9月から2カ月間、学びを共にしたメンバーと、最後の授業でした。
最終回は、ああもう終わってしまうの??という心細さも味わいます。
親業訓練講座は、決して優しい楽しいだけの時間だけではありません。時には厳しい現実を突き付けられるような、耳の痛~い話もたっぷりある講座です。
そんな真剣な学びの時間なのですが、でも、「この時間があるから、心が支えられます」とか「この時間を楽しみにしていました」と言われることも多くあります。
今日も何人かの方がそのような感想を話してくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
これは、受講生の方自身が「自分が変わっていった感覚」を実感として持てているからこそなのかな、と思います。子どもへの効果的な接し方の、基本の考え方と、具体的なコミュニケーション技能の2つを理解することで、今まで感じていた色んなモヤモヤがどんどん明らかになっていったんだろうな。
心の中にあったモヤモヤした霧が晴れたら、自然に視界が広がってきますからね。
子どもは何も変わっていないのに・・・(笑)←ふしぎ
ですが、その理由も少しずつ納得できるかもしれません。モヤモヤしても、そこに何があるのかを具体的に視る練習もたっぷりするし(そして、実は妄想だけだったりすることに気づく)、言いたいことがあれば、それをハッキリと言えることが出来ると、とにかく後味がスッキリして「自分の好きな自分」でいることができます。
そしたら、自然に家の中が落ち着いてくる(笑)←不穏な空気感は、実は親がまき散らかしていたと気づく
また、いい調子で改善しているなあと思っても、親子関係はそんなに甘いものでもありません。
そんな話も出ましたね。
親業は、一難去って、また一難。これも学んでいるとあるある(笑)ですね~
本当の自分に目覚めると、いろんな事の蓋がパカパカとあいてくるように、今までのように我慢ができなくなることもあります。または、望みは一つ叶うとどんどん高くなる(笑) 気の緩みとも言いますが(笑)
ですが、それも皆、表出できるからこそ出てきた問題だと思うのです。今までの「言えなかった関係」から、「言える関係」になったという事。
そして、こんな冷静さを欠いてしまった時こそ、学び時です!親にとって子どもは、最も遠慮のない一番厳しい「師」となります。
子どもは、自分の人生を賭けて、「親に変わって欲しい」と自分でできるありったけのサインを出します。こんなに自分をかけて向き合ってくれる人は他にいません。そして、今後の親子関係を左右するのは、親子が冷静になった時の処し方だと思う。
やらかしてしまった後、どうするか。
親子関係のいい所は、一緒に住んでいると、嫌でも顔を突き付けあえる機会が持てる事です。つまり、挽回のチャンスは多くあります。
私としては、親がときどき冷静さを欠いてしまうのは、圧倒的にわたしメッセージで自分の気持ちを言えていないことが、原因だと思っています。つまり、今まで我慢のし過ぎ(笑)
まあ、言い方を知らなかったのですから、ムリもありませんね。親業を学んだ今は、また同じことにならないための準備を、周到に多方面でしておきたいなと思います。
講座は終わってしまいましたが、親業のフォローはずっと続きますので、安心してくださいね。
次回は、2か月後にフォローアップ講座をします。
その時に、どんな変化があるのか楽しみです。
自分の子どもと言っても、相手は「人」ですから、自分の思う通りには動きません。こんなシンプルな事なのに、時々忘れてしまうのも、親業の難しさだと思います。でも、学ぼうという気持ちがあれば、人はいつからでも変われるし、親だって変われるのです。
それを子どもたちに証明したい!
そして、信頼と影響力を復活させて、一目置かれる人になる(笑)←これが狙い
ここで偶然出会った方たちが、すでにかけがえのない存在になっていて、すばらしい学びの時間を過ごせた事、そして学びを伴走させていただいて、本当に感謝です。
ありがとうございました。