「親業」って聞くと、何?なんだか、難しそうって思いませんでしたか?
私もね、正直「カタイな」なんて思っていました。
「業」なんてついてるし、修行僧みたいに、まじめで崇高で硬いイメージだし、
「親として、ダメだ!」なんて、怒られそう???
親としての「精神論」とか「理想論」などを教えられるものだと思って、図書館の本も素通りしてました。。
でも、やってみると真逆でした。
ビックリ!
ただし、忍耐と努力と、長期に及ぶ継続的なかかわり・・・世の中で、最も大変な仕事のひとつだ、ということは同じです。
だから「親業」っていうんです。
ただし、中身は「精神論」でなく「ことばの練習」「コミュニケーション訓練」でした。ここがわたしが好きなところです。
親とは何をすればいいか?親は教えてくれない
親になるって、どういうことか?とか、人を育てるために大切な事とは何か?
みんな、知っているようで、わかってるようで、実はわかってないような、こと。
だれでも親になった時に、まず第一に知りたいことなのに、そのことを具体的に誰も教えてくれないことです。
さらに、それを今まで子どもを満足に関わった事もない、初心者の親がどうやってしたらいいんでしょう???
親業のゴードン博士は「親の教育」の必要性を痛感して、この「親業」を開発されました。
そして誰もが身に付けられるように、体系的に学ぶトレーニングとして開発されました。
だから「訓練」というコトバがついています。
練習が必要なんですよ。
・・
親を追い詰める「精神論」「根性論」!そうでなく技能トレーニング
親業では、マインドでなく、スキル・技能を訓練します。
だって、マインドなんて、そう簡単に変わらりませんよね!それにスキルは練習できるんだもん。
この、マインドは一切不問だったことに、私はとても救われました。
親として追い詰められていたわたしが、少しずつ自信を取り戻して、考え方、生き方まで変わってこれたこと。何より、親業を効果的に果たすためには、「わたしのまんま」がいいんだとわかったことで、とても楽になったんです。(「わたしのまんまでいい」でなく「わたしのまんまがいい」ですよ!)
親としてのツトメとか、受容してあげなくちゃっなんて、精神論はなくていいと思えるようになってから、今のわたしにとって、子育ては一番の使命だなあって、逆に思えるのが不思議なのです。
3人の子どもたちが社会に出て、自分の能力を思う存分発揮できる人になるために、今精一杯のことをしたいのです!
これがわたしの一番のミッション。
そして、やりたいことだから!
自分の中で、そう確認できた時、堂々と、「子育てミッションを頑張ります」って言えるようになったんです。
「やらなくっちゃ」から「やりたい」に変わった?
いえいえ、そうでなくて、きっと今までも「やりたい」ことだったんだろうけど、それを頭で考えすぎていて「ねばねば星人」になってしまって、忘れてしまっていただけだと思います。
精神論なんてなくても、ちゃんと気づきがあるんですね。
子どもの為に。子どもの幸せの為に。
わたしは、子どもの一番の味方でいたい。
せっかく”おかん”になったんだから、このお役目を精一杯楽しみたいな〜
だから、私は息子の為にではなく、自分の為に、このミッションを頑張りたいのです。