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ちゃんと話しているのに分かり合えないと感じる時

ちゃんと話しているのに分かり合えないと感じる時

ちゃんと話しているはずなのに、なぜか分かり合えない。


そんな感覚を、どこかで抱えたことはありませんか。


私たちは日々、自分のことを話しています。例えば、 

  • 何を食べたか
  • 何が好きか
  • 何をしたいか

けれど、人間関係がうまくいかなくなる場面では、本当に伝える必要があるのは、そこではないことが多いのです。


たとえば、 

  • なぜ、あの一言が引っかかったのか
  • なぜ、急に腹が立ったのか
  • なぜ、悲しくなったのか
  • 本当は、どう扱ってほしかったのか

 こうした心の中で起きていることは、案外言いにくくて、そのままにされがちです。


ですが、そのまま会話を続けていると、大きなケンカはしていないのに、どこか噛み合わない感じだけが残ります。


「問題はないはずなのに、なぜか距離を感じる」


そんな関係です。


やがて、「ちゃんと話しているのに、どうして分かってくれないんだろう」という思いが心の中に生まれます。


そして、
「この人は、冷たい人なのかもしれない」
「人の気持ちが分からないタイプかも」

そんな風に相手を見てしまうこともあります。

ここでレッテル貼りが始まると、人間関係は静かにこじれていきます。

でも、多くの場合、相手が冷たいわけでも、鈍いわけでもありません。


わかってもらうために必要な話が、まだ言葉になっていないだけなのです。


特に、大切な相手ほど、私たちは慎重になります。

「こんなことを言ったら、重いかな」

「面倒な人だと思われないかな」


そう考えているうちに、一番伝えたい自分の気持ちを、後回しにしてしまう。


そんな経験ありませんか?


この小さなズレは、すぐには問題になりません。

むしろ「大人の対応」に見えることもあります。


けれど、言われないままの気持ちは、消えることはありません。


たまって、たまって、ある日、理由のはっきりしないイライラや涙となって現れます。


人間関係のトラブルは、相手が鈍感だからでも、あなたが感情的だからでもありません。


私たちは「自分のことを話しているつもり」で、実は一番大事なところを、ずっと言葉にできずにきたのかもしれません。

 

  • 気持ちが生まれた理由を、落ち着いて整理する機会がなかった。
  • それを言葉にする“やり方”を、誰からも教わってこなかった。

 

ただ、それだけ。


そしてその積み重ねが、すれ違いになって現れていただけなのです。


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