子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
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今日のおかん塾


2018/08/30
「親業」というネーミングと親を「学ぶ」という事について

「親業」って聞くと、何?なんだか、難しそうって思いませんでしたか?

 

私もね、正直「カタイな」なんて思っていました。

 

「業」なんてついてるし、修行僧みたいに、まじめで崇高で硬いイメージだし、

「親として、ダメだ!」なんて、怒られそう???

 

親としての「精神論」とか「理想論」などを教えられるものだと思って、図書館の本も素通りしてました。。

 

でも、やってみると真逆でした。

ビックリ!

 

ただし、忍耐と努力と、長期に及ぶ継続的なかかわり・・・世の中で、最も大変な仕事のひとつだ、ということは同じです。

 

だから「親業」っていうんです。

ただし、中身は「精神論」でなく「ことばの練習」「コミュニケーション訓練」でした。ここがわたしが好きなところです。

  

親とは何をすればいいか?親は教えてくれない

 

親になるって、どういうことか?とか、人を育てるために大切な事とは何か?

みんな、知っているようで、わかってるようで、実はわかってないような、こと。

 

だれでも親になった時に、まず第一に知りたいことなのに、そのことを具体的に誰も教えてくれないことです。

 

さらに、それを今まで子どもを満足に関わった事もない、初心者の親がどうやってしたらいいんでしょう???

 

 

親業のゴードン博士は「親の教育」の必要性を痛感して、この「親業」を開発されました。

 

そして誰もが身に付けられるように、体系的に学ぶトレーニングとして開発されました。

 

だから「訓練」というコトバがついています。

練習が必要なんですよ。

 

 

・・

 

親を追い詰める「精神論」「根性論」!そうでなく技能トレーニング

 

親業では、マインドでなく、スキル・技能を訓練します。

だって、マインドなんて、そう簡単に変わらりませんよね!それにスキルは練習できるんだもん。

 

この、マインドは一切不問だったことに、私はとても救われました。

親として追い詰められていたわたしが、少しずつ自信を取り戻して、考え方、生き方まで変わってこれたこと。何より、親業を効果的に果たすためには、「わたしのまんま」いいんだとわかったことで、とても楽になったんです。(「わたしのまんまでいい」でなく「わたしのまんまがいい」ですよ!)

 

親としてのツトメとか、受容してあげなくちゃっなんて、精神論はなくていいと思えるようになってから、今のわたしにとって、子育ては一番の使命だなあって、逆に思えるのが不思議なのです。

3人の子どもたちが社会に出て、自分の能力を思う存分発揮できる人になるために、今精一杯のことをしたいのです!

 

これがわたしの一番のミッション。

そして、やりたいことだから!

 

自分の中で、そう確認できた時、堂々と、「子育てミッションを頑張ります」って言えるようになったんです。

 

「やらなくっちゃ」から「やりたい」に変わった?

 

いえいえ、そうでなくて、きっと今までも「やりたい」ことだったんだろうけど、それを頭で考えすぎていて「ねばねば星人」になってしまって、忘れてしまっていただけだと思います。

 

精神論なんてなくても、ちゃんと気づきがあるんですね。

 

子どもの為に。子どもの幸せの為に。

わたしは、子どもの一番の味方でいたい。

 

せっかく”おかん”になったんだから、このお役目を精一杯楽しみたいな〜

 

だから、私は息子の為にではなく、自分の為に、このミッションを頑張りたいのです。

 

 

 

 

 

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