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今日のおかん塾


2026/01/25
親に何も言う気がしなくなる12パターンの言い方

親が言ってないつもりでも、言っている「小言」

子どもが話しをしない、話しかけても、スルーされる、調子のよい時は会話するけど、あとはだんまり、、、などなど子どもと会話ができないと、親も困りますね。

完全スルーで、スマホやタブレットばかりしていると、親の不安はどんどん増すばかりです。

思春期だから?脳の発達?ホルモンバランス??そういう時期???---

もっと根本的な理由があります。それは、親が子どもをチクチクと責める言葉を言っているので、子どもは話しかける気が削がれています。

親からすると「何も言っていない」と思うかもしれません。ですが、子どもからすると、色々と小言を言われている気がしています。

親と子では、認識のズレが起こっているのです。 
 

コミュニケーションを妨げている「おきまりの12パターンの言い方」

親の言葉の中には、 子どもが「何も言いたくなくなる」言葉がたっぷりと含まれています。


話そうとする意欲も削いでしまいます。
親業では、これらを「コミュニケーションを阻むお決まりの12の型」としています。

知らず知らずのうちに、親の方が子どもの口にチャックをしているのだとしたら、、、

もったいないですよね。

これは、約90%の親が使っていると言われています。

例えば、こんな場面ではどうでしょう?


あ~あ、勉強なんて、意味ないやん。やる気がおこらへんわ~

子ども



この時、とっさにどんな言葉をかけていますか?

よく親がいってしまう「お決まり」の「12パターンの言い方」をあげてみますね。


イヤでも勉強はしなさいね

そんなこと言ってたら、みんなと一緒に進学できなくなるよ。いいの?

人生にはね、やりたくなくてもやらなきゃいけないことがあるものよ

じゃあさ、今日はもう早く寝て、明日の朝にでも勉強したら?

成績が伸びないってことは、勉強のやり方が間違っている場合が多いんだよね

何言ってんの?甘えてるんじゃない?

じゃあ進学なんてしなくていいんじゃない。勉強なんてやらなくていいよ

弱虫なのね。見損なったわ

模試の成績が悪かったから落ち込んでるんでしょ

まあ、かわいそうに

なぜそんなにやる気がでないの?いつから?いじめられてんの?

まあまあ、お茶でも飲もうよ


いかがだったでしょうか?

子どもが何も言う気がしなくなる「コミュニケーションを阻むおきまりの12の型」

1.命令・指示 「イヤでも勉強しなさいね」

2.注意・脅迫 「みんなと一緒に進学できなくてもいいの?」

3.説教・訓戒 「人生にはね、やりたくなくてもやらなきゃいけないことがあるものよ」

4.解決の提案 「今日はもう早く寝て、明日の朝にでも勉強したら?」

5.講義 「成績が伸びないってことは、勉強のやり方が間違っている場合が多いんだよね」

6.非難 「何言ってんの?甘えてるんじゃない?」

7.同意・賞賛 「じゃあ進学なんてしなくていいんじゃない」

8.侮辱・悪口 「弱虫ね。見損なったわ」

9.解釈・分析 「模試の成績が悪かったから落ち込んでるんでしょ」

10.同情・なぐさめ 「まあ、かわいそうに」

11.質問・詰問 「なぜそんなにやる気がでないの?いつから?いじめられてんの?」

12.ごまかし・注意をそらす 「まあまあ、お茶でも飲もうよ」


これらのコトバは、子どもの気持ちが元気な時はさほど問題がないかもしれません。

ですが、子どもがやる気がなくなっている時、元気がない時、しょげていたり、どこか落ち込んでいる時などは、是非、注意していただきたい言葉遣いです。

同情・賞賛・提案・質問なども含まれていますので、ちょっとビックリされるかもしれませんね。

ですが、毎日、シャワーのように浴びせているコトバを見直していくと、だんだんと情緒が安定して、冷静になっていきますよ。

子どものやる気や、自己肯定感が低いなと気になる場合、ぜひ、日頃のコトバを注意してみて下さいね。

  【参考記事】高校生息子が突然「学校に行きたくない」と言ったら?親の心がまえと逆効果な12の言い方


続き
2026/01/24
子育ての落とし穴はここにあった!子どもにとって一番やりにくい親とは?
今のママは「子育て」についてとても勉強している人が増えたと感じます。子どもが何か不機嫌な時にも、
受け容れる
認める
優しくする
褒める
など、子どもの成長に「よい」「効果的である」と思われることを頑張ってやっていますよね。ですが、もし「いい親になりたい」と頑張っているのに、なぜか子どもが育ちにくいと感じたら、【無自覚な落とし穴】にハマっているかもしれません。
子どもにとって一番ムズカシイ親とは…

いい親になろうとしてハマる盲点
子どもの心のエネルギーが無くなる気配が感じられる時、すなわち「やる気がない」「学校を休みがち」など、子どもの行動が気になってくると、子どもを受容しようと必死になることがあります。

親はなんとか、早く治してあげなくちゃと思って、頑張って「受け入れる(受容)」を頑張る…。

 

おかん塾でも「毎日子どもを褒めるように」と専門家に言われたと、お母さんが相談に来られます。

 

もちろん、お母さん自身が心から子どもを「受容」できる場合は、それでいいのです。

 

でも、親は神様ではありません。

 

 頭では「受容」してるんだけど、 心がついていけない。

 

これ、思わぬ悪影響があるって知っていましたか?

