受講生の方からも、受講されていない方からも、時々、このように「子どもに優しくしてあげられない」というご相談を伺います。
子どもや他人の話しを聞くのは、とても難しいです。
でもね、これには、理由があると思います!
それはね、ずばり「聞いてもらった経験がないから」です。ほとんどの人は、「話す」ことは好きですが、「聞く」ことをしていません。
「いやいや、私は聞くのが好きよ」という人もいますが、それは単に、「話すのが苦手」だというだけで、本当の意味での聞き上手な人とはちょっと違うかもしれません。
私自身がそうでした。
普通に暮らしていると、(特別に心理カウンセリングを受けるなどしない場合)大抵の人は「ホンネを聞いてもらった経験がないのでは?」と思っています。
そして、心理カウンセリングにも色々あります。
アドバイスや提案をしないで、意見を差しはさまれることなく、同情も慰めもされず、ただただ「私の気持ち」に焦点を当てて話を聞かれる心地よさを、私は知りませんでした。
ですが、これこそが人間の成長にとって欠かせないし、すべての親に必要なスキルだとゴードン博士も言っています。
何を言っても、
何を叫ぼうとも、
落ち込んでいようが、
笑っていようが、
泣いていようが、、、、
よいとか悪いとか、ジャッジせず、
大丈夫だよとか
ガンバレとか、励まさず、
でも、見捨てず、
自分の足で立ち上がるまで、隣にいて、ちゃんと見守ってくれる、、、ってことですからね。
でもね、これをやろうと思ったら、ちょっとコツが要ります。何よりも、相手のココロの痛みや傷口をしっかりと「そのままにしておける」強さが必要なのです。
聞いてもらう方は「どんなブラックな自分も受け止めてもらえるという心地よさ」を感じます。
これを体感し、この効果に納得して、そして「自分が子どもにやってあげる具体的な方法」として習得していきたい!
これこそ、親業訓練講座の最大の価値だと思います。
これって、例えると、「逆上がり」の練習みたなものだと思う。
コツが必要だけど、それって感覚的なところが多くて、一度できても、定着するまでは練習が必要かもしれません。
でも、正しい方法で練習していくと、身体に沁み込ませることができるし、きっと誰でも習得できる技能なのだと思います。本当に「技能トレーニング」次第なんですよね。
ちなみに、私は逆上がりができません(-_-;)一回だけできたことがあるけど、それ以上は練習しなかったんだよね‥‥
なので、できないままなのです。
子どもに優しくできない本当の理由とは
本当の優しさとは
それには、まずは、親である私自身も居心地の良い空間を味わうことが大事だと、そんなことも受け取れるようになっていきました。
お母さんって、毎日の家事や育児で、どうしても家族の為のがんばるから、少しずつガマンが溜まり勝ちですよね。知らないうちに、溜まる「心の澱」もあるから、それを、誰かに聞いてもらう機会は、母親にこそ必要だよな~~~
そしたら、きっと家族にももっと優しくなれるはずだ!
おかん塾も、そんな「何を言っても許される場」でありたいなと思います。