私の住んでいる、「生瀬」と言う土地は
元々は宿場町だったそうです。
大阪まで30分ほどなのに、今どき珍しいほど暖かい土地柄。
昭和の香りがのこっているような、ノスタルジックな街です。
例えばボランティア活動も盛んで、いつまでもイキイキとしている方が多くおられます。
気持ちの余裕というか、お人柄がお顔に滲み出ているように感じます。
皆さん、とってもステキでカッコイイのです。
こういうのは、「生き方」なのでしょうね。
姿勢もシャンとしているし、コトバの端々に、優しさや気遣いが溢れています。
年を重ねてもお元気で現役で、ご自分の人生を謳歌しておられる方と話すのはとても気持ちいい。
幸せな人生を送りたい私にとって、とても参考になります。
身だしなみも、いつもキチンとしているのは、ご自分がそれを好きだからなんだろうな。
自分の好きなことをしながらイキイキと生きる姿には、学ぶことが多いです。
ある日、ある方がこんなことを言ってくださいました。
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人には2種類いる。
お世話をする側と、お世話をされる側。
ある人に、そう言われたんや。
ずっとお世話をする側にいないとあかんでって。
「情けは人の為ならず」っていうやろ。
自分の為にボランティアしてるんやで。
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いつまでも現役で、
他人のために働くことを喜びとしているような、
そんな様子です。
決して威張ったり、ひけらかしたりせずに、
自然に
自然に、
どんなに、みんなに役立つことであっても、
みんなの為に、でなくて、
「自分がしたいからする」
ここの地域性に触れて、
地域を愛し、地域の為に楽しそうに働く方々に触れて、
色々なことを学びました。
それまでの私ときたら、
いつも、自分が「損」をしないよう、
自分だけがイヤな目に遭わないよう、
損得勘定で考えながら、
「勝ち負けの世界」に生きていました。
例えば、口グセなんかも、
損したわ
いいなあ~
ズルいっ
などなど。
誰かに期待して、誰かに尽くし
期待通りのモノ・評価が得られないと、怒り不満を募らせ、
そして
そんな自分に落ち込む・・・
そんな事を繰り返していました。
でも、
この土地で、みんなの嫌がる役目を進んで引き受けるたくさんの方の人柄の清々しさや、美しさに触れるたびに、
本当の幸せとは?
幸せの定義が大きく変わっていきました。
子育てをしながら、
色んな人とぶつかり、
本当に色々なことを考えました。
ずっとお世話をする側にいる人と、
ずっと与えられる側にいる人と、
あなたはどちらを選びますか?
私は、
与えられる側を生きる人となりたいな、と、そう思いました。
もらった厚意は倍返し~(古い?)
私にできる範囲のことを、心を込めてすると、
ワクワク面白いことが起こります♪
勝ち負けの世界は、
奪い合う愛。
愛するがゆえに、傷つけ合い、枯渇する世界。
勝ち負けを手放して、
貴女の中にある、
純度の高い愛情を見つけよう。
そして、
それを与えよう。
ホンの小さな愛でも大丈夫。
純度の高い愛は、
きっとホンモノだから輝きが違うから。
ホンモノは相手の心に届き動かします。
メッキでないので、はげません。豹変しません。
愛は循環し、更に大きくなっていきます。
子どもの心は愛で育ちます。