子どもの自立・自己規律心が育つ家庭環境をつくる親の学び場
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対立してても楽しく解決できる話し合いを体験

対立してても楽しく解決できる話し合いを体験
今日は、親業訓練オンラインクラスの第7回目。

「親業」の魂ともいうべき「対立がある時の、勝ち負けのない解決法」の実践となるロールプレイをしました。

講座では、実際に親役と子ども役に分かれて、対立の解消する過程を経験していただきます。

これこそ、親業の「山場」であり、争いのない世界の実現の必須スキルなのです~

子どもの話を「能動的な聞き方」で聞いていて、「わたしメッセージ」で伝えていても、それだけでは親子関係改善は不十分なのです。

意見の食い違いがある時、どちらかが、意見を押し付けている状態では親子関係は良くならないのです。なぜなら、どちらか一方の意見を押し付ける状態では、必ず後味の悪い「やり込められた感」 が漂うから。

この「やり込められた感」が積もり積もって、人間関係を破壊するんですよね〜〜〜

ここは本当に大きなポイントなのです。

第7回目のロールプレイはものすごく学べる体験学習なのです。

親のコトバに、子ども役の方がリアルに反応しますからね。

自分の内面からの意欲や心の変化みたいなものを感じていただけるのが、この講座の醍醐味です!

ロールプレイではその時に感じたままを体験しますから、反応次第では、もちろん上手くいかなくなる時もあります。

そこも体験!

一言でココロがどう動くかがリアルにわかるんですよね。

この講座で行うのはすべて、実生活で活かせるようになるためのコミュニケーションです。使うコトバにより、伝わり方が変わり、展開がまったく変わってくるのは、もう不思議なほどですよ。

ほんの些細なコトバでも、親の一言を子どもは見逃しませんのです。

親業は、問題解決のためのステップが細かく提示されています。もっとサラリと問題解決できることがわかると、これからの関係も変わってくるかもしれませんね。

話し合いの流れをどう作るかで、親子関係はかなり違ってきます。

まずは、どちらも負けない方法でどちらも大切にする方法で、一緒に問題を解決しよう!と、あなたが気持ちを決めるところから始めて下さいね。

親と子が対立を通して「一緒に考え」二人とも満足のいく解決策に達すると、深い愛情と優しさの感情を体験することが多い。

 

対立があっても、お互いが良いと思う解決策で解決された後には、親子は前よりも近づき合う。

 

対立が消失して気持ちが良くなるだけでなく、自分が負けなかったことで、二人ともいい気持になる。

 

また、自分の欲求を考慮し、自分の権利を尊重してくれたた相手の気持ちに対し、お互いに温かい感じを抱く。

このように、第3法は親子の関係をさらに深く、強いものにする。(「親業」トマス・ゴードン著 P184より)



次回は、いよいよ最終回。

親が大事にしている価値感をどう伝えるか?ここも具体的に学んでいきますよ!お楽しみに~