昨日は、月に一度開講している教師学講座の第3回目でした。
この講座は、ゴードンメソッドの決定版とも言うべき「影響力のある指導者」になるための、具体的なコミュニケーションスキルを惜しみなく学び体験学習する講座です。
ゴードンメソッドのいくつかの講座を既に受講されている方が多いのですが、
むずかしい~
とため息が出るほどの濃ゆ~~い内容(笑)なのです。
それは、ロールプレイがとにかく多いので、自分の無意識のコミュニケーションのクセが如実に出てしまうから。
ということは、具体的な技能をムチャクチャ深く学べる講座なのです。
昨日は、今までもいくつかの講座でおなじみなメンバーでの講座。和気あいあいとした雰囲気の中で、皆さんがそれぞれご自分の課題と向き合う時間でした。
私もね、
親業訓練とは違う、ピリリとした緊張感を味わいながらのインストラクションなのです。というのは、「教師VS生徒」って、ホントに対立だらけだからね~
生徒は容赦なく教師に「文句」言ってくるし、そもそも信頼関係も育っていない場合もあるし、
そんな中での「コミュニケーション」ですから、言葉よりももっと深い、「立ち位置」や「心構え」が問われるのです。
ちょっとした言葉のチョイスを間違うと、その「一言」に、生徒が嚙みついてくることも、少なくありません。
講座では、具体的な事例に沿って、心の動きをリアルに体感。
そして、お互いの気持ちの動きを振り返りながら、学びあっていきます。
そして、この「教師VS生徒」の構図は、思春期の「親VS子ども」とも似ています。なぜなら、人間関係が「対立」していることだらけ、だから。
教師学講座では、親業訓練でも扱う「対立の解き方」についてのロールプレイ演習が、親業訓練よるもはるかに多いのが特徴です。
そして、「対立の解き方」についても、親業よりも「手札」が多いです。
や~
おつかれさまでした!
一日かけての講座は、ぐったりと意義のある学びの時間でしたね(笑)
教師学講座では、ゴードンメソッドを一通り終えて、次回はさらに、教師学の原点である「相互理解」への学びを深めます。
子ども自身が、自らの可能性に目覚めながら、成長と更なる発達の為に自分で問題解決できる力を養うことを、協力にバックアップすることが、教師学の使命です。
次回もお楽しみになさってくださいね!
第3回目は、全開の