親子関係が悪くなる最大の要因とは、子どもの特性や性格、家庭環境など色々あると思われているかもしれませんが、
実はとてもシンプルです。
それは、親が子どもに使う「権力の行使」なのです。
つまり、自分の思い通りの子どもを動かそう、コントロールしようとする行為のこと。子どもは親の「おしつけ」に反発するのです。
じゃあ、権力行使とはなんぞや???
日頃、現場で何が行われているのか?または、行われてきたのか?具体的に考えるのが、講座中盤にあたる第6回目の講座です。
ここね、
かなりツライところなんですよね。
し〜〜〜〜〜ん。。。。
一瞬、静かになる講座では、力を使われてきた、幼い頃の自分と出会ってしまう時間でもあります。
ああ、、だからね。(←深いため息・・・)
そりゃー知らんがな・・・だって、こんなん、誰も教えてくれへんかったもん
そうですよね。心が育つ原理は、学校では教えてもらえないのです。
そして、ほとんどの人が、親、上司、兄弟、先生、先輩、親戚、近所の人などから、強制的に何かをされた経験を持っています。
「親に習い事をさせられた」
「強制的にその服を着せられた」
「知らない間に〇〇にならされてた」
な〜〜〜んていう、ちょっとイヤな思い出がよみがえってきたりしてね。
それって、日常生活の中はほとんど忘れていたことなのに、話し出すと、まるで昨日のことのように、まざまざと思い出すのがホントに面白いのです。
自分が納得していないことを強いられた時、誰もが反発を感じていると思います。
で、面白いのは、この時に感じた、感情の記憶がよみがえってくる場合があることです。
事柄は忘れても、その時に感じた嫌な記憶は残っていることは、誰でも思い当たることがあるかもしれません。
もちろん、その記憶をバネにして、自分を成長させてきたという事もあると思います。
ですが、人間関係が悪くなる原因や、依存的な思考が育つ要因などが理解できると、「ああなるほどな~」なんて、ものすごく腑に落ちてくると思います。
今までの生きづらさの原因がピタッとわかってしまいます。
で、私はそれは辛いことかもしれないけど、希望でもあると思うんですよね。
だってね、「新しい考え方」を知る事で、親子関係や人間関係を考える時に、見方や感じ方に明らかに変化が訪れるからです。
私は、ここの理論が腑に落ちたことで、自分も親も悪くなかったと思えました!そのことが、どれだけラクになったことか~
そして、心配は無用だと言いたいです!なぜなら、努力次第で大切な家族と勝ち負けのない関係を作ることができるからです。
目指すべき方向さえわかれば、後は、そこに向かって、ただ進むだけ〜〜
、、、なんですが、
現実にはそう簡単にはいかないかもしれません。何しろ、今まで生きてきた人間関係の固定観念を覆すような大変な作業が必要なのですから。。。。
ですが、私はそこも背中を押したいです。
正しい知識を知ることは、変革のための、はじめの一歩となるからです。
へっへっへ(←到達したぞ〜〜〜〜というドヤ顔!)
ま、私の場合、20年近くもかかってきましたけど(-_-;)
でもね、私が「勝ち負けのない親子関係」への努力を惜しまなかったことで、知らなかった頃と比べるとはるかにマシになっていたことは確かなはず!
そして、子どもに確かな反応や手応えがあったのも事実なんですよね。手ごたえを感じているはず!そして愛情が循環していくと、きっと、楽しくなるはずです。
聞く、話すだけでは、不十分。対立をなかったことにしないで、対立を明らかにして、ちゃんと解いていく姿勢って、これからの人間関係を考えるために欠かせないスキルになると思います!
私もね、対立は、もともと超苦手だけど、少しずつ、体質改善中(笑)子どもにダイレクトに繋がっていくから、これからもがんばってできるようにやっていけたらなあって思うんですよ♪