不機嫌オーラが滲み出るのは、満たされていない想いが残っているから
子どもとの暮らしの中で、漫然とした不機嫌さが残っているのだとしたら、
もしかしたら、対立時の解決法に問題があるのかもしれません。
例えば、
などなど、、
日頃よくある子どもへの不満や悩み事などは、ほとんど「親子の欲求の対立」から派生していると考えられんじゃないかなと思います。
こういう時、ひと昔前の昭和世代の子育てだと「去年の服を着ておきなさい!すぐに大きくなるんだから」なんて親が言って、子どもはシブシブ親の言う通りにしていたんでしょうね。
ですが、
今の子育て世代は
「もう、しょうがないわね、」と内心思いながら、子どもの望みはかなえてあげなくちゃと、シブシブ想いを叶えてあげるかもしれません。
で、
これ、ほとんどの家庭で、すっごくフツーに起こっていることかもしれません。
私も、昭和世代の「親中心型の子育て」がイヤすぎて、「子ども中心型」を頑張ってきました。
ですが、しばらくしていると、ものすご~く苦しくて、わけもなく追い詰められていた自分を感じました。
親子関係は、親が勝つか?子どもが勝つか?の二極になりがち
子どもの意見を押し通したり、
親の意見を押し通したり、、、です。
現在受講中の方から
確かにその通りです。
子どものために、買い物に付き合い、欲しい服を探し、食べたいモノを食べました。でも散々つき合わされても全然決まらずにだんだんイライラしてきてしまうんです。
それでもう「いい加減にしてよ」って、怒ってしまうと、今度は子どもは逆ギレしてしまい、結局イヤな空気が残るんです。
で、帰宅後など一人でバタバタと家事をしているのに子どもは寛いでいると、だんだん腹が立ってきて・・。
そういうことだったんですね・・。
この方の例で説明すると、
初めは子どものいいなりですよね。親は強く出ていますが、イヤイヤつき合わされているのに思ったほど感謝がなくて、不満がたまっています。
一方、子どもは服を買ってもらっているのに、親がイヤイヤ買っているのがわかるので、あまり気持ちが良くなく、素直に感謝もできません。
イヤな子だと思われているだろうと感じているので、「どうせ私なんて・・」と思っているかもしれません。
人間関係の「勝ち負け」をなくすること
親が意見を押し通して、子どもが諦めたり
あるいは、
子どもが意見を押し通して、親がガマンしたりすることは、
どちらも勝ったり負けたりしているから、「おあいこではないか?」と思われるかもしれません。
ですが、実は、
親も子どもも、相手に負け続けるという関係はイヤなのです。
なので、「絶対に買いません!ダメです!」「イヤ買ってくれるまで帰らないよ!」など、お互いが意地の張り合いになってくる。
すると、もはや感情論の応酬になり、何の対立かわからなくなってしまいます。
せっかく、親子でショッピングしているのだし、
お金も時間もかけているのだから、もっと、気持ちよーく楽しめたらいいと思いませんか?
こんなのは、日常生活においての些細な話ですが、
ここを、
今まで経験したことがないような、どちらも負けない方法で解決するように体験学習するのが、親業訓練の一番のメリットです。
ロールプレイで実際に体験するのですが、やってみるとコツがわかって皆さんビックリです。
私もね、実生活では苦手な対立(-_-;)。実は未だに苦手なのですが、ですが、「頑張ればそれができる」という事も知っています。
平和でラクちーーんな、こころの通い合う温かい関係、と言えるかもしれません。
「お母さん、ありがとう」って、催促なしに当たり前に言ってくれると、とってもいい気持ちだし、
そんな関係を育てていけたからです。
「子育てはもっとラクにできる」という言葉を聞いて、反射的にそう思う方もおられるでしょう。
でも、私は声を大にして言いたい!
子育ては必ずもっとラクに楽しくできる…
今回は、初心に返って私がそう確信している理由を説明しますね。
子育ては、親と子の人間関係の質
私たち親は、子どもを「社会に通用する一人の人間」に育てることが「親の役割」ですよね。
それで、「子どもの将来が良くなるように」との想いから、日々、子どもに接していると思うのです。
でも、だんだん伝わらなくなる、、、そうすると「親としての役割」を果たそうと、アレコレ試行錯誤がはじまりますよね。
おかん塾では、子育ては「土壌」がとにかく大事!と考えます。
大切なのは、土壌としての環境づくり。人は環境の中で、癒し合い、刺激し合いながら、人として成長していきます。
先が見えない不安もありますが、親子の良い関係性があれば「困難」も共に分かち合い、協力し合って、乗り越えていけると思うのです。
子どもが自分で深く考え、成長と発達が促されていく、
そんな「心が育つ土壌となるを親子関係でつくっていきたい!」それこそ、一番大事にしたい事だと考えています。
人間関係のいい状態ってなに?
それは重々わかっている。だから、子どもとの関係性を損なわないように、子どもの機嫌が悪くならないようにと、真摯に取り組んでいるって方も多いと思います。
実はここに注意が必要。なぜなら、良い人間関係とは、どちらか一方だけが優遇される状態ではないはずだからです。
もちろん、子どもは親に比べて圧倒的に「未熟」な存在ですよね。そして、存在を親に依存している子どもを子育ての生活の中心に考えるのは、当然のことです。
だからといって、いつまでも、何もかもを子どもに「合わせる」のは、どうなんでしょうか?
そもそも「良い人間関係」とは「ケンカしない関係」でありません。むしろ逆。「ケンカしようと思ったら、いつでもケンカできる関係」
すなわち、違いや対立があっても、それを理解しあい、越えていける関係です。
だって「ケンカしない関係」って、ケンカを避ける事で、どちらかが微妙にガマンしていませんか?
(実は、親のガマンのし過ぎが、子どもの心の成長には「逆効果」になることもあるんですよね。。)
目的地を正しく理解して、行動に移す
これを子どもに教えるのも、家庭では大事なコトだと、「親業」をつくったゴードン博士は説いています。
親子関係を「ケンカしない関係」から「ケンカできる関係」に、もう1つランクアップを目指して、親がリードして関係づくりをやっていこうというのが、おかん塾の子育ての提案です。
そして、大切なのが、子どもへのかかわり方は「技能」ということ。
「わかってるけど、じゃあ、今、何をすればいいの?」の状態から、一歩先に進めないのだとしたら、それは「技能」として落とし込んでいく事で、解決していけるんですよ。
だって、野球も、テニスも、ピアノも、料理も、車の運転も、数学の問題を解くことも、全て、上手くやろうと思ったら、「技能としての練習」が欠かせないことなのです。
すべては、初心者からの第一歩を出すところから始まります。
親がホンキになれば、親子関係は確実に変わってきますよ。だって、いくつになっても、子どもは親が大好きですからね!
親子はそもそも、相思相愛。なので「愛を正しく伝えあう技能」さえあれば、悪くなりようがない。
親業を広げるよろこび
親業に出会ったとき、「これだ」と直感しました。一つの“正解”がない子育ての世界で、母親たちの悩みを紐