おかん塾が提唱している子育ては、他の子育て論とは少しアプローチが違っています。
最大の特徴は「今、何と言ったら子どもの成長につながるのか」を自分でわかる為の「型」が用意されていること。
この「型」は「どうすれば正解なのか」と言う一般論ではありません。
なぜなら、親子関係のベストな関わり方とは、その場その場での状況に合わせて「最適解」が変って来るからです。
例えば、同じ言葉でも、
子どもの状態も、親自身の気持ちも、まったく違いますよね。
ベストな関わり方は、タイミングによって言葉が変わります。
その、タイミングと言葉をあなた自身が見極めるための「判断軸」が、このツールであり「型」なのです。
心理学に基づく親子関係の原理原則が、曖昧な精神論ではなく具体的な“言い方”として形になっている
だから、実践のお手本となるのです。
体系化された型をベースにしながら、自分の言葉を落とし込んでいく、
このステップを踏むことで、心理学の専門知識がなくても、自分らしさを失わずに、子どもの成長と自律を支える親子関係を育てていくことができるわけです。
なぜ、おかん塾の子育てはめんどくさいのか
さて、この「型」ですが、実際に試してみた方はご存知かもしれませんが、実は学んでいく中で「かなり、しんどい」作業が待っています。
この学びは、親業の大先輩インストラクターの言葉によると、「本当の自分と出会う」作業となるから。
子どもへの愛情や想いは形がありません。だからこそ、子どもに、誤解されない様に伝えるために「伝わる言葉」にする必要があるのです。
親の言葉は、つい油断すると、子どもからは「上から説教やん」「シレッと強制してきた」と受け取られがちです。
大切な子どもに何を伝えたいのか?
それを、親である前に一人の人間として丁寧に見つめ直す。その作業はラクではありません。
言いたいことを過不足なく伝えきるには、考える力も、削ぎ落とす勇気も必要になります。
この作業を何度も繰り返す。だからこそ、「めんどう」だし「かなり、しんどい」のです。
心を育てたいなら心をつかう。めんどうで片付けない。
私は、子育ての日々とは、親自身が自分と向き合い、本来の感性や自信を取り戻していく最大のチャンスになると考えています。
そのために、子どもの成長と発達のために、親としてどう成長していくのか。ほんの少しでも、親としての自分を見つめる時間を持ってほしいです。
そして、あなたが誠実に子どもや自分と向き合いながら、子育てをしていくことには、もう一つ大きな意味があります。
それは、あなたの愛情の純度が高くなっていくだけではなく、逆に「自分は何が苦手なのか」「どこまでなら受け入れられるのか」と言う、あなた自身の限界もハッキリさせる、という点です。
この「どこまでなら受け入れられるのか(受容の限界)」を知ることは、実は、幸せな親子関係をつくるためには非常に重要です。
なぜなら、親も一人の人間だし、神様ではないのだから。
そして何より、あなたが子どもに無理に合わせてばかりの毎日だと、子どもと過ごしていても気が重くて辛くなってしまいますよね。
それでは、本当の意味での「対等な親子関係」とは言えないのではないでしょうか。
よい親子関係を続けながら、子どもの成長と自律を促す親になるために、あえて手間を惜しむべきではない。
これらの意味を込めて、親子のコミュニケーションを丁寧に、心を込めて選んでいってほしいと私は願っています。
せっかく親になったのだから、楽しまな、もったいない!
幸せな親子関係を実現するための設計図として「型」を役立ててもらえたら、と思います。
親業を広げるよろこび
親業に出会ったとき、「これだ」と直感しました。一つの“正解”がない子育ての世界で、母親たちの悩みを紐解く確かな道具になる。そう確信しましたし、同時に自分自身の理想の子育ても探求できる、と強く惹かれました。二年後、念願のインストラクターとなり、周囲の友人にも「きっと役に立つのに」と思い切って声をかけてみました。ところが、受講には至りません。親業の価値をうまく伝えられない。そんなもどかしさを抱えていた