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ズボラおかんでいることは「息子たちの幸せの為」という理由

ズボラおかんでいることは「息子たちの幸せの為」という理由

私の両親は、いつもどちらがイニシアティブをとるかで言い争いをしていました。


いつもは父親が勝ち。でも母は時々しっかりと逆襲。


母が死ぬまで、その関係はずっと続いていました。当然私もその環境で育ってきたわけです。

人間関係は、勝つか負けるか。それが当たり前でした。

「勝ち負けの世界」で育ってきた私が、結婚して、親業に出会い、「勝ち負けのない世界」を体験しています。
 

本当に対等で平和であたたかな人間関係は、すごく気持ちいいです。

 

こんな世界があったんだ〜〜〜〜

 

それはそれは、創造もしていなかった世界。

 

そしてね、とっても気持ちのいい世界であるのだけれど、ここに来るまでに、今までの世界とのギャップも感じて味わってきました。

 

 理想の人間関係を達成する中で、いつも、迷ったり、困ったり、立ち止まったり、 

自分を許せなかったり、自分にとまどったり、、、

 

 それでも、母親をやっていく、という日常の中で、世代間のギャップを私自身の中で吸収していく、自分の葛藤を、自分の中で消化していくそんな日々を送ってきました。

 

 

不器用な愛の連鎖を次世代に持ち越さないために、私の世代でその軋轢を解消したい、それこそが、私の使命。

 

 これ、

わかる人にはわかるけど、分からない人には、ホントにわからない世界ですよね。

 

 

おかん塾の受講生さんも、元、勝ち負けの世界出身の方が多いですよ。


そして、私のブログが彼女たちを励ましているらしいです。 お話をしていて、ここに来られる方は、私と同じ思いを抱いているのではないか?

 

親から受け継いだ子育てを次世代に繰り越さないために、自分の代でなんとかケリをつけたい、と思っている方が多いのではないか?

 

、、、

ということが、確信に迫るように感じました。

 

 

本当に対等でお互いを尊重し合える家族のために、自分の味わった思いを繰り越さないようにしたい、

 

そんな想いが溢れています。

 

 

子どもが、本当に自分の幸せを満喫してもらうために、何の取柄もない、フツウの母だけど、こんな私にもデキる、一番いいことを愛する子どもの為にやっていきたいという思いは、みな同じですね。

 

私は親の子育てのイヤなところは引き継ぎたくありませんが、それが、なぜ起こるのかがハッキリ分かったので、逆に親の子育ての良かったなと思うところはちゃっかり引き継いでいますよ(笑)


私の子育ては、決して甘やかしではありません。

どちらかと言うと、厳しいです。

  

でも、厳しく育ててもらったから、社会に出た時に、とても助かることがありました。

 

 フツーに、当たり前にしているだけで、そこそこの評価がもらえたんです。

 

 

他人の話を聞くことも、他人を立てることも、黙々と仕事をこなすことも、厳しかった父のお陰で、私には難なくできたので、社会で困ったことがほとんどないのです。

 

 

女性で損をしたと感じたことは一度もなく、むしろ、自分は女性であることで恵まれていると思っていました。



お茶くみも、コピー取りやりましたが、どの仕事もすごく楽しかったんです♪

私がそんな気持ちでいたからか、本当にたくさんの上司に恵まれて、総合職にまでしてもらいました。

 

 

男性ばかりの職場であったのですが、男性ばかりだから私は女で得してるよな〜なんて思っていました。

 

 

あ、変な意味ではありませんが、ホントに、全くなかったんですよね。

 

 

私は両親の元で「勝ち負け」の中で育ちましたが、それによってイヤなこともたくさんありましたが、彼らのお陰で、社会人生活がラクラクだったってことは「事実」だと思っています(笑)


  

生活が厳しいと、それが緩まると、すごく生きやすいと思うのです。

 

 

生活がラクだと、それが行き詰まると、それだけでストレスになる事があります。

 

 

わたしは、自分の育ち方はとても、窮屈だったけどね

 結婚してからは天国みたいです(笑)

 

で、社会にでたとき、緩まるくらいの方が、なので、家庭では厳しいくらいの方が、子どもの将来にとってはやりやすいのではないか?と言う考えを持ったんです。

  

だから、親がムリしてまで甘えさせなくてもいいんちゃうの?


 特に、我が家は男の子です。

将来結婚したときのことを考えると、至れり尽くせりにしているよりも、何も特別なことはしていない方が、お嫁さんに何か特別な事をしてもらっただけでも、とても幸せを感じて、結果的にHAPPYになるのではないかと思っています。

 

 

そして、結婚してからの方が、人生長いのだし、自分の家庭で、自分の伴侶と、幸せな家族を作ってくれることが、子どもにとって幸せなこと。

 

 

その為にも今、優遇し過ぎずに、最低限のことをするだけのほうが、ゼッタイにいいのかな〜〜〜〜

 

 と、子どもたちのために、

せっせと、ズボラ主婦を極めることに決めました(笑) 

  

ホント、

大変だったわ〜〜〜チョキ

 

そんなおかん生活でしたが、もうすぐ終わりです( ノД`)シクシク…


息子たちが自分のことを難なくこなしていく姿を見るたびに、

「間違ってなかったなっ♡うふ」

 

って思っていますよ(笑)