親しい友人との楽しい食事会のあとで、一人反省会が始まってしまうこと、ありませんか。
そこにあるのは、
「言わなかった後悔」と「言いすぎた後悔」そのどちらか、あるいは両方かもしれません。
一方で、
ああ、コミュニケーションって、難しい。
「そんな他愛のない会話を気にする方が変なのでは?」そう思う人がいるのも、わかります。
でも、気になるときは、気になるものです。特に、心が少し疲れているとき、人は、いつもより敏感になります。
この「心が落ちているとき」こそ、実は、コミュニケーションの質が問われます。
紙や布と同じ。
私たちの心も人間関係も、カラっと元気な時よりも、気持ちがウェットになっている時のほうが、ず~っと傷つきやすいのです。
ちょっとした言葉の選び方
問題はあなたの「性格」でも「気の弱さ」でもありません。
何と言えばいいか、
言葉の選び方を知らないだけなのです。
人はそれぞれ、育ってきた環境の中で、独自の「コミュニケーションの型」を身につけています。
あまりにも当たり前すぎて、意識しなければ、そのまま繰り返してしまいます。
でも、相手にも、相手の文化があります。
ちょっと怪訝な表情だったり、
少し困った反応だったり。
あなたにとっては想定外の反応だったのかもしれません。
その小さなズレを拾って、
「伝わってない?」
「誤解された?」
と、頭の中で検証が始まる。
──それが、一人反省会の正体です。
「言うか」「我慢するか」それだけで終わらない選択を。
「言わなかった後悔」と「言いすぎた後悔」
一見、正反対に見えますが、実は、同じところでつまずいています。
どちらが正しい、間違っている、ではありません。ただ、「選べる言い方」が少ないだけです。
多くの人はこれまで、言うか?言わないか?の二択で、人間関係をやり過ごしてきました。
でも、関係を続けたい相手ほど、そのやり方だけでは、苦しくなってくるのは、
「我慢すれば、自分がしんどい」
「強く言えば、あとで気まずい」に、あなたが耐えられなくなっているから。
その答えは、
「言うか」「言わないか」ではなく、
自分の気持ちも、
相手との関係も、
どちらも置き去りにしない言い方。
それを少しずつ選べるようになるだけで、人間関係は、意外と静かに変わっていきますよ。
【参考記事】イライラが止まらないのは伝えきれていないから!言いたいことを伝える秘策と道のり