子どもの自立、自律心を育てる!親のためのコミュニケーション教室
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主体的に生きる子に育てたいなら知っておきたい「内発的やる気」について

主役で生きる子どもに育てたい時に欠かせない要素の一つは、子ども自身の「~したい!」という、主体的な欲求を妨げない事です。

 

主体的な欲求とは、例えば、

 

  • 遊びたい。
  • 上手くなりたい。
  • 仲直りしたい。
  • 負けたくない。
  • 認められたい。
  • 仲良くなりたい。
  • 好かれたい。
  • 役に立ちたい。

このような、本人の意志による「やる気の芽」のことを指しています。

 

人間はもともと、「やる気」に満ち溢れています。なぜなら、赤ちゃんは、教えられなくても、寝返りをうち、ハイハイをし、立ち上がりますからね。これは、誰に教えられたものではなく、勝手に動きたくなっているからです。


成長と共に、この「やる気」は、根っこにある求めるものによって2つに分けられていきます。

 

1:外発的やる気・・・頑張ることで評価やご褒美を得ようと動機づけられるやる気

2:内発的やる気・・・やっている仕事や遊びの内容自体に面白さや充実感、使命を感じたいと動機づけられるやる気

 

これは、一般的に、外発的動機づけ・内発的動機づけと呼ばれている事が多いようです。


この違いは分かりますか?

 

内発的動機づけにより行動できる子どもに育てたい

この2つのやる気は、子育ての現場ではあまり区別されていないように感じます。でも、これこそが重要だと考えます。


例えば、親や先生は「これが〇〇だったら、××だからな」など、ちょっとした脅迫をくりかえしながら子どもの行動を規制していることが現状ですよね。

ですが、子どもの立場になって考えてみると、どちらが集中し、燃えるのでしょうか。

もちろん、

「テストでいい点をとるために」

「新しいゲームを買ってもらうために」

「お小遣いをもらうために」

という、外発的な動機づけにより勉強させようとする行為を全て否定するわけではありません。ですが、私たち親は、本当にその状況を望んでいるのか、と考えてみて欲しいのです。


ほんとうは、

「好きな教科について学びたい」

「新しいことを知って物知りになりたい」

「勉強はイヤだけどでも逃げたくない」
「今は学ぶ時期だから自分の為に学ぶ」

という姿勢で勉強して欲しいと思っていると思うのです。そのほうが、圧倒的に高い集中力を持ちながら勉強していくと思えますよね。第一、親がガミガミ言わずに済みます。

 

人は、自分の喉から手が出るほど「欲しい」と思えた時、抜群の集中力で結果をとりに行動するのだと思います。これこそ、自分の内側から湧き起こる「~したい」という欲求。つまり内発的動機づけと言われるものですね。

 

これこれ。

私は、ここを意識した子育てをしたかったんですよね。

 

でも、「子どもはそもそも勉強なんて嫌いなものだし、親が言ってあげないとやらないよね」と思う意見もあるかもしれません。

 

だから、自分で勉強する子どもを育てるなんて「ムリだ」「子どもにより個人差がある」「お金と余裕がある人の理想だ」と思いますか?


実は親が壊していたすべての子どもが持つ内的やる気の芽

私も、自分から勉強する子どもを育てる事は、一部の教育水準が高い人たちによる「理想論」だと思っていました。


でも、同時に「親として何かできる事があるのでは?」とも思っていました。なぜなら、親は子どもの成長、とくに心の成長や人格形成に圧倒的な影響を与えているなと感じていたからです。

そして、人のやる気をうながす心理学に基づいた親業を学び20年。今では子育てに対しての考え方が全く変わりました。

どんな子どもも、内発的やる気の芽をそもそも持っているもの。もし、子どものやる気が感じられない、見えない、無くなっているのだとしたら、それは、失われてしまったからです。

親や大人の関わり方により、内的やる気がなし崩しになっている、潰されていると、痛感しているのです。


子どもの心の成長を阻害する要因は親のかかわり方

 

子どもが頑張っているときに言っている親の安易な”ほめ言葉”で、せっかくの内発的なやる気が、”ほめ言葉欲しさ”=外発的やる気 にシフトチェンジさせられている、、、

 

私は、親のかかわり方による、子どもの心の複雑な動きや、作用についての「原理」を知った時は、正直驚きました。

 

親は圧倒的な影響力により、子どもの心をカンタンに操ってしまう事があります。ですが、子育てはそんなに簡単ではなく、成長と共に心の動きはより複雑に発達していきます。

 

人には、親から独立したいという「自立心」と、誰かに頼っていたいという「依存心」の、相反する気持ちがあります。

 

親のかかわり方によって子どもに大きく影響されるのは、このバランスを自分でとる能力と言えるかもしれません。子どもの「自己概念・セルフイメージ」は、親からの影響でジワジワと形成されてきたことが腑に落ちた時、納得したとともに、ちょっと恐ろしいような気持ちさえしてきました。


ああ、怖い(-_-;)

ここ、何となく皆がわかっている事だと思う。でも、わかっていても、なぜかピンときていないのは、皆が当事者だからかもしれないな、なんて思います。それくらい、自分の事は分かっていないし、わかるのが難しいのかもしれません。

親の愛情を感じると子どもの心は元気に育つ


話が逸れましたが、とにかく、親は自分が思っている以上に子どもから愛されています。なので、この原理・しくみを抑えて「リスクを排除」していくと意外と子育てはスンナリできていきます。

ポイントは、子どもの「内的やる気」を損なわない子育てです。ここにはコミュニケーションのとり方にコツがありますが、とにかくやる気に満ちた子どもは、生き生きと子どもらしく自分らしく精一杯生きています。生きるよろこびに全身が溢れています。

それは、自分の夢中になる事をワクワクしながら体験していることですが、そこから派生して、自分の能力を高めるよろこびや、友達や周りの人と共に生きようとする事への問題解決の知恵にもつながっていきます。

友だちが欲しい、
恋人が欲しい、
もっと、自分が認められたい、
もっと、自分の能力をのばしたい、
もっと、世界を観てみたい、、、、

などなど、これらも人として自分の人生を自分らしく生きていく中で、自然に出てくる欲求だから。

親が、どうのこうのしなくても、意外と子どもは健やかに育っていくものなのですね。

こころが育つ土壌として徹する

子どもの心が、本来、内的なやる気を持ちながら、すくすく育つ力を持っているとしたら、その育つ力を最大限に促進するようにしたい。

親の出番はそこにあります。

彼らの心の成長を支え、育ちゆく姿をみる毎日は、親としての喜びを感じる瞬間です。だからこそ、親は自分の役割に集中しながら、越権行為をしないようにしたいのです。

越権行為は親も子も、意識していない、思ってもいないところにも存在しています。愛情と思っていたことが、かえって彼らが持つ「内的やる気」がなし崩しにならないように、気をつけていきたい。

そのために、おかん塾では、親のかかわり方がどんな影響を与えるのか、親が知るための勉強会を行っていきたいのです。

 

 

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