 

これは 親業では「偽りの受容」が生じている、と考えます。

 

子育てには、「子どもを良く育てたい」という思いが「裏目」に出ることがあるのです。

 
子どもの行動をすべて受け入れられる親はいないのです。

親もツライ・子もツライ「偽りの受容」

「偽りの受容」は、本当に厄介です。

 私もスッポリとはまり込んでいました。

 

 子育てがシンドイ、イライラが無くならない、ちっともラクにならないのは、ここに気づいていないことが多いです。

 

 でも、親だけでなく、子どももシンドくなっちゃうんですよね〜〜〜〜    

「偽りの受容」

 子どもは親の態度に対して驚くほど敏感である。

 親の本当の感情を察して、気味が悪いほどであるが、それも親が「ことばによらないメッセージ」ー子どもが感じることができるヒントを送るからである。

 親は時には意識的に、また、無意識にそれを送っている。

 非常に幼い子どもにも、そういうヒントはすぐに伝わる。

 子どもは経験から、こういうヒントは母親が本当には自分の事を受容していないという意味だと察しており、自分は受容されていない、母親は自分を好きじゃないという感じをもつ。

  

 

矛盾するヒントは、子どもを完全に混乱させてしまう。

 子どもは「身動きできなく」なってしまう。 子どもをこのような動きのとれない状態に置くことは、その心理に深刻な影響を与える。

 

 子どもは自分は愛されていない、と思うようになってしまう。

 そして、自分は愛されているかいないかをいつも「試そう」としたり、大きな不安感に付き纏われたり、感情の不安定な子どもになったりする。

 

  子どもにとって、一番やりにくい親とは、 やさしい言葉で話し、「自由」にさせ、受容しているかのように行動して、あれこれ要求しないくせに、 本当は受容していないことをかすかに伝える親である。

  

偽りの受容を続けると、長い目で見ると親子関係にとって最も有害になる事がある。

 それは、子どもが「混合メッセージ」を送られて、親の正直さ、誠実さを真面目に疑うようになるかもしれないことである。

 何度も同じ経験をすると、母親の口にすることと、心で本当に思っていることとは違うんだという事を、子どもは学習する。

 そして、そんな親に不信感を抱く。

  

親子関係の様に緊密で長く続く関係では、親の本当の感情を子どもから隠すことは、ほとんど無理である。「親業」—子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方(トマスゴードン著:大和書房)より

  

 

 偽りの受容については、教科書のP26〜29ですよ〜  持ってる人は、もう一回読んでみてね!

 

 エネルギーが無くなって、やる気がなくなっている子どもは、親の一挙手一投足に、とても敏感。コトバにも敏感です。

 

 そして、それは単なる表面的な言葉だけではないのです。コトバの奥にあるもの、ニュアンスから、親の動向・意図しているところを推し量ります。


ウラオモテのない、純粋で正直な親であることは、私たちの想像以上に心のメンタル形成に大きな影響を与えるので、とても大切なのですね。


正直な自分でいるか?  

子育ては、24時間、365日の仕事です。


だからこそ、人間関係づくりには、親が親ぶらない、子どもを子ども扱いしない、「誠実さ」がカギになります。

親をすることがしんどくなるのは、たいてい「親の仮面」をかぶって、すこし自分をムリして「本当のところを見せていない」から。


より良い親子関係のヒントは、予想外のところにあるのかもしれませんよ。

 

続き
2026/01/23
主体的で自由な大人の学び
親業訓練講座は全8回です。毎回、宿題が出ますが、提出は「自由」です。
大人の勉強は強制されることはありません。
学びは「主体的な行為」であるとき、最も効果があがるものだからです。
宿題は書くことでたくさんの気づきがありますし、私にとっても嬉しいものです。
そして、詳しい内容については、ここでは触れませんが、その内容を読みながらじ~~~~~んとしてしまいました、、、。
ああ、苦しかったんですね…
続き
2026/01/22
「ママ、バカ、死んでしまえ!」悪態をつく3歳子どもが落ち着いた親の関わり方
明日は、大阪府守口市子ども家庭センター「あえる」さんが主催されている、親向けの講座の第2回目です。
「あえる」さんでは、3年前から親向けの連続講座に、ゴードン博士のコミュニケーション講座を採用してくださっています。(全6時間の内容を2時間×3回に分けて、開講)
たくさんの就学時のママが参加されていて、はじめての「体験学習」を楽しんでいますよ~
講座は、ワークショップ形式で、参加者同士の話し合…
続き
2026/01/21
「千里の道も一歩より」もっとも大切な親業を学ぶコツ
今までの私だと、子どもが何か話をした時に、瞬間的に「いや、それはね・・・」と間違いなく言っていたのですが、
先日の私は「あ、あなたは〇〇なのね」と言えるようになったんです!
と、受講生の方の嬉しい報告がありました。
自分の口が、とっさに言ってしまいそうなコトバを飲み込み、そして、別のコトバに「コントロール」できたこと。
これは、何でもないことかもしれませんが、実は、意外と難しいことでもあるので…
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