって、
先を歩いていった多くの人々の経験を享受しながら、
あなた自身が心から納得できるやり方をやっていきませんか?
あなたの溢れるほどの愛情を
子どもの心が健やかに育つ方法へ、自分をコントロールする、ということ。
価値のあるものだから、
ご一緒に学べる仲間が増えると、
とっても、嬉しいなって思います
ご要望があり、
急遽、
水曜日の午後クラスと、
金曜日の午前クラスを検討中です。
ご興味のある方はご連絡ください。
高校生の親クラスは、
私と話をすると、
深く納得されるので、
一刻も早く、子育てのシフトチェンジがしたいと切望されます💦
これは、自分のやりたい事、やるべき事が明確になった証だと思う。
不安に心を奪われないで、
自分の本当にやりたかったことを思い出してもらうのが、私の仕事(笑)